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2016年07月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<谷口信者の玉置和郎>
生長の家の支援で国会議員になった最初の人物は玉置和郎である。中曽根内閣で入閣、株の問題でも話題をさらったが、自民党内に神社本庁など宗教右翼を束ねた「宗教政治研究会」を立ち上げた本人だ。彼こそが「大日本帝国憲法復活」を説いた谷口雅春教の信者だった。彼の金庫に集った国会議員はかなりいた。彼にテコ入れした自民党実力者が、同じく谷口と親しかった中曽根康弘である。このころのことを知る専門家はいま一人もいないのが残念だ。
<村上正邦を男にした中曽根康弘>
この玉置の秘書が、同じく谷口信者の村上正邦である。彼は議員になると、即座に先輩に見習って中曽根にくっついた。中曽根の支援を受けて、自民党参院幹事長にまで出世した。中曽根無くしては、単なる平議員でしかなかった。このことは多くの専門家も知らない。
日本会議へと発展させる時点で、村上も力を尽くしたようだが、かつての谷口信者の過激な学生部隊に実権を握られてしまった。要するに、谷口の極右学生部隊が、長じて日本会議を立ち上げたものである。国家神道即神社本庁との結びつきは、それ以前、玉置時代からである。
神主の組織体は、永田町で遊泳することは苦手だ。そこを谷口信者が、うまくまとめ上げたものである。日本会議の会長は、対外的なお飾りでしかない。実権はすべて谷口信者にある。その頂点に安倍晋三が乗っかっている、という人脈構図である。
<日本会議を牛耳る谷口信者>
狂信的にな天皇教である右翼的教団をまとめ上げての日本会議の源流は、玉置の宗教政治研究会に始まる。石原慎太郎の霊友会もこの仲間だ。この中には、平和主義の立正佼成会やキリスト教、それに平和重視の仏教団体は入っていない。
時代錯誤の谷口論を現在の生長の家は、封じ込めてしまっているようだが、谷口論者がいなくなったわけではない。能ある鷹は爪を隠すものだ。
<神社信仰の安倍晋三擁立>
反共主義のキリスト教右翼の統一教会、その政治部隊の勝共連合を育成した岸信介と安倍家の関係は、深くて長い。明治以降の天皇を操った長州の「田布施」と、神社信仰もまた一体である。天皇制による国民支配を原則にしている、その関係での神社信仰は、岸・安倍家の原点でもある。むろん、個人の信仰は、いかなるものでも自由で保障されているが、公的な立場での参拝を憲法は禁じている。
神宮参拝は違憲もいいところである。したがって、日本会議は国家神道への野望も抱いていると認識すべきだろう。谷口・日本会議にとって、靖国参拝派である安倍が最適な首相とい うことになる。小泉純一郎が靖国にこだわった理由は、この極右教団の支援を受けたものだった。
<財閥も一体>
「日本会議は大したものではない」とする見方もあるが、それは真実ではない。日本の財閥も日本会議と一体化している。ここが重大なのである。財閥の野望は「強い日本」「武器弾薬の日本」である。この一点で共闘している。
電通を支配する財閥によって、新聞テレビはこれを報道できない。政治を動かすものは金である。それは言論もそうである。
日本会議の実力は、財閥との一体化なのである。誰も指摘できない、日本の真実なのだ。
<最強の極右破憲勢力>
財閥が支援する宗教右翼の日本会議は、戦後初めてのことである。
玉置時代は、株の操作・転がしで資金を手に入れていた。教団の資金は限られていた。創価学会のような資金力のある教団は存在しなかった。
財閥を抱え込んた形の日本会議こそが、最強の破憲勢力なのである。ここを注視する最大の理由があるが、だれも指摘しない。
<欧米メディアが注視>
幸い欧米のメディアが、アジアに開花した極右政権に注目している。多方面で警鐘を鳴らしている。外国特派員の関心の強さは、先に日本会議会長を外国特派員協会で会見させたことで証明している。
日本の新聞テレビが報道しなくても、外国メディアが報道、各国政府の重要ファイルに記録されている。これこそが日本会議・安倍内閣の致命傷といっていい。
311を無視してまでも再稼働する日本政府、プルトニウムを山のように蓄積する日本政府、さらなる原発建設に意欲を見せる電力会社が、彼らの野望の一部を露見させている。
2016年7月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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