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長野選挙区(改選数1)
松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
2016.07.02
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160702/plt1607021530002-n1.htm
参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、
杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。
こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、
松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。
「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」
河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。
衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。
実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、
「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。
最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。
このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、
杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。
講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。
そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」
「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、
本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」
杉尾氏を意識しているように聞こえる。
河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、
真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)
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