NHKスペシャル／ある文民警察官の死～カンボジアＰＫＯ　２３年目の告白 gataro

NHKスペシャル／ある文民警察官の死～カンボジアＰＫＯ　２３年目の告白
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/245.html
投稿者 gataro 日時 2016 年 8 月 14 日 09:33:27: KbIx4LOvH6Ccw　Z2F0YXJv

NHKスペシャル／ある文民警察官の死～カンボジアＰＫＯ　２３年目の告白
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160813

2016年8月13日(土)
午後9時00分～9時49分

国際
政治

１９９３年５月４日。タイ国境に近いカンボジア北西部アンピルで、ＵＮＴＡＣに文民として初めて参加していた日本人警察官５人が、ポルポト派とみられる武装ゲリラに襲撃された。岡山県警警視、高田晴行さん（当時警部補・３３歳）が殺害され、４人が重軽傷を負った。湾岸戦争以来、日本の悲願であった人的な国際貢献の場で起きた惨劇は検証されることなく、２３年の月日が流れた。しかし、今、当時の隊員たちが重い口を開き始めている。番組ではカンボジアＰＫＯの襲撃事件を様々な角度から描き出す。そこには、戦後日本の安全保障政策が大きく転換しＰＫＯでもさらなる任務が求められることになった今、私たちが目を背けてはならない多くの“真実”がある。

1. 2016年8月14日 11:49:00 : GA4YyiB7bw : RGUFFfwNyVg[3]

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アップしてくれてありがとうございます。ラストの川野辺さん、見ていて涙が出た。

で爺

2. 2016年8月14日 15:21:45 : JjSQKQLkmo : 0azZlVJkxCU[79]

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で爺さん・・・それで、あなたは自公がとおした戦争法案（安保法）についてはどうお考えですか?　　安倍政権をこのまま続けさせれば戦争の道に突き進むとは考えませんか？　可哀想で涙が出たのは私も同じ・・・私は強く、安倍打倒を心に誓いました。

3. 2016年8月14日 16:05:20 : GA4YyiB7bw : RGUFFfwNyVg[4]

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あの程度の解釈変更で戦争に突き進むとは思いませんね。万一、アメリカの無理な戦争に参加するようならば、時の政権を倒せばよい。それが、普通の国の「民主的統制」の在り方であって、日本だけがそれをできないハズはないと思いますね。また、平和維持活動に関しては、日本も応分の国際貢献をしなければならないとも思う。

カンボジアPKOの場合、自衛隊は比較的安全なタケオに駐屯し、丸腰の文民警官が、いわば敵地のアンピルに派遣された。あのころ、日本政府は、自衛隊を安全に返して、PKOの実績作りをすることしか眼中になかったんだと思いますよ。

高田さん事件のひと月くらい前に、UNボランティアの殺害事件が起きたのだが、当時の外務大臣（河野洋平？宮沢？）が、事件から丸一日もたってないのに「事件に政治的背景はない」と声明を出したと思う。この見解自体は正しかった可能性があるが（中田さんの殺害は怨恨がらみだったかもしれない）、情報も十分に入ってきてないのに、こういう声明をだすので、「なんでそんなことが今わかるんだよ」と腹がだった記憶がありますね。要するに、派遣の条件は崩れてないことにしたかったのですな、当時の政府は。

この時点で、文民警官をプノンペンに戻す判断をすべきだった。中田さん事件の真相はおいておいても、ポト派が選挙をサボタージュする兆候は、もう出てたわけですから、事件をきっかけに判断を見直すことができた。それをしなかったのは、停戦合意は乱れていないという自衛隊派遣の建前を維持するためであって、そのために文民警官が犠牲になったんだと、オレは思いますね。

要するに、川野辺さん以下、当時の文民警官たちは、日本のPKOの矛盾をひとりで背負わされたわけで、犠牲を出した後でさえ、警察官としての立場上、事件についてしゃべることも許されなかった。だから、（キャリア警察官僚のヤマザキという人には、あまり同情しないが）、あれから２３年たって、事件現場で男泣きする川野辺さんには、ジーンと来るものがありましたな。

ではでは