http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/781.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52142458.html
2016年07月04日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍・自公内閣の本当の狙い>
いまの安倍内閣の実力は、すべて創価学会の選挙の成果と言えます。国民の政治不信の下での、投票率の低下が、衆院3分の2の実績となったものです。そこから憲法に違反する種々の「戦争法制」が強行され、それが実現しました。その貢献者は創価学会なのです。安倍内閣の次なる目標は、いうまでもありません。戦争放棄を明文化した9条を破壊しようというものです。これの推進組織は、生長の家の創立者・谷口雅春の狂信的信者と、国家神道を継承する神社本庁が立ち上げた「日本会議」という不気味な極右団体です。結果的に、創価学会はこの極右勢力の目的のために存在・支援していますが、これは池田主義とは真逆の行為です。目を覚ましてください。
<右傾化阻止を内外に公約した公明党の大嘘>
学会員の多くは善良な市民です。信仰はともかくとして、政治については詳しくないようです。特に婦人層は集団的自衛権とか憲法9条については、よく理解していないようです。そのために、公明党の大嘘が簡単にまかり通ってしまう弱点を抱えています。
それがこの安倍内閣の下で、深刻な問題を社会に提起しています。3分の2議席確保が、この参院選挙の最大の課題です。もし、与党で3分の2議席を確保すると、どえらい事態が日本とアジア諸国に襲来するでしょう。
その前に学会の皆さんは「自民党の右翼化を阻止するために公明党が連立を組んだ理由」という話を聞いているはずです。私もそれを信じたものです。中国の日本研究者も、それに納得していました。しかし、これは内外の政府と国民を欺くものでした。
<「大中国の真実」で創価学会の日中友好を紹介>
突然のお便りに戸惑っている会員もいるはずです。少しく自己紹介させてください。
私のライフワークは日中友好です。「大中国の真実」(データハウス)という本を出版した時に、日中友好に汗をかいてきている創価学会を取り上げました。一人でも多い日中友好の士によって、アジアの平和と安定が確立できるからです。
この本を学会は300冊購入してくれましたので、当時の幹部は読んでいるはずです。池田さんは、著者である私に本人の署名入りの「写真集」を届けてくれました。毎年、正月前に「文化手帳」も郵送してもらっています。
日中友好が、私と学会を結び付けてくれました。
<中国脅威論と改憲軍拡>
おわかりでしょうか、この3年有余の自公内閣は、尖閣や南シナ海問題などを口実にして、中国脅威論をわめき散らしてきました。なぜでしょうか。ここが人間の創造力が試される場面です。
ある目的達成のために、悪しき権力は敵を作り、それでもって世論誘導するのです。もう半年以上前になりますが、学会婦人部とおしゃべりしていたときに、戦争法が話題になりました。彼女は「日本を誰が守ってくれますか」と反論してきました。ということは、中国が日本を侵略するとでも思っているのでしょう。がっかりしました。こうした嘘を公明党に聞かされているようなのです。
もしも、奇跡が起きて今の創価学会公明党のやっていることを、池田さんが知ったらどうでしょうか?
<平和憲法破壊のための3分の2>
安倍内閣と背後の「日本会議」の狙いは、参院での3分の2確保にあります。そのための金力選挙です。スポンサーは日本の1%・財閥です。軍国主義による軍事利権の受益者だからです。正確に言うと、安倍総裁・首相を誕生させた犯人は財閥なのです。
もしも、心配される3分の2議席が実現すると、改憲軍拡の功労者は創価学会になります。池田さんが夢でも見たくない日本です。
<特定秘密保護法と戦争法は池田主義に反した憲法違反>
最近、友人の書棚から池田さんの「桜の城」と「平和の城」を取り出して、斜め読みしてみました。彼の思想は、平均的日本人の平和主義です。初代と二代の会長を牢獄に押し込めた国家神道下の治安維持法によるものです。
平成の治安維持法が特定秘密保護法です。これは創価学会の歴史を踏み潰す悪法です。これを公明党が強行した、この史実を消すことは出来ません。ほんとうに恐ろしいことです。ついで、自衛隊を米軍の戦争に参戦させる「戦争法」も、公明党です。正しくは創価学会の成果・実績です。自民党単独では出来ない悪法です。
このことが問われている参院選挙ですから、そこで3分の2となれば、もう日本の前途は真っ暗闇になります。
<「戦後70年を、生きて迎えられなかった戦争遺児」の遺言>
私の友人に戦争遺児の馬山朋子さん(仮名)がいました。かわいそうにも、会員のヨシダフミエという70代の悪女に、やくざ経営のデーサービスに連れ込まれ、レイプ・性奴隷の挙句、逃げ出そうとして殺人的脅迫を受け卒倒(突発性大動脈りゅう破裂)、いまも地獄で呻吟しています。宗教団体を悪用する会員がいるという最悪の事例です。なんとしても自首するようにしてほしい。これは創価学会の責任です。
朋子さんは戦争遺児ですから、普通の人よりも平和に敏感です。靖国神社には一度も行っていません。公明新聞・聖教新聞を毎日1時間かけて読んでいました。栄養士ですから健康管理は徹底していました。一人住まいのため、彼女の危機管理は徹底していたのですが、学会員を100%信用して、オオカミの歯牙にかかってしまったのです。
彼女は2014年4月28日急死させられましたが、特定秘密保護法の強行成立直後に「池田先生は太田昭宏を絶対に許さないッ」と叫んだのです。彼女の遺言のような最期の一撃でした。事件については「木更津レイプ殺人事件」として「ジャーナリスト同盟」通信で取り上げています。この「ジャ同」は国交正常化以前の日中友好派のジャーナリストが立ち上げた組織といいます。創価大学の故新井教授が長く責任者をしていました。なお、月刊誌「財界にっぽん」では、ノンフィクション作家が連載中です。
戦争遺児の叫びをぜひとも、心にとめていただければ幸いです。彼女は私が組織した、戦後50年の1995年の南京・盧溝橋への平和行脚に娘夫妻と参加してくれた日中友好派でもありました。
2016年7月4日記(元東京タイムズ政治部長・日本記者クラブ会員・政治評論家・武漢大学客員教授)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK208掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。