http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/589.html
Tweet |
自衛隊新任務25日にも訓練開始
http://79516147.at.webry.info/201608/article_158.html
2016/08/22 11:31 半歩前へU
▼安保法本格運用へ近く表明
共同通信によると、
政府は、安全保障関連法施行に伴い自衛隊の新たな任務となった「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」の実施に向け25日にも国内訓練を開始する方針を固めた。
自衛隊の海外活動を拡大する安保法が運用段階へ本格的に移行する。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)にこれから参加する陸上自衛隊部隊へ新任務を付与することを想定。
稲田朋美防衛相が24日に訓練開始を正式表明する見通しだ。政府関係者が19日明らかにした。南スーダンでは現在、陸自第7師団(北海道千歳市)を主力とする約350人が10次隊として活動している。
◇
[PKO新任務] 安易な実施許されない
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201608&storyid=78120
8/21 付 南日本新聞
安全保障関連法の施行に伴い、自衛隊の新たな任務となった「駆け付け警護」と、「宿営地の共同防衛」の実施に向けた国内訓練が25日にも始まる見通しだ。
新任務の付与は、南スーダンに2012年から派遣されている陸上自衛隊の国連平和維持活動(PKO)部隊が想定される。
自衛隊の海外活動を広げる安保関連法がいよいよ運用段階に進むことになる。しかし、武器使用など現場で判断を誤れば、事態が悪くなるばかりか、隊員が攻撃を受ける恐れもある。
新任務の実施にあたっては慎重な上にも慎重を期すべきだ。
駆け付け警護は、武装集団などに襲われた国連職員らを隊員が武器を使って救い出す。宿営地防衛は、PKOに派遣された他国軍と共に宿営地を守る。
いずれも安保関連法にPKO協力法の改正を盛り込み、正当防衛などに限っていた武器使用基準も緩和して実現させた。
最も危惧されるのは現地情勢の悪化だ。7月に、大統領派と反政府勢力間で大規模な戦闘が起き、300人近い死者が出た。国連施設内にある自衛隊の宿営地にも流れ弾が飛んできた。
事態を懸念した国連安全保障理事会は、治安回復に向けて国連派遣団を約4000人増派する決議案を採択した。約350人で道路補修などにあたる自衛隊も宿営地域外での活動を一時やめた。
自衛隊のPKO派遣は、当事国の同意や紛争当事者間の停戦合意など、PKO協力法の「参加5原則」の要件が前提である。
南スーダンの治安はこの原則に照らすと極めて危うい。昨年8月に和平協定が成立し、大統領派と反政府勢力の双方で構成する政権が発足したものの、1年ほどで抗争が再燃した。
7月の戦闘の後、第1副大統領職を解任された反政府勢力トップが隣国へ避難するなど、情勢は混迷の度を深めるばかりだ。
だが現地を訪れた稲田朋美防衛相は「現時点でPKO参加5原則は満たしている」と強調した。抗争再燃については「PKO協力法上の武力紛争が新たに生じたということではない」と述べた。
果たしてそうだろうか。「派遣継続」とその先の「新任務付与」という結論が先にあり、判断が甘くなっている恐れはないのか。深く憂慮する。
新任務は11月に交代する部隊に付与する方向だ。現地情勢や、武器使用など部隊の習熟度合いを見極めた上で決める。
隊員を危険にさらすような安易な新任務の実施は許されない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK211掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。