http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/130.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201608/article_26.html
2016/08/30 22:18
新潟県の泉田知事の、4選への立候補が取りやめになった。泉田知事と言えば、東京電力柏崎原発の稼働に対して、東電の事故原因の説明を徹底的に求めて、その原因がわからない内は稼働を許可しないということで有名である。先日も、東電幹部が泉田知事を訪れ、原子炉のメルトスルーの報告が遅れたことを陳謝していた。
その泉田知事の立候補取りやめは、県が出資する第三セクターのフェリー購入のトラブルでの損金の責任を、新潟日報に追及されたことが主因のように書かれている。しかし、8月30日の社説にも県の情報の非公開を批判する記事が掲載されている。
県の情報非開示 何を隠す必要があるのか
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20160825275632.html
どこに顔を向けた判断なのか。県民の信頼に背く対応と言わざるを得ない。
法律で策定を義務付けられた福祉・医療の4計画を県が作っていなかった問題で、新潟日報社は経緯についての情報公開を請求、県が文書を公開した。
今回の泉田氏の後援会が公式サイトに
「この秋の新潟県知事選挙からの撤退についてhttp://www.kenoh.com/2016/08/30_izumida.html」
と題した投稿を掲載されている。
その文の中に以下のような文も書かれている。
(前略)
こういった中、今回の選挙は政策論と関係ない動きが続いていると感じています。特に、日本海横断航路に関する一連の新潟日報の報道は、憶測記事や事実に反する報道が続きました。再三の申し入れ( http://bit.ly/2bYbBed )にもかかわらず、訂正や説明もなく、最近まで県から申し入れがあった事実も報道してもらえませんでした。また、読者からの説明を求める投書に対する回答を一両日でお返ししたにもかかわらず、県からの回答が現在に至っても掲載されません。
このため、県が組織的に虚偽答弁をしているのではないか等の誤った印象が形成されているように思います。県庁内においては、憶測記事や事実に反する記事への対応のため、通常業務に支障が出ていますし、職員の残業時間も大幅に増加しています。県庁舎内での森長岡市長の知事選への立候補表明の際には、クラブの代表幹事社として、庁舎管理責任を有する県職員の同席を認めない上に録音も禁止する一方、その後、十分な情報無しで森市長立候補表明に対するコメントを求めるということもありました。
新潟県内で大きな影響力を有する新聞社が、県の説明は読者に伝えることはせず、一方当事者の主張に沿った報道のみがなされている状況です。また、東京電力の広告は、今年5回掲載されていますが、国の原子力防災会議でも問題が認識されている原子力防災については、例えば、県が指摘している現在の指針に従えば避難が必要になったときにはUPZ圏内の住民40万人強を2時間で避難させなければならなくなる問題等県民の生命・健康を守るうえで重要な論点の報道はありません。このような環境の中では、十分に訴えを県民の皆様にお届けすることは難しいと考えています。
以上のような状況に鑑み、この秋の新潟県知事選挙からは撤退したいと思います。これまで、ご支援をいただいた皆様方には、お詫び申し上げますとともに心よりの感謝を申し上げます。
平成28年8月30日
泉田 裕彦
上記の後半の部分に、新潟日報には広告が5回も掲載されたが、その稼働を停止させている理由である避難問題については報道されないことに恨みを述べている。
新潟日報の真意はわかりようがないが、私の個人的な感想になるが、明らかに新潟日報は泉田知事を必要以上に批判しているように思える。これを素直に考えれば、原子力ムラが背後にあり、さらに言えば、政府の方針に逆らっている知事の交替を狙っていると思える。
泉田知事の対抗馬は長岡市長だった森氏で、全国市長会の会長である。Wikiを見れば、原発稼働賛成派の県議の支援を受けて県知事に出馬と書かれている。 なるほどである。
泉田知事の立候補取りやめは、柏崎原発稼働への通行手形と見なしていい。原発稼働に最も見識を持っている知事がいなくなるのなら、何とも悲しい。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK212掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。