http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/310.html
Tweet |
インタビューに応じた鳥越俊太郎氏は「人間到る所に青山あり」と色紙に決意を書いた
鳥越俊太郎氏は焦らない「51年間の経験あるから」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160728-00000064-nksports-pol
日刊スポーツ 7月28日(木)10時11分配信
東京都知事選(31日投開票)は残り3日に迫った。野党統一候補者として選挙戦を戦う鳥越俊太郎氏(76)が日刊スポーツのインタビューに応じ「人間至る所に青山あり。妙手はないが、全力で走りきる」と、ジャーナリストからインサイダーに転身、骨をうずめる覚悟を語った。終盤の各社世論調査では、小池百合子氏(64)増田寛也氏(64)を追う展開とされるが、焦らず、淡々と思いを語った。
「究極の後出しじゃんけん」とされた告示2日前の出馬表明から、選挙戦も佳境に入った。特定秘密保護法成立、集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保関連法の強行採決を行った安倍政権を「戦後最悪」の政権と批判し、都政から国を変えると訴えてきた。
野党共闘の「統一戦線」は小池、増田両氏をしのぐ大きなうねりを作り出せるのか。鳥越氏は「妙手はない。人間至る所に青山あり。インサイダーに踏み込んだ今の私の現場で骨をうずめる。正攻法でやるしかない。やります」と語った。
野党統一候補になれなかった宇都宮健児氏の支持層を含めた「統一戦線」の現状について、陣営幹部は「固め切れていない」と焦りものぞかせる。水物とされる選挙情勢。鳥越氏は「僕には分かりません」としながらも、連日の個人演説会では「会場に入りきらないほど人があふれている。うねりは感じている」。
強みとして訴えてきたのは、51年間に及ぶジャーナリストの経験だ。一番の失敗を問うと「サンデー毎日副編集長時代の誤報」だという。社外ライターが編集部のニーズに応えられず、捏造(ねつぞう)したという“スクープ記事”。「私もチェックしたが、チェックできていなかった。後でライターを問い詰めて『作文です』と聞き、目の前が真っ暗になった」。
この時、鳥越氏は柳田邦男氏に頼み込み、サンデー毎日の誰が何を発言し、どう判断したか、実名報道の検証記事が掲載された。
「信用は失ったが、検証記事は評価をいただいた。得難い経験だった。真実、事実に基づき、ちゃんとやる。そうすれば道は必ず開かれることを学んだ」
都政でも、この姿勢を貫くという。舛添要一前知事の公私混同問題はもちろん、4年後に迫る東京五輪・パラリンピックの膨れ上がった予算も、事実関係を調査し、情報開示を徹底する。「税金の使われ方だ。どこかで知らないうちにものが決まる流れはストップする。五輪は、後々の国々の参考になるような世界一透明な大会にする。世界から東京五輪は清潔で美しくて晴れやかだなと思われ、日本人もそれを誇れる。そんな五輪にしたい」。【聞き手=清水優】
◆副編集長時代の誤報 1986年、フィリピンから日本へ出稼ぎに来た女性の中にエイズ感染者がいることが分かり、本国へ強制送還された情報をつかみ、「サンデー毎日」は女性を取材するためマニラへ男性フリーライターを派遣、インタビューを掲載した。鳥越氏は男性から内容を聞いて執筆。しかし女性への取材はフリーライターの捏造だった。柳田邦男氏に検証を依頼し、記事掲載に関わるすべてを実名入りで書かれた記事が8ページにわたって同誌で掲載した。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK210掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。