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共産党の志位和夫委員長(右) (c)朝日新聞社
組織力の変化見えた? 共産党vs.公明党〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160713-00000073-sasahi-pol
週刊朝日 2016年7月22日号
選挙のたびに議席を伸ばしてきている共産党は、今回の参院選で3議席増の6議席。微増に終わったためか、志位和夫委員長は「重要な前進」と語ったものの、満面の笑みとはいかなかった。
「中間発表がよかったからか、報道陣は多く集まったが、フタを開ければ躍進とまではいかずガッカリ感があります」(党職員)
ただ、今回の共産党陣営には、変化の兆しがあった。
7月8日のJR浦和駅前での共産党候補の演説会では、不破哲三前議長(86)が応援に駆け付けたSEALDsの奥田愛基氏(24)と“共演”。この一件が象徴するように、共産党は市民運動と急接近した。次点で敗れたが善戦した神奈川選挙区の浅賀由香氏の陣営には、約200人の市民が勝手連として参加。多くは初めて選挙にかかわる人だったという。
中心メンバーの男性がこう語る。
「昨夏の安保国会からSEALDsやママの会にかかわるようになった人も多数参加している。デザインや広告が本職の人もいて、プロの技で洗練されたチラシや動画づくりに協力した。『不破さんも街頭演説に呼んで』と党側に頼み、実現した。共産党の組織力と相性のよい組み合わせになっている」
市民を加えた“ネオ共産党”の動きを定着させられるか。今後の焦点になりそうだ。
一方、公明党は5議席増の14議席と堅調な伸び。山口那津男代表も「これまでの連立政権に対する有権者の皆様の積極的な評価」と満足げだった。
ただ、支持母体である創価学会員の一部には、昨年の安保国会で自民党に追随した党への不満がくすぶっている。創価学会に詳しいジャーナリストの山田直樹氏はこう語る。
「安保法廃案を求める共産系市民団体の署名活動に学会婦人部の地区幹部がひそかに参加するなど、これまでにない動きが見られた。学会本部も引き締めに必死で、複数の会員が『とにかく票を減らすなという指示で、ノルマがきつくていちばん疲れた』と話していた。それでも比例の総得票数は13年の参院選からほぼ横ばい。伸びしろのなさが露呈したのではないか」
両組織とも、変化の時期を迎えていたようだ。(本誌・吉ア洋夫、牧野めぐみ、永井貴子、上田耕司、太田サトル、小泉耕平、松岡かすみ、秦 正理、鳴澤 大/今西憲之、松元千枝)
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