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石原慎太郎が『月刊日本』でまた嘘をつく。「ドイツは、無条件降伏していない」(きっぱり)
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5b05a255d732a7d2a722cc69f6806f23
2016年08月19日 のんきに介護
内田樹@levinassien さんのツイート。
――しかし、世の中には平気で嘘をつく人がおりますね。『月刊日本』の石原慎太郎・亀井静香対談を読んで、石原慎太郎の息を吐くようにつく嘘にある種の感動を覚えました。ドイツは無条件降伏していないことを日本人は知らないっていうけれど、そりゃ知らないですよ。無条件降伏してるんだから。〔12:58 - 2016年8月19日 〕——
なぜ、石原は、
こんな嘘をつくのか――。
本当なら、
日本も無条件降伏する必要がなかったのに、
してしまった恨み、辛みを言うためなんでしょうか、
あるいは、
無条件降伏には錯誤があったので無効だ
と言いたいのでしょうか。
しかし、
どんな不純な動機があるにしても、
それ以上に大きな嘘の誘因が考えられます。
それは、
大抵これで、皆さん、ひっかかってしまうからです。
登山家が
なぜ、山に登るのか問われて、
そこに山があるから、
と答えたのに似てます。
その点、
内田氏が
見事に彼の嘘にひっかる側の
弱さを
抉り出してくれています。
引用します。
――石原の論法は若い時からずっと同じです。「・・・について論じるものはこれくらいのことを知っていて当然だ」と言って「誰も知りそうもないこと」を言い立てる。そして、「知らない」と言うと「おまえにはこれを論ずる資格がない」と嘲弄する。〔13:00 - 2016年8月19日 〕——
――でも、そのときに石原が挙げる「これくらいのことは知っていて当然」という事項を石原が選んできた条件は「誰も知りそうもないこと」なんです。ほとんど知られてない本からの引用とか、個人的に聴いた「ここだけの話」とか、あと嘘。〔13:02 - 2016年8月19日 〕——
――おかしいのは、そういう「はったり」に対して「そんな話聴いたことがないなあ」と正直にいう人がいないこと。みんな頷いて、「それくらいのことはオレだって知っているよ」って言って石原と対等になろうとする。そうやって術中に陥る。あの人はそういう人間の弱さを熟知していますね。〔13:05 - 2016年8月19日 〕——
――「・・・について知らないものはこの論件について語る資格がない」というロジックを使う人間とは口をきくだけ時間の無駄です。彼らは真実の開示には興味がないし、人間の知性の向上にも興味がない。自分がその場で「でかい顔をする」ことにしか興味がない。マウンティング命なんです。〔13:08 - 2016年8月19日 〕——
――だから、石原慎太郎が橋下徹のうちに「後継者」を見出したというのはまことに歴史的必然があったのだと改めて思います。〔13:12 - 2016年8月19日 〕——
石原慎太郎の
「てっぺん野郎」というあだ名、
なぜ、ついたのか、
どこがどう当人に相応しいのか、
理解しかねてました。
しかし、内田氏のツイートを読んで、
なるほどと合点できました。
こういうマウンティングな彼の行動原理を
直感的に、あるいは、分析的に踏まえた上でのものだったのか、
今もって不明です。
しかし、実に、言い得て妙ですな。
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