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移転時期はどうなる?(豊洲新市場を視察する小池知事、右は内田茂都議)/(C)日刊ゲンダイ
小池知事は“都議会のドン”から豊洲利権を剥奪できるのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187918
2016年8月17日 日刊ゲンダイ
いよいよ、小池百合子都知事(64)VS“都議会のドン”内田茂都議(77)とのバトルが本格的に始まるのか。小池知事が、内田氏が握るとされる“利権”に切り込む構えを見せているのだ。内田氏は築地市場の豊洲移転に絡んで、巨額な利権を押さえていると指摘されている。もともと、豊洲への移転は問題が多いとされてきたが、ここへきて小池知事は“移転ストップ”のニュアンスを強め始めている。
小池知事は16日、築地、豊洲の両市場を視察。築地では都の職員から説明を受けた後、水産仲卸売り場を5分間、見て回った。敷地面積40ヘクタールの豊洲では、水産仲卸売り場棟を8分間、排水処理施設棟を7分間という駆け足での視察だった。
間口が狭くてマグロが切れない、荷物の重みで床が抜ける――といった“欠陥”続出の豊洲の問題点を、果たしてこれほどの短時間で把握できたのかどうか。11月7日の移転まで3カ月を切り、「いったん立ち止まって考える」と言っているが、本当にヤル気があるのか怪しいものだ。
しかし、17日発売の「週刊文春」によると、内田憎しの小池知事は「内田のドンとは徹底的に戦う。今いろいろと調べているところよ。築地移転の問題もそうね」と周囲に話したという。実際、内田氏が豊洲の利権に食い込んでいるのは間違いなさそうだ。
文春によると、内田氏は2009年の都議選で落選した後の10年、電気設備工事を手掛ける「東光電気工事」の監査役に就任し、年間数百万円の報酬を得ていたそうだ。内田氏を役員として迎えて以降、東光は売り上げが急増。13年12月には、東光が中心となってJVを組み、豊洲の管理施設棟の電気工事を約38億円で受注したという。
小池知事は17日の視察後のぶら下がりで、「どうして5800億円にまで拡大してしまったのか」と、不自然に膨らんだ事業費について検証することを約束。
さらに、「(土壌汚染の)モニタリングが終わるのは11月下旬。モニタリングが終わる前に開場する理由を確認する」「既に決まった日程第一で考えない」と開場延期をにおわせた。
■移転延期の可能性も
どこまで都民のことを考えているのかは疑問だが、内田氏潰しのために移転を延期する可能性はゼロじゃなさそうだ。
ある仲卸業者から豊洲の問題点を伝えられた小池知事は、心底驚いたというから、都知事選に出馬するまで豊洲の“欠陥”を全く知らなかったのかもしれない。ジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「9月初旬までに設置予定の都政改革本部は『情報公開』を重要なテーマに掲げています。小池さんは『都民がおかしいと思う税の使い道について、精査する』と発言しています。築地移転を延期した上で豊洲の問題を俎上に載せれば、内田さんが利権に関わっているのかどうか明らかになるかもしれません。都議会は自公が過半数を握っており、小池さんが出す案件を数の力で潰すことはできます。しかし、それをやったら世論の反発は必至です」
内田氏潰しが目的だとしても、“欠陥”続出の豊洲の開場を延期できれば結構なこと。逆に、もし“妥協”してしまえば、批判を受けるのは小池都知事だ。
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