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2016年7月 7日
今日は七夕。ペテン総理失脚を短冊に願うとするか。
ところで、スナック永田町のチーママ・小池君が党の推薦待たずに都知事選に出馬表明。これはもう、明らかに「女は度胸」の作戦勝ちですね。これで、岩手県のお下がり候補・増田君は、へたすると自民党に踊らされたピエロになっちゃうってんで、立候補辞退なんてことも十分に考えられる。
ま、どうせ自民党というコップの中の嵐だからどうでもいいんだけど、それにしても民進党ってのは政局を読むセンスがまったくないんだね。本籍は自民党の松原君なんか、長島の名前を挙げてみたり、増田君相乗りを匂わせてみたり、こんなのが都連の会長やってるようじゃ、民進党はいつまでたっても救われません。
・増田寛也「ほとばしる無能」を都知事候補に担ぐ石原伸晃&自民都連(訂正とお詫びあり)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160704-00059615/
しかしまあ、参議院選挙そっちのけで、都知事選のドタバタ劇をこれでもかと報道するTVってのは何考えてるんだろうね。昨日のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、参議院選の「さ」の字もないんだもの。ダメだろ、こんなんじゃ。
でもって、その参議院選なんだが、朝日新聞がまたしても「改憲4党、3分の2に迫る」なんてことをやっている。ほとほと呆れます。選挙戦終盤にきて、ジャーナリズムが本来やることは議席予測なんかじゃなくて、この選挙が持つ意味をジックリ掘り下げて、その問題点を有権者に明らかにすることじゃないのか。かつては、そのために党首討論がけっこう頻繁に行われたもので、それでこそ一方的にがなり立てる街頭演説では見えてこない、党首の本音に迫ることもできるってなもんです。
・改憲4党、3分の2に迫る 朝日新聞・参院選情勢調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160707-00000010-asahi-pol
だいたい、「争点隠し」って言い草も気に食わない。選挙の「争点」って、政治家が決めることではないだろう。それを決めるのは国民であって、そのための様々な情報を提供するのがジャーナリズムというものだ。世論調査で「景気」や「雇用」に有権者の関心が高いという結果が出たとしても、「いまそれじゃないだろう、もっと重要なテーマがあるだろう」って有権者の関心を軌道修正していくのも、ジャーナリズムの仕事というものだ。
なかには政権与党の広報紙に成り下がっちゃうような新聞・TVも出てくるだろうが、総体として「権力の監視」というジャーリズムの本来の機能をしっかりと果たしていれば、そんなメディアはおのずと消えていくはずなんだね。
ところがどっこい、この国では多くのメディアの幹部が政権の甘い汁のおこぼれに預かっちゃっているから、結局のところ提灯記事のオンパレードになって、あげくは一般大衆労働者諸君もまた明晰な判断力を失っていくって寸法だ。世論調査を楯にして「景気」だ「雇用」だと煽るのは、新聞・TVが率先して「争点隠し」しているようなものなのだ。
昨日のエントリーで書いたけど、選挙戦終盤にきて、腐ったオニギリ顔の高村君が「秋の臨時国会から改憲論議を始める」ってBSの番組で発言したというのは、とても示唆的なことだ。つまり、「景気」「雇用」が国民の声なんて調査結果を新聞・TVが垂れ流している間に、裏ではしっかりと「改憲」に向けた道筋がつくられてるってことなんだね。
腐ったオニギリはBSの番組で、「9条改憲は当面ない」って言ってるんだが、「具体的には、緊急事態条項の創設」云々とも口にしている。ここが肝なんだね。つまり、人権を規制してまでも総理大臣の権力を圧倒的なものにする「緊急事態条項」があれば、わざわざ9条について議論しなくても、いつでも集団的自衛権行使容認のような解釈改憲ができちゃいますから。
ようするに、ナチの「全権委任法」と同じってことで、改憲勢力で3分の2獲得した暁には、早ければ秋の臨時国会あたりに「緊急事態条項」が新聞・TVを賑わすことになりますよ。さあ、どうする、どうする!!
・「9条変わる」「当面はない」与野党応酬 改憲4党 3分の2の可能性
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016070790070443.html
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