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2016年07月13日
「正義」が生きていると云う「証」を目撃したことで、ヒューマンで温かな高揚感を憶えている。あまり、歓ぶと、戦う前から勝った気分になるので、程々にしようと戒めるのだが、ついつい、鼻歌のひとつも唇から漏れてくる(笑)。東京都知事選における、鳥越俊太郎氏の立候補という決断には、諸手を上げて賛同する。この鳥越氏立候補の詳細は、あきらかに、朝日新聞が“特ダネ報道”したように、同紙の情報が確度が高いと認定できる。そう云う意味で、筆者がぐたぐた書くよりも、朝日新聞の報道を主に、以下のように、まとめておいた。先ずは、鳥越氏の一昨日、昨日の情報を確認していただきたい。
≪ 鳥越氏「時代の流れ、元に戻す力に」 都知事選立候補
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日、都内で記者会見し、東京都知事選(14日告示)に立候補すると表明した。
鳥越氏は「76歳で、残りの人生はそんなにあるわけではない。もしチャンスを与えていただけたら誠心誠意、住んでよし、働いてよし、環境によし、三つのよしのために全力を捧げたい」と述べた。出馬を決めたのは11日夕方とした。
さらに、「あえて付けくわえるなら」としたうえで、立候補を決めた理由を「参院選の結果で、憲法改正が射程に入っていることがわかった。日本の時代の流れが変わり始めた。東京都の問題でもある。国全体がそういう方向にかじを切り始めている。元に戻す力になれば。それを東京から発信したい」と語った ≫(朝日新聞デジタル)
≪ 都知事選、構図ほぼ固まる 宇都宮氏、鳥越氏と協議へ
舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選が、14日に告示される。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日、都内で会見して立候補を表明。「住んでよし、働いてよし、環境によし。三つのよしをもつ東京都のために全力を捧げたい」と述べた。野党4党は鳥越氏を「統一候補」として支援する方針を決め、選挙戦の構図がほぼ固まった。投開票は31日。
鳥越氏のほか、元防衛相で自民党の小池百合子氏(63)=衆院東京10区=、元総務相で岩手県知事を務めた増田寛也氏(64)、元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(69)ら14人が会見で正式に立候補を表明している。
民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は12日、幹事長・書記局長会談を開き、鳥越氏を推すことで一致した。参院選で共闘 した野党4党の枠組みで、候補一本化をめざし調整を続けてきた。11日に民進都連が立候補を要請した元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)は、出馬を見送った。
前回都知事選で共産党、社民党が推し、次点だった宇都宮氏は12日、鳥越氏と会談。鳥越氏と政策協議をするなどし、13日までに立候補を取り下げるかどうか決断する考えだ。
自民党と公明党は12日、増田氏の推薦を決めた。与党側は組織としての候補は一本化したが、小池氏は対決姿勢を強めており、17年ぶりの保守分裂となる。
都知事が2代続けて「政治とカネ」をめぐる問題で任期途中で辞職したことに伴う今回の選挙は、「知事の資質」が問われる。4年後の東京五輪・パラリンピックの費用負担問題や待機児童の解消なども争点の一つだ。 ≫(朝日新聞デジタル)
≪ 鳥越氏動かした、元キャスター杉尾氏の電話 都知事選
14日告示の東京都知事選で、民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は12日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を「統一候補」に決めた。参院選で効果を上げた野党共闘の枠組みを保ったが、候補選定の方針を二転三転させた民進の対応には不満の声も上がる。一方、与党系候補が競い合う「保守分裂」のなか、自公両党は知名度が高い鳥越氏の立候補に警戒感を示す。
「出馬は昨日の夕方決めた。戦後70年、平和な時代を過ごしてきたのに、流れが変わってきた。日本全体の問題だが、東京都の問題でもある」
鳥越氏は12日、都内で記者会見し、自民などの「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な「3分の2」に達した危機感から立候補を決めたと明かした。「戦争を知る世代の端くれとして都民に訴え、参院選と違う結果が出ればうれしい」
