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2016-07-18 10:50:34
「もうこっちのものだ。改憲勢力は私の手の中にある」とウソぶき、昨日7月17日から24日までゴルフ三昧などの夏休みを取るそうです。その間にゆっくりと自民党の態勢固めをして秋に臨むそうです。
朝日新聞の本日7月18日の紙面(3面)に「参院選――『改憲勢力3分の2』の意味」という二人の対論、長谷部恭男氏(早稲田大教授=憲法)と杉田敦氏(法政大教授=政治理論)が出ていました。
その中で最も注目されるのは、長谷部氏が「過激な民主主義が世界的に広がっています。憲法の抑制と均衡というブレーキは外して、政党という壁も取り払って、とにかく民意で突き進めと」と主張しています。
これに対し、杉田氏は「国民主権だ、勝手に決めるなという意識は大事です。ただ、一方でそれは「最後に決めるのは国民の皆さんです」と言いながら行われる人民投票と実は相性が良くて、独裁政治を引き寄せてしまう危うい側面もある。やはり民主主義だけではだめで、権力の暴走を抑えるという立憲主義をもう一度想起しないといけません」と結んでいます。
この対論の結びは、きわめて重要です。ちょうど、ヒトラーが国民に向かって、「私に全権を寄越すなら、すべての人に全力を挙げて権力をもたらします」と言ったのと、ちょうど相応します。安倍首相の言い分は、ヒトラーの周回遅れの言い分そっくりです。
安倍政権は、この参院選でも、憲法問題は“争点化”せず、しかし、その選挙後は、「私たちがお示しをしているもとで、ルールを考えてほしい」といっています。これも、争点化しないのは政治の“技術”であり、まったく国民を騙しています。こんなに国民を騙してもいいものなら、政治家は何を本当の言葉として信じればいいのですか。
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