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今頃になってイラク戦争の検証報告書をだしても無意味だ  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/120.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 07 日 14:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

 7月6日、2003年に英国がイラク戦争に参戦した経緯などを調べていた英政府の独立調査委員会は、7年間にわたる調査の結果、ブレア元首相の参戦判断や計画策定に数々の誤りがあったと結論付けた。ロンドンで代表撮影(2016年 ロイター)


今頃になってイラク戦争の検証報告書をだしても無意味だ 
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/07/07/post-4891/
7Jul2016 天木直人のブログ


 英国の独立調査委員会がイラク戦争を検証する最終報告書を出したらしい。

 当時のブレア政権の間違いを批判し、イラク戦争がイスラム国をもたらしたと書いているらした。

 当然の検証結果だ。

 しかし今頃になってこんな報告書を出したところで時すでに遅い。

 そして、まともな検証をしないままやり過ごしたのが日本だけだといって、市民団体が検証すると言い出している。

 無意味だ。

 政府が検証しないのに、どうして市民が検証できるというのか。

 政権交代した民主党が検証できなかったものを、どの政誰がするというのか。

 そんなことをするよりもイスラム国の蛮行を止めさせる方策を考えるほうが先決だ。

 イスラム国への空爆を止めさせ、日本はイスラム国を攻撃する有志連合に参加しないよう政府に迫ることが先決である(了)


                ◇

イラク参戦はブレア元首相判断に誤り、イギリス独立調査委が報告書
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/post-5437.php
2016年7月7日(木)10時34分 Newsweekjapan

2003年に英国がイラク戦争に参戦した経緯などを調べていた英政府の独立調査委員会は6日、7年間にわたる調査の結果、ブレア元首相の参戦判断や計画策定に数々の誤りがあったと結論付けた。

調査委は、ブレア氏が不完全な情報に依存したとし、戦争を法的に承認した手続きも不十分だったと指摘。参戦の理由とされたイラクの大量破壊兵器による脅威は過度に誇張され、戦後計画も適切ではなかったと批判した。

戦争から13年余りが経ったが、イラクはなお混沌(こんとん)とした状況にあり、国土の広い範囲が過激派組織「イスラム国」(IS)の支配下にある。

調査報告書の発表を受け、ブレア氏は会見し、参戦決断にうそや偽りはなかったと強調。サダム・フセイン元大統領を排除することが必要だったとし、「自分が正しい判断をし、その結果、世界がより良く安全になったと信じている」と主張した。

イラク戦争以降、同国では6年間179人の英兵士が命を落とし、多くの英国民がブレア氏の刑事訴追を求めている。

[ロンドン 6日 ロイター]

 

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コメント
 
1. 2016年7月07日 15:24:03 : VJ70OWNnQs : NYGBZ4WeiKA[4]
今こそ問うイラク戦争 日本が果たした役割、市民ら検証
2016年7月5日23時37分 朝日新聞

 米国が主導した2003年のイラク戦争。日本政府の戦争支持は正しかったのか――。そんな検証を行う市民グループの公聴会が始まっている。10年以上がたった今、検証が必要な理由とは?

 「国連憲章違反で違法だと思っていた」「組織で働く人間はみんな米国のやり方は変だと思っていたが、『これは米国の話だから』と思考停止した」

 5月末、東京・永田町の衆院議員会館。市民グループ「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」主催の「イラク戦争公聴会」の初会合があった。小泉内閣などで内閣官房副長官補を務めた元防衛官僚の柳沢協二氏(69)がイラク戦争当時の経緯について証言し、学者や野党議員ら約80人が聴き入った。「北朝鮮の核開発が大きな心配事で、いざとなったら守ってくれるのは米国しかないという判断があったのだろう」。柳沢氏は振り返った。

 国際社会の賛否が割れるなか、米英軍は03年3月、大量破壊兵器を持っているとしてイラクに侵攻。当時の小泉純一郎首相はいちはやく支持を表明した。だが大量破壊兵器は見つからず、イラクは01年の「9・11テロ」を行ったアルカイダとのつながりもなかった。日本はこの年12月から09年2月にかけてイラクに自衛隊を派遣し、学校や道路の修復、多国籍軍兵士らの空輸活動を担った。