鳥越氏は、参院選で共闘した野党4党の幹事長らとも会談。4党側は「ぜひ応援したい」とし、統一候補になることが決まった。
野党の協議では当初から知名度の高い鳥越氏の名が挙がっていたが、本人は固辞。一方で、本命とみられた民進の蓮舫代表代行が立候補を見送ると、候補選びは膠着(こうちゃく)。しびれを切らす形で、過去2回の都知事選に立った宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長が11日に再挑戦を表明した。
民進都連では、長島昭久衆院議員や元神奈川県知事の松沢成文参院議員、俳優の石田純一氏らの名が浮かんでは消えた。民進、共産が「最後のカード」として元経済産業省官僚の古賀茂明氏の擁立協議を始めたのは10日。民進都連は翌11日に立候補を要請した。しかし流れを一変させる動きが同時進行していた。
鳥越氏のもとに11日、参院選長野選挙区で当選した元キャスターの杉尾秀哉氏から電話がかかってきた。鳥越氏は元コメンテーターの三反園訓氏が鹿児島県知事選で勝利したことにも触れ、「後輩だけに任せて、自分は何もしなくていいのか」とつぶやいた。「脈あり」と感じた杉尾氏は、民進幹部に連絡。知らせを聞いた長妻昭代表代行が鳥越氏と面会し、「立候補したい」との言質を得た。
最後に動いたのは、岡田克也代表だった。11日夜に鳥越氏と会い、直接意思を確認した。岡田氏は古賀氏とも会談し、方針変更を説明。古賀氏は「野党票が割れることはしたくない」と応じたという。
残る焦点は、宇都宮氏の動向だ。民進の枝野幸男幹 事長と共産の小池晃書記局長が11日夜に鳥越氏への一本化に協力を求めたのに対し、宇都宮氏は「支持者と相談する」と態度を保留。12日には、二転三転した野党各党の対応を「とにかく『勝てる候補』というのは今までの自公の選び方と同じ。まさに野合と言われる」と不満をぶちまけた。
一方、自民と公明はそれぞれ12日、元総務相の増田寛也氏の党本部推薦を決めた。公明の斉藤鉄夫選挙対策委員長は、岩手県知事も務めた増田氏について「山積する都政の課題に的確に対応できる行政手腕が期待される」と評価した。
ただ、自民の小池百合子元防衛相は党の支援がなくても立候補する考えを表明しており、「保守分裂」は確実な情勢だ。政権与党には「鳥越氏の知名度は抜群」「こちらが分裂したから、いい勝負になるだろう」と懸念が広がる。
増田氏は12日、鳥越氏の立候補について、記者団に「とにかく政策論争をきちんとやりたい」と語った。(星野典久)
◇
12日までに記者会見を開いて立候補を表明したのは、ほかに、マック赤坂氏、中川暢三氏、桜井誠氏、河野憲二氏、今尾貞夫氏、山口敏夫氏、立花孝志氏、山口節生氏、高橋尚吾氏、山中雅明氏、上杉隆氏の11人。 ≫(朝日新聞デジタル)
≪ 鳥越氏、野党統一候補に 民進党都連「気持ちが分裂」
民進党は12日、東京都知事選(14日告示)に、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立することを決めた。鳥越氏は12日午後、都内で記者会見を開き、立候補を正式表明する。野党4党は鳥越氏を「統一候補」として擁立する方針だ。
鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。1989年に退社以降、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。
民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。
民進党内では当初、都連の松原仁会長らが党執行部と調整し、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)の擁立をめざす方針をいったん固めた。「野党4党がまとまれる候補者」(共産幹部)だったからだ。 11日午後、松原氏や都連幹部が都内で古賀氏と会談して立候補を要請した。しかし、ほぼ同時期に民進執行部内から、鳥越氏を擁立する意見が浮上。参院選で共闘した野党4党の枠組みでの候補一本化をめざそうと、各党幹部が再調整に入り、一転して鳥越氏を擁立することになった。
民進党内の候補者選びは難航した。当初「勝てる候補」と名前の挙がった蓮舫代表代行は不出馬を表明。その後は、都連内で、長島昭久衆院議員、元神奈川県知事の松沢成文参院議員らの名前があがった。
「野党統一候補なら出る」と意欲を示していた俳優の石田純一氏(62)も立候補を断念した。
11日に立候補を表明した宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は、野党が統一候補擁立を模索していることを尋ねられると、「(政党には)これから支援要請に行きたいが、他の方が決まったら真摯(しんし)な気持ちで政策の議論をして相談したい」と含みを持たせた。
