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想田和弘氏「三宅洋平と安倍昭恵の会合について思うところを書きました。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19530
2016/07/19 健康になるためのブログ
三宅洋平と安倍昭恵の会合について思うところを書きました。ツイッターの連投だと部分だけ見て誤解する人がいると思ったので、FBに投稿しています。→https://t.co/Bu8ppC2vmy
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2016年7月18日
想田 和弘
https://www.facebook.com/kazuhiro.soda.9/posts/10153636187887201?pnref=story
参院選後、安倍昭恵のよびかけで、明恵と三宅洋平が会って話し、首相とも電話で話したことがネット上で物議を醸している。だが、僕は全然驚いていない。安倍昭恵ならいかにも三宅洋平に興味を持ちそうだし、三宅洋平ならそれに応じて会いに行くと思う。
三宅洋平は首相らを敵として見るのではなく、彼らとの対話が必要であり、同時に安倍政権の政策や改憲には反対しなければならないと演説で繰り返し述べていたのだから、その通りのことを実行したともいえる。三宅が政権側に取り込まれた、寝返ったという批判も散見されるが、それは彼の思想や発想上、ありえないだろう。そもそも、選挙で負けた私人が誰に会おうと勝手だというのも一理ある。
とはいえ、三宅洋平を政治的存在、リーダーとしてみるならば、今回の会合はいたずらに誤解をまねくものであり、政治的には否定的な影響の方が断然強いように思う。とくに三宅洋平の考えをあまり知らない(知ろうとしない)人々の間で、政権に取り込まれた、寝返ったと早合点する人が多いだろう。
そういう意味では、僕は会うべきでなかったと思う。どうしても会うというのなら、少なくとも「寝返った」という印象を与えないよう、会い方やその報告の仕方、タイミングには細心の注意と工夫が必要だった。たとえば公開の対談のような形式にして、正々堂々と異論反論をぶつけ合うとか。三宅のツイッターによるあの報告では、仲の良さばかりが強調されてしまう。「国士」という言葉を使ったのも不用意だ。
また、安倍昭恵がこれまで、本人がそれを狙っているのかどうかはともかく、こわもての安倍政権のガス抜き的な機能を担ってきたことは疑いようもない。今回の会合によって誰が政治的に得をするのかといえば、「反対者」に対する懐の深さを示すことができる安倍昭恵、いや、その配偶者である安倍晋三である。三宅には彼らのイメージアップをアシストする意図はなかったと信ずるが、結果的にはそうなってしまっている気がする。余計なお世話かもしれないが、すでに政治的存在である三宅は、そこまで考えて行動すべきだと思う。
それにしても不気味なのは安倍昭恵である。「みんなちがって、みんないい」と言いながら、なぜ彼女は、その真逆の思想で貫かれた夫の政治運動を後押ししているのであろうか。本当に「みんなちがって、みんないい」と信じているなら、彼女は個人の多様性や基本的人権を否定する自民党改憲案には真っ向から反対しなければならないし、したがって夫の党が勢力を伸ばすことを全力で阻止しなければならない。
だが、彼女が実際にやっていることは逆ではないか。朝日けんたろうを応援し、当選させている場合ではないだろう。これは彼女が脱原発派だと言い出したころからの、変わらぬ違和感である。
いや、三宅が言うように、安倍昭恵も会えばチャーミングな人なのだと思う。というより、僕の持論では人間は誰しも愛すべき存在だ。安倍晋三だって、きっと会えば憎めない人なのだと思う。
だけどそんなことは、むしろ当たり前だ。それと政治とは別なのである。
→安倍昭恵さん、三宅洋平さんに会う 「ここから何かが始まるかも...」 http://www.huffingtonpost.jp/…/akie-abe-yohei-miyake_n_1104…
以下ネットの反応。
「彼」が軽率なのは最初から。そこを割り切って集客能力を利用するつもりで支持するか、本当にプチ・カルトにはまっちゃうかで「市民の知恵」が試されていただけのこと。RT @monga_88 @KazuhiroSoda 彼女は確信犯でしょう。彼は軽率でした。
— toshi fujiwara/藤原敏史 (@toshi_fujiwara) 2016年7月19日
