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http://31634308.at.webry.info/201607/article_27.html
2016/07/30 11:37
安倍首相のお友達の甘利議員程、検察が遠慮している事例を見たことがない。検察も、下手に安倍首相の逆鱗に触れたら、ただでは済まないと思っているのであろう。今や、検察、裁判官も体制に沿ったことをやっていれば、身に何か災いが降ってくることはないと思っているのだろう。
元特捜部検事の郷原氏に言わせれば、斡旋利得処罰法のど真ん中の事件と述べている。甘利議員の事件は、直接お金を甘利氏に提供した者が甘利氏がお金を受け取りポケットに入れたとまで証言している。また、秘書に至っては、UR職員との斡旋話を録音で取られている。
ここまではっきりと証拠があるのに、小沢氏を強制起訴までさせた特捜部が同じ組織とは思えない。小沢氏の場合は、全て見立てのストーリーで動いたものであるが、さすがに、甘利氏秘書らについては、検察審査員も不起訴相当という決定は出来なかったらしい。検察審査会には、特捜部から甘利氏らを不起訴にした担当者(副部長クラス?)が、なぜ不起訴にしたかを審査員に一方的に説明する。
したがって、何の証拠調査に関わっていない審査員は、検事が述べる内容、証拠しか判断しようがない。よほど、意識の高く、事件を検証する能力がある審査員でない限り、説明検事を詭弁、説明を論破などは出来ない。秘書の場合は、録音をマスコミで公開されているので、検察も隠しようがなかった。しかし、甘利氏の方は、特捜部が甘利氏に事情聴取した内容を説明した中で、法律的に立件出来る証拠が無かったと言われれば、素人はそうですかと言わざるを得なかったのかもしれないが、大いに失望した。
結局、甘利氏は安倍首相のお友達として、庇護され、国会会期中、睡眠出来ないという仮病?で、国会での質問も出来ない状態であった。法の下では、総理であろうが、野党であろうが、平等の原則が崩れたら、もはや民主主義は無い。そんな横暴がまかり通る世の中になったことが残念で仕方がない。これを是正するには、野党の数を増やすしかない。
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