http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/476.html
Tweet |
小池氏“側近”も宣戦布告 膨れあがる五輪組織委の高額家賃
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188098
2016年8月19日 日刊ゲンダイ
小池都知事(右)と若狭議員(C)日刊ゲンダイ
宣戦布告か。小池都知事“応援団長”の若狭勝衆院議員が東京五輪組織委員会の高額家賃にカミついた。
自身のブログに「組織委の役職員は収賄罪の適用対象」とまで書いた。会長は他ならぬ森喜朗元首相。小池氏とは“犬猿の仲”の森会長が牛耳る組織委にケンカを売るとは大した根性だが、まだ若狭団長も知らない秘密がある。組織委の高額家賃は4年後の五輪開催までうなぎ上りに上昇する宿命なのだ。
“若狭の乱”は唐突に始まった。いきなり16日付のブログで〈これでいいのか、オリンピック・パラリンピック予算!〉と題した文章を掲載。
昨年3月から東京・港区の地上52階建ての高層ビル「虎ノ門ヒルズ」に入居する組織委の高額家賃を疑問視し、思いの丈を次のようにブツけた。
〈なんと、その賃料は月額4300万円に上るそうです。年間で5億1600万円、2020年までに賃料だけで30億円超のようです。今年から、虎ノ門ヒルズのワンフロアを追加してますから、もっと多額に上がっているようです〉
そして元東京地検特捜部副部長らしい表現で、こうクギを刺した。
〈どうして年間で5億円を超す賃料を払う必要があるのか。(中略)仮に合理的な説明ができないまま、そうした出費を続けるのであれば、(中略)関係者の刑事責任(背任罪)が追及されることにもなりかねません〉
月額4300万円という数字は、昨年9月にテレ朝の情報番組「グッド!モーニング」が試算した金額と重なる。組織委は虎ノ門ヒルズの賃料は「契約上の守秘義務がある」(戦略広報課)として回答を拒んだが、昨年度決算の財務諸表では他物件(都庁のフロアのみ)を含めた賃借料全体で4億7680万円を計上。大半が虎ノ門ヒルズ分とみられる。
若狭団長の指摘額を若干下回るものの、組織委が年間約5億円ものバカ高い賃料を払っていることに変わりはない。
組織委は整備を受け持つ予定だった五輪の仮設施設の建設費が高騰。当初計画の4倍相当の約2800億円に膨らむ見通しで、資金不足を理由に一部を都に負担させようとしている。2年前に開業した虎ノ門ヒルズのピッカピカのフロアに億単位の賃料を投じながら、都民の税金をせびろうなんて虫が良すぎる。しかも、賃料はこの先も確実に膨らみ続けるのだ。
■4年後は職員7000人に拡大
組織委は20年大会の準備・運営を多岐にわたって担う。8月1日時点の職員は約750人。大半は都や各省庁、広告代理店、競技団体などさまざまな組織からの出向組だ。
本番が近づくごとに選手村の運営や会場の警備計画など業務内容はどんどん拡大し、比例して職員数も増え続ける。4年後は今の9・33倍、7000人になる見込みだ。外務省の約5800人を軽く上回る規模となり、今のオフィスは当然手狭になる。
「虎ノ門ヒルズを運営する森ビルは今年4月、隣接地を再開発し、新たに3棟の高層ビルの建設計画を発表しました。うち19年度に竣工予定の地上36階建ての『ビジネスタワー』に、組織委が移転、あるいはオフィスを増設するとの話を聞いています」(大手ゼネコン関係者)
この計画について、組織委は「そのような事実はございません」と回答した。森ビルの実質創業者とされる森稔前会長(故人)の政界人脈には森元首相も連なっていた。若狭事務所は「この問題は今後もブログに書いていきます」と話した
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK211掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。