 戦争の犠牲はあまりにも大きかった。国際NGOイラク・ボディー・カウントの推計では、米英軍の侵攻後に亡くなった民間人は16万〜17万人台で、戦闘員を含むと約25万人を超す。

 なぜ開戦の根拠がない戦争をおこしたのか。海外では、政府から独立した機関の検証が進む。

 復興支援を手がけたオランダの独立調査委員会は10年、イラク戦争が国際法違反だったとの報告書を出した。約180人の兵士を失った英国ではブレア元首相を含む当時の政府関係者ら120人以上を喚問し、議事録や動画をウェブで公開。260万語に及ぶ報告書を6日に公表する。

 こうした海外の動きに比べ、日本はどうか。外務省は12年12月、省内の政策決定過程に関する「検証結果」を発表したが、たったの4ページ。しかも聴取した個人名も公表していない。大量破壊兵器が確認できなかったことを「厳粛に受け止める」とするにとどまった。開戦支持に至る政策決定過程は未解明だが、安倍晋三首相は昨年7月の国会答弁で、「第三者による検証を行う考えはない」としている。政治学が専門の中野晃一・上智大教授(46)は「英国政治の土台には、真実を一つとせず論争の対象にする自由主義の政治文化がある。一方、日本では国家は間違わないという神話が根強く、官僚も政府の過ちを認めない」という。

 では、なぜ市民が検証を始めたのか。公聴会事務局のジャーナリスト志葉玲さん(40)は安倍政権による「安保法制の成立」と「憲法改正の動き」を挙げる。「日本が米国の戦争に世界中で協力を強いられる危険性が高まっている今こそ、米国に追随したイラク戦争のきちんとした検証が必要だ」。

 柳沢氏も「今まで自衛隊は海外で1発も弾丸を撃っていないが、安保法制によって戦争の当事者になる可能性はとても高くなった」と警鐘を鳴らす。

 公聴会は今後、国際法や中東の専門家に聞き取り、1〜2年以内に、イラク戦争に日本が果たした役割を報告書にまとめる。

 政界の元重鎮も語りはじめた。小泉政権時の自民党幹事長だった山崎拓氏(79)は7月下旬に出版する著書「YKK秘録」(講談社)で、当時の経緯を紹介する。

 02年から複数の米高官に面会攻勢を受けつつ、03年2月、来日したパウエル米国務長官の「イラクの大量破壊兵器保有は疑いようがない」との言葉を信じ、小泉首相に開戦を支持するよう進言した。「米国の同調の求めに、日本は断る術(すべ)がなかった。問題なのは、日本の外交は国連中心主義よりも日米同盟堅持の方が優位にあることだ」

 イラク戦争後の混乱は過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭も招いた。山崎氏はこう話す。「ISの製造責任は、イラク開戦に賛成した日本にもある。その意味では検証は必要だ」(伊東和貴)

http://www.asahi.com/articles/ASJ6G7JRWJ6GUTIL060.html


2. 2016年7月07日 15:26:00 : VJ70OWNnQs : NYGBZ4WeiKA[5]
イラク戦争支持「対米追随外交だった」 山崎拓さん語る
2016年7月5日23時40分 朝日新聞

 日本はなぜ、2003年のイラク戦争を支持したのか。米国からはどんな働きかけがあったのか。当時、自民党幹事長だった山崎拓氏(79)に聞いた。

 ――03年3月20日、米国はイラクに侵攻しました。日本はなぜ開戦支持に至ったのでしょうか。

 在日米国大使館は、日本がイラク戦争に協力するよう前年から動いていました。当時は外交政策に対する自民党の発言権が強かったので、自民党本部に米政府の高官がよくやってきて、イラク戦争についての日米防衛協力を求められました。

 03年2月23日、来日したパウエル米国務長官と、公明党の冬柴鉄三、当時の保守新党の二階俊博両幹事長とともに米大使公邸で会いました。

 「武力行使を行う時は国連決議が必要だ」と私が言ったところ、パウエル氏に「イラクが大量破壊兵器を保有していることはもはや疑いようもない。新しい国連決議が取れない場合は、(湾岸戦争の武力行使を認めた90年の)国連決議678号、(イラクに無条件・無制限の査察などを求めた)1441号の併用で行く」「イラクの大量破壊兵器は、この地域の最大脅威となる」と説得されました。