党執行部が参院選に注力するなか、候補者の選定や調整を進めていた都連内からは、党執行部の判断に怒りや落胆の声もあがった。
「何の相談もなしに鳥越氏を出してきた。あまりにひどい」。都連幹部は憤る。
11日午後、古賀氏に立候補を要請する前に、党本部内で、鳥越氏の名前が浮上しているとの情報が入ったという。寝耳に水だったが、正式な話がなく、古賀氏への立候補要請に踏み切った。その後、深夜にかけて状況が急展開した。都連幹部は「与党は分裂選挙になるが、こっちは本部と現場とで気持ちが分 裂している」と話す。 ≫(朝日新聞デジタル)
以上だが、かなりの部分で、記事の内容が重複しているが、正確を期すために、原文通り、参考引用しておいた。今にして思えば、“蓮舫氏”が出馬しないと決断してくれたことに感謝だ。蓮舫氏だったら、少なくとも筆者の票田は“小池百合子”に流れただろう。原田あきら(日本共産党杉並区議会議員)ツイートによると、≪宇都宮氏は宝の政策集を鳥越氏に手渡した…胸が詰まる。私は宇都宮氏のこれまでの活動に最大限の敬意を払う。同時に鳥越氏の勇気に感謝し、党人として選挙支援する。≫と云う状況のようなので、宇都宮氏としては、辞退を選択するものと思われる。
個人的な考えだが、都庁に波風は立つだろうが、鳥越氏当選のあかつきには、宇都宮健児氏或いは古賀茂明氏を、石原都政の時(浜渦武生、猪瀬直樹)のように、副知事に就任して貰う手もあるだろう。副知事が波風立つと判断すれば、知事補佐役になって貰うのは、一考に値する。東京都の副知事定員は4名だが、すべてを、都庁役人の上がりのポストにする必要はないと考える。まあ、今の時点で考えるのは、捕らぬ狸の何とやらなので、この話は、ここまで(笑)。
しかし、調べると、自公推薦の前岩手県知事・増田寛也氏は、≪2016年7月現在、東京電力ホールディングス株式会社取締役≫なのだそうだ。仮に、当選したら辞任するのだろうね?自公改憲勢力は、相当に慌てている。小池百合子の締めつけだけでも、前代未聞の“おふれ”を出したようだ。自公側は、保守が分裂したが、これで漸く、いい勝負と云うところだと嘯いているが、言うことと、慌てふためいている実態は、相当の乖離がある。≪各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等処分の対象となる≫と江戸時代の連座制並みの罰則規定だ。こういう文書を平気で流せる神経の政党には、おぞましさを感じる。
≪自民、増田氏以外の応援処分
東京都知事選の告示まで2日に迫った12日、自民党東京都連は11日、前岩手県知事の増田寛也氏(64)の推薦を決めると同時に、所属する国会議員や地方議員に対し、党が推薦していない候補者を応援した場合に除名などの処分を科すとする文書を配布した。 自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が出馬表明しており、組織を引き締め、分裂選挙の影響を可能な限り避ける狙いがあるとみられる。 文書は「都知事選における党紀の保持について」と題し、都連会長の石原伸晃経済再生担当相や都連幹事長の内田茂都議らの連名で出された。党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならない▽各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等処分の対象となる−−などとしている。
小池氏の選挙区である東京10区(練馬区の一部と豊島区)の自民党関係者からは「こんな文書は初めて見た」という驚きや、「支援するなというなら小池さんを除名にするのが筋では」との声も上がる。
選挙戦ではポスター張りや演説会の手伝いに参加するかが「踏み絵」となる。豊島区の女性党員は「文書は党が地元の動きを怖がっている証拠。みっともない」と話した。 ≫(毎日新聞)
もう一つ、笑わせるような世論調査の結果が報じられている。内容など真面目に吟味する気はないが、≪「改憲論議に期待」70%…読売参院選世論調査≫という見出しがギンギラギンだった。どう云う設問をしたら、こう云う調査結果が出るのか判らないが、過剰誘導尋問か、鉛筆ナメナメ、盛るに良いだけ盛ったのだろうが、盛り過ぎて、嘘つき新聞と揶揄されそうだ。まあ、安倍内閣自体が、法螺っチョなのだから、類は類を呼ぶと云うことだ。それにしても、日米当局の、市場介入相場は狂乱的だ。“角を矯めて牛を殺す”ような財政金融経済政策をしないと経済が持たない。失敗の連鎖なのに、その連鎖を止めると、息が止まると云う人種が多いと云うことなのだろう。愉快な話題の最後が、不愉快な話題になったが、兎角この世は、こんなものだ(笑)。
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