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強まっていた保守色…新選挙民の5割「比例は自民」の謎
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185175
2016年7月8日 日刊ゲンダイ
SEALDsの声は若者に届かない?(C)日刊ゲンダイ
「あれっ?」と首をひねった人もいるだろう。6日、読売新聞が発表した参院選の情勢調査。比例選で支持する政党を問うたところ、新たに選挙民となる18、19歳の5割近くが自民党を支持、与党の支持者は半数以上に上るという。
若者といえば、安保法に反対する「SEALDs」(シールズ)のように“反体制運動”の旗手として戦うイメージがあるが、どっこい保守色を強めているわけだ。なぜこうなるのか?
「21世紀になってから若者は保守化しているのです」とは世論調査に詳しい明大教授の井田正道氏(計量政治学)だ。
「2001年の小泉政権発足のころから、若者が政治に無関心かつ保守的になってきました。その裏にあるのは満足感。内閣府の『国民生活に関する世論調査』でも分かるように若者は今の生活への満足度が高い。世の中を大きく変えようという意識は希薄です。そのことは18歳、19歳の若者も同じ。シールズが政府にノーを突きつけている姿を見て、びっくりしたほどです」
1970年代や80年代は太平洋戦争が終わって20〜30年で、まだ戦争に対する危機感が強かったが、今の若者は「そう簡単に戦争は起きないよ」と楽観視しているのだという。
「憲法改正には反対だけど、選挙の争点になっていないのでピンとこない人が多いのです。安倍政権になってから若者の就職状況が改善したことも大きいと思われます」(井田正道氏)
いまは若者が自民党を支持し、高齢者が反自民に回る時代だそうだ。なんとも嘆かわしい。
「若者は昭和に憧れているのです。男性は終身雇用を保障してもらいたい。女性は専業主婦になりたい。昭和の時代にあった安定した生活に戻るには自民党が一番と勘違いしているのでしょう」(博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平氏)
だが、実際は非正規雇用が増え、中小企業は賃金が下がっている。奨学金を返せなくて風俗のバイトに追い込まれる女性も少なくない。自民党、安倍政権のプロパガンダに新選挙民はだまされてはならない。
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