 それで2月26日、私は小泉首相に「パウエル国務長官は、国連決議あるなしにかかわらずイラク攻撃に踏み切るつもりだ」と報告しました。首相は「日本の支持は(国連監視検証査察委員会がイラクの大量破壊兵器について国連安保理で委員長報告を行う)3月7日以降に決断したい」と話しました。

 その後は、米側の通告▽国家安全保障会議▽政府・与党連絡会議▽閣議――の順で合議し、支持を決めることにしました。

 ――いま振り返って、日本のイラク戦争支持と自衛隊のイラク派遣をどう思いますか。

 要するに対米追随外交でした。米国が同盟国である日本に同調を求めてきたことについて、日本は断る術(すべ)がなかったのです。問題なのは、日本の外交は国連中心主義よりも日米同盟堅持の方が優位にあることです。

 ――オランダや英国は独立調査委員会がイラク戦争を検証しました。日本は外務省が省内の意思決定過程の検証結果4ページを公表しただけです。きちんと検証すべきではないでしょうか。

 もちろんです。イスラム国(IS)をつくった「製造責任」は、イラク開戦に賛成した日本にもあります。その意味では、検証は必要です。ただ、日本は人道復興支援という小さな役割を演じたに過ぎなかった。検証しても今後の米国の意思決定に影響を与えない限り意味はないとも思います。

 ――安全保障関連法の成立で、日本が米国の戦争に後方支援を求められる可能性が高くなったと指摘されています。

 たとえば、ISが暴れ、米国がシリアなどに地上軍を派遣することになれば、日本にも支援要請が来るかもしれません。後方支援しますと言っているのですから。安倍晋三首相は「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にあり得ない」と国内では言っていますが、米大統領に直接求められたら、「はい」と言わざるを得ない状況をつくりました。

 日本は小さな島国だから、今後よほどうまい外交スタンスをとっていかないと、身の置きどころがなくなってくる可能性があります。安全保障はそんなに生やさしいものではない。あと10年ぐらいは対米依存でいいかもしれないが、将来的にはちょっと危ないと思います。(聞き手・伊東和貴)

http://www.asahi.com/articles/ASJ6X6HWRJ6XUTIL061.html


3. 2016年7月07日 16:10:35 : Bq9xw0xjic : Pfw0_Cxk_1o[3]
英国の独立調査委員会がイラク戦争を検証する最終報告書を公開した事

及び日本の市民グループ「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」が

検証公聴会に取り組む事はそれぞれに正当性の有る事。政党が出来ない

から日本では何も出来ないと批判する向きこそ後ろ向き。

戦略無きは座して死を待つが如し、大本営に飲み込まれるのを座して

待つのか?。


4. 2016年7月07日 16:18:36 : x1hyXjzEkk : ri3WgfKaPLg[40]
天木さん支離滅裂!それにしても日本は中国や北朝鮮にも劣る最低の国だ。詭弁を遣い言い逃ればかり、そしてマスコミはそれを一度も批判した事はない。日本政府がやることは絶対正しく間違いがないのだ。つまり政府が絶対権力者であり、何をしても良いということなのだ。国民の声など関係ないのだ。これでは政治の前に民主主義などありえない事を意味している。民主主義は見かけだけで絶対君主制と何ら変わりない。暴君ネロもはだしで逃げ出す体制である。まっ黒けの契約書がまかり通るのもその象徴的出来事のひとつだ。国を解体しない限り、反省しないのだから、発展はありえない。

5. 2016年7月07日 16:43:59 : xmyea1YNs2 : boRUBx9BP@s[1]
天木さん?

一応は、検証+”反省”する方が人として”信用”できると思うよ?

”能面”で”無問題”と、突っぱねる”我利我利”君の方に”鉾”を向けるべきでは?

