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機動隊が住民弾圧 沖縄・高江が「警察国家」となっている 日本外交と政治の正体
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186698
2016年7月29日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し
政府は沖縄県民を無視し実力行使(C)日刊ゲンダイ
日本国民の多くは、沖縄の高江という地名を聞いたことはないのではないか。今、この地で何が起こっているかは知らないと思う。22日、この地で米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事が再開された。主にオスプレイ用である。
これに対して、沖縄県議会は本会議で、建設に反対し、建設中止を求める意見書を賛成多数で可決した。知事も反対である。行政と立法の双方が反対しているにもかかわらず、工事が再開されたことに対し、知事は「県民に大きな衝撃と不安を与えるものであり、誠に残念だ」「強硬に工事に着手する政府の姿勢は到底容認できるものではない」と強く批判した。
何が起きているのか。政府は県外から約500人の機動隊員らを動員し、実力行使に出ている。反対派の抗議を排除し、工事現場に行く道路を通行止めにした。
22日早朝、沖縄・東村高江の県道70号が突然、封鎖された。新川ダム入り口の交差点で愛知県警機動隊のバスが両側2車線をふさぎ、北上しようとする全ての人と車の通行を一時遮断。当時の状況を地元紙・沖縄タイムスはこう報じた。
「県道路管理課によると、午前8時50分ごろ、県北部土木事務所の職員が道路管理者として状況確認に向かったが、規制線の先に進めなかった。県道の管理者であることを示す身分証を提示したが認められず、引き返した」
あまりにも異常事態ではないか。住民の代表である知事、県議会がそろって中止を決定したのだ。それを無視して、警察が強硬手段に出る。さらに警察は正当な職務を遂行しようとする県職員の立ち入りを拒否する。
警察の権力が絶対であるという「警察国家」という言葉があるが、今、まさに沖縄で起きているのだ。高江の県道で車線を塞いだのは愛知県警機動隊である。愛知県知事や議会は管轄下の県警がこのような強硬手段を取っていることを容認しているのか。それは沖縄に派遣されている他の都道府県機動隊も同様だ。許可なく沖縄に出かけ、住民を弾圧しているとすれば今の日本は「警察国家」そのものである。
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