.@KazuhiroSoda この文書に共感。
— ボランティアステーション (@volaste) 2016年7月18日
あの「森 喜朗」だって、会ったことのある人で悪く言う人は少ない。
だから長く政治家をやっていられるのでは。
一人ひとりの心根は悪くないが「立場」を背負うと違ってくるものが出てくる。
出てこない人こそが賢人といえるのだろうな。(せ)
@KazuhiroSoda
— マーロンパーパ (@SzmiOff) 2016年7月18日
安倍晋三&昭恵夫妻は二人三脚。とても上手く役割分担し機能していると思います。三宅さんは昭恵夫人と晋三氏のコンビネーションにひっかかり利用されたのだと思います。政治に関わるにしては彼は認識が甘かった。
安倍昭恵、政権ガス抜き的機能。政治的に得は「反対者」に懐の深さを示す与党側。→RT@KazuhiroSoda 三宅洋平と安倍昭恵の会合について思うところを書いた。ツイッター連投だと誤解する人がいると思ったので、FBに投稿→https://t.co/LAylf9eMHj …
— miine: Japan No War! (@maorintaketonbo) 2016年7月18日
@KazuhiroSoda 橋下徹も会えば人懐っこい人らしい。ほとんどの政治家は直接会えばチャーミングで人懐っこい人たち。しかし、うわべだけを見て政治家を判断するのはとても危険。それが政治家の手口。詐欺師も同じ手口を使う。だから私は政治家の「ファン」にはならないようにしています。
— もうすぐ33歳 (@ishincheck) 2016年7月19日
@KazuhiroSoda @reishiva
— 小池百合子応援団〔うつけんネットワーク〕 (@japaneasealkaid) 2016年7月19日
肯定も否定するつもりはないけど、私はこの国の民主主義がキチンと機能しているから昭恵夫人に会えるんだと思いました。逆に三宅さんが自民に取り込まれた方が私は良いと思います。なぜなら獅子の懐から変えて行くのもアリだからです。
@t_sugiyama64 @KazuhiroSoda 政治的に幼稚だったんでしょう。残念ながら。影響を謀って行動発言しなければ。
— interceptor (@INTERCEPTOR_24) 2016年7月19日
@KazuhiroSoda FB読ませていただきました。読み応えのある、さすがの論考です。想田さんのご著書やネットへの書き込みには目を開かせていただいているばかりです。もちろん作品も大好きです。奥さんともたいへん仲好しでおられることも素晴らしいことだと思います。力をもらってます。
— 中村滋延 (@nkmrsgnb) 2016年7月19日
@KazuhiroSoda 非常に共感しました。三宅さんを長い目で見ていく必要があると思います。政治家のしたたかさが、身に付かない方がうれしいが、そうもいきませんね。これからの人ですから。
— 一人国民党 (@kokumintoudesu) 2016年7月19日
既存の政治家の、既存のやり方と僕らが現状で正しいと思う・感じる方法では、やっぱり自民党にしてやられると僕は思いますね。
三宅氏の行動に違和感を感じて批判したり、安倍政権を強く批判をすることが安倍政権を倒すことにつながるという「フツーの感覚」では、やっぱり自民党にしてやられると僕は思いますね。
政治に無関心な人や自民党に対して「怖い」と思ってしまい耳を閉ざしてしまっている人なんかもいるわけですから(ブログにコメント書き込めない人も多数いるわけです)、そういった人たちにどうやって政治に参加してもらうかも考えなければなりません。政治関心層の中でごちゃごちゃやってれば自民・公明なんですよね勝つのは。
ですから、僕は三宅氏にはどんどんこれまでの政治家がやらないことをやってもらいたいと思います。山本太郎氏も天皇陛下に手紙を渡したりしてるので、ずいぶん「型破りな政治家」ですよね。
そして、そういった既存の存在でない可能性を感じたから昭恵さんも会いに行ったのかも知れません(天然か狙いかはわかりません)。
ま、僕の考えに賛同する必要はまったくありませんが「大衆は常に間違う(オルテガ)」ですから、みんなが同じことを言い始めた時は、一度立ち止まって逆の可能性を考えることは重要です。感情が動かなくなるまで情報に何度も接してから、判断するということも必要でしょう。
あと、自分たちはしょせん立候補もできないような人間という事も視野に入れておかなければなりません。
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