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記載漏れを慌てて訂正…小池都知事の“怪しいカネ”を再追求
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187288
2016年8月7日 日刊ゲンダイ
収支報告書は訂正だらけ(C)日刊ゲンダイ
「政治とカネ」で失脚した猪瀬氏、舛添氏に続き、小池百合子新都知事(64)の政治資金の管理にも大問題が発覚している。小池氏の資金管理団体は、多数の記載漏れがあり、週刊誌に“収入隠し”と批判されて慌てて政治資金収支報告書を訂正。しかも、訂正後の書類にも不可解な部分が残っているのだ。
日刊ゲンダイは、小池氏が代表を務める資金管理団体「フォーラム・ユーリカ」の収支報告書(2012年分)に添付された領収書を精査。すると、12年にチョコ代として7万円以上も支出していたことが分かった。ところが、なぜか今年7月6日の都知事選への出馬会見の翌7日に支出を訂正。それ以外にも怪しい支出を同日に訂正していた。
■12年分だけ複数事業を一括計上
12年分の収支報告書の「組織活動費」の「会議費」に分類されるページには、前出のチョコ代金を含め「会議費」など6件の支出が記されている。小池事務所はこれら全ての支出を7日に訂正。別の4つのページに分け、それぞれ「第10回Y’sフォーラム」「第11回Y’sフォーラム」「第12回Y’sフォーラム」「大使館見学ツアー」と使途を明確にした。
一体なぜこんな訂正をしたのか。「小池百合子東京都知事候補『政治資金』が怪しい」と題された7月14日号の週刊文春はこう報じていた。
〈『フォーラム・ユーリカ』の13、14年分の収支報告書には、政治資金パーティー『Y’sフォーラム』で得た収入が記載されているが、12年分は抜け落ちている。12年に同フォーラムは2度行われているのに、“収入隠し”ではないか〉
小池事務所がこの報道に肝を冷やしたのは想像に難くない。慌てて12年分の収支報告書の不透明な支出を整理し、「会議費」としていたモノを「政治資金パーティー」として記載を改めたのだろう。ところが、ムリをして帳尻合わせをしたのか、訂正後の記載も不自然なのだ。もともとパー券で得ていた収入を減額しているのだが、どうにもつじつまが合わないのである。
12年8月28日に開催された「小池ゆりこさんの議員在職20年を祝う会」で得た約2900万円の収入を193万5000円減額し、新たに加えた3件のパー券収入として、そのまま計193万5000円を計上している。
しかし、「祝う会」に「対価の支払いをした者の数」、つまりパー券を買った人数は「1350」と記されたまま、訂正されていない。収入は減ったのに、パー券購入者の数は変わらない。193万5000円も減額したなら、当然、それに見合うように人数も減るのが自然だろう。小池事務所に問い合わせるとこんな答えが返ってきた。
「メディアの指摘を受け、(Y’s)フォーラムなど)複数の事業が合算されていたものを、それぞれに分けて記載したものであり、帳尻合わせではありません」
つまり、12年分だけ、3件分のパーティー収入を一緒くたにしていたということだ。政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授はこう言う。
「13、14年分はキチンと収支報告しているのに、12年分に限って一括計上とは不自然な話です。こんなことが常態化しては、誰がどのパーティーにいくら支出したのかが分からなくなり、政治資金規正法の趣旨にも反します。表に出せないカネを処理し、帳尻を合わせたと疑われても仕方がありません」
やはり、小池氏も「政治とカネ」で倒れるかもしれない。
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