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上は最強応援団(右から吉川議員、進次郎議員)と、こわもてコンビ/(C)日刊ゲンダイ
7.10参院選「激戦区ルポ」 【三重】イクメン知事&“国会の壇蜜”コンビに民進大苦戦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184623
2016年6月29日 日刊ゲンダイ 文字起こし
【三重(改選層1)】
▲▲山本佐知子48 自新
△△芝 博一66 (民)現
「エーケー!」
25日に鈴鹿市で行われた自民・山本の決起大会。最も歓声を浴びたのは、伊勢志摩サミットの裏話を自慢げに披露した世耕弘成内閣官房副長官ではなく、鈴木英敬三重県知事(41)だった。
サミットを誘致しただけでなく、若くてルックスは爽やか、4月に第2子が生まれたばかりの“イクメン知事”だ。「安倍首相率いる自公政権が、長く安定的に運営されることを祈っています」と挨拶すると、割れんばかりの拍手に包まれた。地元県民からの人気は絶大だ。
もうひとり、会場の視線を釘づけにしたのは三重県選出の吉川有美参院議員(42)。13年参院選で民主の現職を破る金星を挙げた。そのセクシーな風貌から「国会の壇蜜」とも呼ばれる。胸元がパックリ開いた白のスーツで会場を駆け回り、大会後は壇上に残って“女豹ポーズ”で見下ろし握手。オヤジ支援者が列をなした。
イケイケの2人に対し、候補者の山本は地味そのもの。「祖父は元自治相の山本幸雄氏で有名ですが、佐知子氏は地元で全く無名の存在だった」(県政関係者)。演説もたどたどしく、タスキがなければ“ただのおばさん”。三重は民進・岡田克也代表のお膝元だけに、当初は自民苦戦が伝えられていた。
「“潮目”が変わったのは、英敬知事が公示の約2週間前に突然、山本支持を表明してからです。かつて自民から衆院選に出馬したこともあったが、知事になってからは国政選挙で特定の政党への支持を打ち出すことはなかった。今回はサミット開催と引き換えに、安倍首相から『選挙も頼むよ』と“プレッシャー”をかけられたようです」(地元メディア関係者)
対する民進の芝。形の上では「野党統一候補」だが、実情は違う。政治家になる前は神職で、もともと“保守”。共産からの推薦を拒否し、距離を置いている。街頭演説などに動員されているのは、ほとんどが岡田代表の支援者だ。26日、岡田代表は芝の応援演説に立った後、こう言った。
「焦る自民党が(英敬)知事に圧力をかけたのか。知事の(自民を支援する)動きは、これまでの三重県知事にはなかったこと。公人としての行動範囲から逸脱していて、異常です。芝さんは、ずっと一緒にやってきた私の盟友。落選したら、次の代表選には出ません」
この悲壮な宣言から1時間後。近鉄四日市駅前の公園では、自民の小泉進次郎衆院議員が街頭演説に立っていた。集まった聴衆は2000人超で、会場は身動きが取れないほど熱気ムンムンだ。四日市といえば、イオン“発祥の地”。岡田代表にとってはお膝元中のお膝元である。進次郎はこうコケにした。
「確認しておきたいんですが、ここは四日市ですよね。民進党の街頭とカン違いした人はいませんか。岡田克也さんの地元だけど、山本佐知子が“勝つや”」
完全に岡田代表の“代理戦争”と化した三重。山本の勢いを止めることはできるのか。
<予想の見方>
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左は政治評論家・野上忠興氏、右は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。政党名や(無)は野党統一候補
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