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“元自民党リベラル派生き残り組”の最後の訴え。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1787
16年07月09日 永田町徒然草
参議院選挙もいよいよ最終日となった。政府与党とマスコミの“争点隠し”ならぬ“選挙隠し”作戦が今回の参議院選の最大の特徴であった。その極め付きが、昨晩のNHKの『ニュースウオッチ9』であった。モノには限度というものがある。これは選挙後、大きな問題となるであろう。いや問題にしなければならない(怒り)。
このような卑劣な攻撃にもかかわらず、日本国民は必ず大きな結果を出すであろう。私は日本国民の叡智と良識を信じている。マスコミの言うような結果にはならないであろう。いやそんな結果を出してはならないのだ。その証拠として、この白川サイトへの異常なアクセスがある。実に毎日40万人前後のアクセスがあるのだ。こんなことは民主党政権が誕生した平成21年8月の総選挙でもなかったことである。
32ある1人区すべてで野党共闘が成立し、野党統一候補VS自民党候補の闘いが繰り広げられている。これは戦後初めてのことである。ところで32ある1人区の有権者数は、3941万人。それ以外の複数区の道府県の有権者数は、6719万人。これまでの実績によれば、1人区の県の投票率は高く、複数区の道府県の投票率は低い。実際の投票数でいえば、両者は同じくらいなのである。
複数区の道府県では、もともと野党が立候補しており、ここでは与党YS野党という構図なのだ。今回の1人区における与党VSオール野党という構図は、戦後初めてなのである。すなわち日本列島全部で、与党YS野党という構図となっているのが、今回行われる参議院選挙の最大の特徴なのだ。これは戦後初めてのことである。
戦後初めての事態なのであるから、何が起こるか誰にも分からないのだ。およそ選挙に対峙する者は、“戦々恐々として薄氷を踏む思い”で、これに向かわなければならない。想定外の結果が、必ず出るものである。与党ベッタリの御用評論家たちの予想など、あまりにも安直に過ぎる。いまや御用新聞・御用テレビに成り下がったマスコミの予想にも当てはまる。
民進党の岡田代表の戦い方は立派だった。共産党の志位委員長の戦い方も立派だった。社民党の吉田党首および生活の党の小沢代表も頑張った。どちらも議席数は少ないが、両党が間に立たなければ野党共闘は決して実現していなかった。両党とも非常に厳しい情勢にある。マスコミは比例区で1議席が取れるかどうかと予想しているが、絶対に両党とも最低でも1議席、望むらくは2議席以上を獲得して貰いたいと私は念じている。
今回の野党共闘という貴重な経験。この経験の中から、“野党の新しい生き方”が必ず生まれてくる。いつになるか分からないが、3年後の参議院選までに、衆議院の総選挙がある。それまでに衆議院選の野党共闘態勢を作らなければならない。これが構築できれば、自民党・公明党で総議席の3分の2を超えている異常な事態をなくすることは必ずできる。
いよいよ明日は投票日だ。わが国の将来を決める極めて重要な選挙である。その審判が国民によってなされる。覚醒した国民は、国民の良識を信じて心から呼び掛けなければならない。「私たちの力で、安倍政治にストップを掛けようではないか」と。必ず多くの国民が応えてくれるはずである。これが“元自民党リベラル派生き残り組”の白川勝彦の心からの訴えである。
それでは、また。
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