http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/174.html
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http://31634308.at.webry.info/201608/article_27.html
2016/08/31 22:01
一般にマスコミは、政府や自治体についての問題について、しつこく批判しないものである。しかも、地方紙が、その自治体の長の責任をしつこく批判するのは異例である。昨日も書いたが、今や新潟県の泉田知事と新潟日報の対立は、全国規模の話題になってきた。
これはある意味、泉田知事の作戦だったかもしれない。泉田知事が、新潟日報が県側の話を公平に報道しないから、知事立候補を辞めると述べたことに対して、新潟日報は、その発言こそが「報道機関に対する圧力にも等しく許しがたい行為」と批判した。それに対して知事は記者会見で、「事実に反する記事の訂正を求めることが圧力だというのは理解できない」と反論した。
この問題は、政府の菅官房長官の記者会見でも、原発再稼働の話として扱われた。中央の大手マスコミレベルでは、反原発と原発推進の話になって、もはや泉田知事と新潟日報の問題ではなくなった。今回の一連の動きは、原発を推進したい勢力と、反原発の象徴である泉田知事との問題として浮彫りにされた。
日刊ゲンダイ紙も、反原発のシンボルととらえ、「原子力ムラはニンマリで、東電の高笑いが聞こえてくるようだ」、と締めくくっている。
反原発のシンボル泉田新潟知事が突然「出馬撤回」の背景
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188900
原子力ムラはニンマリだろう。4選出馬を表明していた泉田裕彦新潟県知事(53)が30日、突如文書で“出馬撤回”を明らかにした。柏崎刈羽原発の「再稼働」を認めず、“反原発”のシンボルになっていた泉田知事に何が起こったのか。
地元紙記事に反論「圧力、理解できず」
毎日新聞2016年8月31日
http://mainichi.jp/articles/20160901/k00/00m/010/070000c
任期満了に伴う新潟県知事選(9月29日告示、10月16日投開票)に4選出馬を表明していた現職の泉田裕彦知事(53)が立候補を撤回したことについて、決断の理由として名指しされた地元紙・新潟日報は31日付の朝刊で「報道機関に対する圧力にも等しく許しがたい行為」とする服部誠司編集局長名の記事を掲載した。泉田知事は同日の記者会見で「事実に反する記事の訂正を求めることが圧力だというのは理解できない」と反論した。
同紙は記事の中で、県が出資する海運会社の子会社の事業を巡る一連の報道について「綿密な取材と事実に基づくものだ」と強調。県側がこれまで「事実に反する」と修正などを申し入れ、ホームページに掲載したことについて、「誤報であるかのような印象を抱かせる一方的見解を公表し、新潟日報社の社会的信用・評価をおとしめる行為で、断固として抗議する」と反発した。
これに対し、泉田知事は会見で「圧力だというなら、県からこういう申し入れがあり、我が社はこう思うと紙面上で議論すればいい」と指摘。出馬撤回の理由について「県の説明は載らず、きちんとした声を県民に届けられない。私が引く方が、新潟の未来をどうするのか、原子力防災をどうするのか純粋な議論ができる」と繰り返し強調した。
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