http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/239.html
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「日本の大手メディアは何を報じてきたか?:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20554.html
2016/8/14 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
去年の8月、独仏共同出資のテレビ局ARTEが首相の戦後70年談話について報じた際、安倍首相と日本会議の繋がりについて、当たり前のように触れていた。
あれから一年が経過したが、日本の大手メディアはまだその「第一歩」すら踏み出していない。
米経済誌フォーブスの記事「日本の天皇明仁は、安倍を止めようとしているのか?」http://onforb.es/1gLxcZ7
「なぜ戦後70周年というタイミングで、宮内庁は玉音放送の公開を決定したのか? 最も可能性が高い答えは、明仁天皇がそれを命じたというもの」
安保法制反対デモも紹介。
去年の8月、米経済誌フォーブスは「日本の天皇明仁は、安倍を止めようとしているのか?」と題する記事を掲載した。
玉音放送公開のタイミングと、安倍政権がなりふり構わず進めた安保法制との関係にも言及。
日本の大手メディアは何を報じてきたか?
靖国神社では総理大臣や閣僚による靖国神社への参拝を求める団体が集会を開き、主催者の発表で1600人余りが参加しました(NHK)http://bit.ly/1KsUA4J
「『日本会議』会長で杏林大学名誉教授の田久保忠衛さんが『談話に100%賛成かというと必ずしもそうではないところ 去年の8月、日本の公共放送NHKは「安倍政権と日本会議の緊密な繋がり」
には一切触れないまま、一民間団体として日本会議と田久保忠衛会長を紹介し、首相の靖国参拝を復活させるようにという彼らの政治的主張を公共の電波に乗せて全国に宣伝した。
稲田防衛相、靖国参拝見送り 中韓に配慮か(日経)http://s.nikkei.com/2b3UGYH
「中国政府は稲田氏の防衛相就任を受け、外交ルートを通じて閣僚が靖国神社を参拝しないよう要請していた。沖縄県・尖閣諸島周辺で相次ぐ中国船による挑発行動も稲田氏の靖国参拝へのけん制との見方もあった」
「このため、与党内からは稲田氏に靖国参拝を見送るよう暗に促す発言が相次いだ」
「『防衛相の立場はほかの閣僚とは違う。大人の対応をしたということだろう』。政府関係者は12日、稲田氏が防衛相としての職務を優先する形で15日の参拝を見送ったことを評価」
戦前戦中、つまり国家神道時代の重要な宗教的政治施設でもあった靖国神社への閣僚参拝と、閣僚の95%が国家神道の価値観を継承する神道政治連盟国会議員懇談会会員である事実はリンクしているが、大手メディアは「対中国/韓国」という側面だけでしか報じない。
稲田朋美防衛相「九条改正が実現すれば、自衛戦争で亡くなる方が出てくる可能性があります」
「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」
これが現防衛大臣の思想。https://t.co/mhhiJO07vM
日本の安全保障との関連が希薄で、必然性がよくわからない「自衛隊の海外派兵」に、日本会議や安倍政権がなぜ執着するのか、彼らはそこに「何」を期待しているのか、という側面についても、そろそろメディアは議論しないとだめだろう。
今のうちにそれを始めておかなければ、手遅れになる可能性がある。
8月17日のNHK午後9時ニュースでは、天津の爆発事故での中国政府によるメディア操作を紹介した後、女性アナが「国民の不満をかわすために、こんなこと(印象操作と情報操作)までしているのか、という印象ですね〜」と驚き呆れるふりをしていた。
これも去年の8月に、日本の公共放送NHKが報じた「ニュース」。
中国共産党政府のメディア統制を批判的に報じること自体は何の問題もないと思うが、「国民の不満をかわすために、こんなことまでしているのか、という印象ですね〜」とは自虐ネタか?
