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7.10参院選「激戦区ルポ」 【岩手】県庁前での「4党合同街宣」に2000人の群衆が集結
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2016年7月7日 日刊ゲンダイ 文字お越し
野党幹部がそろい踏み(写真上)/(C)日刊ゲンダイ
【岩手(改選数1)】
▲▲田中 真一49 自新
△△木戸口英司52 (無)新
6月28日(火)の正午すぎ。昼休みの岩手県庁前は、およそ2000人の群衆で埋め尽くされていた。街宣車の上で野党統一候補の木戸口を囲んでいるのは、民進党の安住国対委員長、共産党の志位委員長、社民党の又市幹事長、そして岩手を地盤とする生活の党の小沢代表。野党4党の幹部がそろい踏みだ。そこに達増知事も並び、木戸口への支援を呼びかけた。
「4党街宣を仕掛けたのは小沢一郎です。この日に志位委員長が岩手入りすることを知ると、『4党で街頭に立とう』と電話で持ちかけた。ちょうど、県議会は6月定例会の最中で、登庁していた自民党県議たちに大きなプレッシャーを与えたはずです」(地元紙記者)
達増知事に続いて、安住、又市、志位、小沢が次々とマイクを握る。演説の合間には、「あなたの大切な人を戦場に送りますか?」などのプラカードを掲げた市民から「野党は共闘」のコールがかかる。
安住が「小沢先生が主導して、民主党政権下で農家への個別所得補償を実現しました」と小沢を持ち上げるような発言までしたのは意外だった。
■小沢の演説にはひときわ大きな声援
「この選挙で野党が勝利することで、少なくとも安倍政権を退陣に追い込めます」
「国民の命と暮らしを守るために、必要な、大事な選挙であります!」
小沢が声を張り上げると、声援もひときわ大きくなる。約1時間に及ぶ合同演説を終え、志位は「画期的な4党共闘街宣が実現した」と感慨深げな表情を見せていた。
昨年秋の知事選では、5野党幹部が盛岡で記者会見を開き、達増の無投票再選の流れをつくった。いわば、岩手は野党共闘スタートの地なのだ。
街宣後の小沢は、足早に盛岡市役所での期日前投票に向かった。投票を終えた小沢を追って「1人区圧勝の再現はあるのか」と尋ねると、「そうしないといけない」と力を込め、車に乗り込んでいった。
同日夜、自民党の田中は遠野市で個人演説会を開き、長年親しんだラグビーになぞらえて、こう訴えていた。
「2度負けたら次はない。ゴール前で相手をつかまえ、必ずボールを奪い返します」
この日は石破地方創生相が岩手入り。翌日も朝から選挙カーに乗り込んで、盛岡駅前などで街宣をこなし、夜は花巻市での個人演説会にも同席。そこには小沢と袂を分かった平野達男参院議員も応援に駆け付けた。田中とは3年前に参院選で戦ったが、今は反小沢で共闘する。陣営は「小沢支配に幕を!」と気勢を上げるが、出席者のひとりに田中の印象を聞くと、こう話した。
「ラガーマンちゅーわりにはちっこいべな。声さでけーけど、しゃべるごど、はっぱりほでくてなぁ(演説は内容がハッキリしない)」
小沢からボールを奪うのは、容易ではない。
(取材協力・ジャーナリスト横田一)
<予想の見方>
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左は政治評論家・野上忠興氏、右は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。政党名や(無)は野党統一候補
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