所詮は、”伏魔殿”の住人なのか?と思われますよ(嘲笑)


6. 2016年7月07日 16:50:31 : WAY3WUXKbk : aCIKpXBfEBk[6]
無意味だとは思わない。

検証し自分たちは間違っていたと批判することを、何をいまさらという批判は当然としても、時間をかけてもコツコツ検証を続けてきた営為に対して無意味という言葉は投げつけたくない。

天木には自分はあの戦争に対し反対して、特命大使を罷免されたという思いがあるから今さらなんだという憤りがあるのだろう。
でもだからといって、いまさら遅きに失するという批判をしたところで終わってしまったことが元に戻るわけでもない。

だからこそ検証が必要なのだと思う。
ましてや、イラク戦争の反省ひとつしない日本の、しかももっとも低劣な総理と政権がメディアを嘘と恫喝で搾り上げている現状を鑑みるに、いったいイギリスの行いを批判できるのか?わが身を振り返ってみろ!と叱責を受けることはあっても、無意味だなんて言葉が出てくる余地はないはずである。


7. 2016年7月07日 18:52:58 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9375]
Domestic | 2016年 07月 7日 18:31 JST
小泉氏のイラク戦争支持「妥当」

 安倍政権はイラク戦争に関し、米英の武力行使を支持した当時の小泉純一郎首相の判断を「妥当」とする立場を今後も維持する。小泉氏の判断を事実上追認した2012年の外務省報告も見直さない考えだ。独立調査委員会が6日の報告で参戦を失敗と総括した英国の対応と一線を画すことになる。

 政府筋は7日、小泉氏の支持表明を妥当とする日本政府の立場に関し「現時点でも変更する必要はない」と強調した。理由について「イラクは当時、大量破壊兵器を保有していない事実を証明しようとせず、査察受け入れを求める国連安全保障理事会決議にも違反した」と説明した。

〖共同通信〗

http://jp.reuters.com/article/idJP2016070701001605


8. 2016年7月07日 22:59:28 : 46au376vfM : ZYM7DDGC_rw[719]
オバマが、9.11からのアメリカの見解を出す?。

9.11の自作自演を含め、世界に懺悔しないと、アメリカは立ち直れない。

ネオコン一掃し、イラク戦争・テロとの戦いは、終わりにしないと、アメリカの将来像は描けない。

そこまで事態は、行っているのでないか?

イギリスも、反省した。

大義なき戦争・政治は、やめにしないとね。


9. 2016年7月08日 08:42:46 : vdnbOcZFxQ : tbogIQsIKBw[67]
日本は戦後七十年、世界中でイイコトしてる平和国家(なのにテロにあうなんて理不尽)、とか
大量破壊兵器持ってない証拠出さないイラクのせい、にしちゃうこと
に比べたら一兆倍マシです。

10. 2016年7月08日 10:16:56 : x1hyXjzEkk : ri3WgfKaPLg[42]
>08
それでアメリカも反省をしてユダ金を追い出すことができれば最高ですが、無理でしょう。次のヒラリーもユダ金の手下だから、世界中で不条理な事を繰り返します。自由と民主主義、人権擁護と言いながら人殺しと略奪を続けるでしょう。そして平和な国を破壊し世界に混乱を起こすのです。とんでもないのはその殺人略奪の手助けを自国の国民と自国の国民のお金ですると宣言している日本です。世界中の敵になるのは当然の事であり、国民はそんな事を望んでいるはずはありません。だが、日本のマスコミは宗主国の悪事を言い代えてすばらしい自由と民主主義、人権、立憲主義のために世界平和を守るために日本もその役目を果たさねばならないと宣伝して国民を洗脳しています。アメリカの悪事(人殺し、略奪)を毎日のようにニュースで報道され眼の前にしてもまだアメリカが悪事を働いているとは思わないのです、理解出来ないのです。逆にアメリカは平和の為に戦ってくれていると錯覚を起こすのです。だから安倍が集団的自衛権を憲法違反をしてまでも容認した事に対しても安倍は日本のため世界の為に憲法学者の反対意見を越えてよくやっていると映るのです。そうなると選挙は国民の本当の気持ちとは逆に作用します。人殺しや略奪をしたくない国民が人殺しや略奪を目指している安倍を支持してしまうのです。そして安倍は国民の信任を得た国民の代表だと国民を支配し黙らせてしまうのです。恐ろしい事ではないですか、みなさん。

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