>プーの熊 辻田真佐憲『大本営発表』(幻冬舎新書)とても「たのしく」読んだんですが、この「戦前ヒドすぎワロタw」な歴史への物見遊山的態度を《ただの消費の対象にとどめるのではなく、現在の社会問題と結びつけ、あるべき社会状態の維持発展のために役立たせたい》(p.261)と釘を刺す著者の真摯さよ。
私が辻田真佐憲さんを尊敬するのも、まさにこういうところ。
殻の中に籠もり専門分野の情報(インフォメーション)を頭に溜め込む「マニア・オタク」は大勢いるが、殻の外にある世界との関係や、殻の土台の揺らぎやヒビ割れにも目を向ける人は少ない。
この辻田真佐憲さんによる映画『シン・ゴジラ評』も一読を強くお薦め(ただし、作品を観る前に先入観を持たぬよう、鑑賞予定の人はその後に)。
「『シン・ゴジラ』に覚えた“違和感”の正体〜繰り返し発露する日本人の『儚い願望』」(現代ビジネス)https://t.co/eA4ClJqLuM
>山川冬樹 陸上自衛隊の新エンブレム、ワルい冗談かと思った。今回この血生臭さい意匠が公式に採用されたことは、歴史的に見て日本人のメンタリティの変化を現す象徴的な事件だと思う。 https://t.co/HKDQlEtZGZ
>山川冬樹 (承前)今回エンブレムにはっきりと日本刀という武器があしらわれたことには、こうした自衛隊の存在をめぐる矛盾に対する政治的メッセージが込められていると見るのが自然だと思うし、歴史を踏まえれば、それは三島の檄を受け継ぐものだという見立ては、決して的外れなものではないと思う。
>山川冬樹 僕たちにとって自衛官のリアルな姿とは、災害時に被災者の救出にあたる姿なのではないか。東日本大震災直後に原発周辺の捜索にあたった友人の自衛官のことを良く思い出す。彼には日本刀は似合わない。
友人知人に防衛省/自衛隊関係者がいたり、過去に個人的な交友関係を持ったことのある人なら、こういう感想が自然に出てくると思う。
武器や軍事などのマニアックな殻の中での好事家的関心でなく、生身の人間が関わる図柄としての適否で問題を考える。
陸上自衛隊の日本刀エンブレム問題、三島由紀夫の市ヶ谷でのクーデター煽動失敗/割腹自殺との関連というのも興味深い視点だと思う。
三島はあの世で喜んでいるかもしれない。
憂国忌(三島追悼集会)発起人には小田村四郎日本会議副会長の名前もある。
三島由紀夫「今、日本人がだ、ここでもって立ち上がらねば、自衛隊が立ち上がらなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。諸君は永久にだね、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ」(1970年11月25日、市ヶ谷駐屯地で自衛隊員に向け行った演説)
同じ事が起きたら、今の自衛隊員はどうするか。
今から46年前、陸上自衛隊には三島の「檄」に呼応する隊員はおらず、三島は総監室で割腹自殺し、持参した愛用の日本刀「関孫六」を楯の会メンバーに渡して介錯(斬首)させた。
こういう歴史的な出来事を踏まえた上で、市ヶ谷の防衛省/陸上自衛隊がエンブレムに日本刀を入れた事の意味は重要だろう。
「外国の剣も斬首に使われた」から日本刀エンブレムも問題ない等、論旨がよくわからない「言い返し」が相変わらず来るが、オスプレイの時と同様、書かれている文脈や論点を理解せず、特定の断片情報を「知っているか否か」に問題を矮小化して、変なテンションで勝ち誇る人が「マニア」の世界には多い。
ベルリンの壁崩壊と市民デモの関係について触れた、水島朝穂早大教授のコメントを紹介した時も、特定の断片情報を「自分は知っているがお前は知らないのか」と勝ち誇る罵倒が来た。
壁の崩壊に至るまでの事実経過という文脈で捉えず「点」しか見ない。
>wakabayashifamily 実際に自衛官は軍刀など帯びてないはず。それを象徴的に描くということは、「散華」や「玉砕」といった美化された精神論が、いまだ深く根付いている(もしくは根付かそうとしている)表れだと思う。時代錯誤甚だしい。 #陸上自衛隊公式エンブレム
>上丸洋一 11日産経新聞〈ある宮内庁関係者は「……雅子さまが、皇后となられてからも十分に公務をが果たせない状況が続けば、天皇に即位された皇太子さまに退位を迫るような意見も出かねない」と指摘する〉 皇后がダメなら天皇が退位? 本当に関係者が言ったのか。だとして新聞に書く内容か。産経恐るべし。
>プーの熊 マスコミは戦争がはじまって軍部に屈したのではなく、国威発揚と販路拡大の不幸な一致を見て以来、ずっと持ちつ持たれつの関係だったわけだ。そこで批判精神を維持する者は居なくなり、政治に対して鋭い眼を向ける国民の涵養もやめてしまう。この長い道のりの総仕上げが「大本営発表」だったわけだ。
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