http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/546.html
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共産どうしたの?
やっぱり共産主義が殺人装置だと認めたの?
産経から
http://www.sankei.com/premium/news/160629/prm1606290006-n1.html
共産党の藤野保史政策委員長は28日夜、党本部で緊急の記者会見を行い、NHK番組で防衛費について「人を殺すための予算」と発言した責任を取り、政策委員長を辞任した。政策委員長を兼務することになった小池晃書記局長も同席した記者会見の詳報は次の通り。
◇
藤野氏「まず私からコメントを読む。NHK討論で、軍事費について『人を殺すための予算』と述べたことについて、多くの方々から厳しい批判をいただいた。この発言は、わが党の方針と異なる誤った発言で、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものともなってしまった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる」
「あわせて選挙をともに戦っている野党共闘の関係者の皆さん、支持者と党員の皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことをおわびする。発言は撤回したが、党の方針と異なる発言をしたことは政策委員会の責任者として極めて重大であり、責任をとってこの職を辞したいと考える」
小池氏「藤野さんの深い反省と辞任の申し出を尊重して、本日、常任幹部会として藤野政策委員長の職を解くことを決めた。合わせて当面私が政策委員長の代行を務めることも決めた。党としても国民の皆さんに心からおわびを申し上げる」
−−藤野氏は今日、辞表を提出したのか
藤野氏「今朝、指導部に辞任を申し入れた」
小池氏「常幹については今日、選挙中なので持ち回りの形で」
−−指導部というのは志位和夫委員長だけなのか。小池氏の代行とは
藤野氏「私から志位委員長に辞任を申し入れた」
小池氏「代行というのはまさに代行だ。当面、兼任をする」
−−党本部に来た抗議の数は
藤野氏「具体的な数は把握していないが、かなり多数の電話やメールが寄せられた。多くは批判だ」
−−藤野氏の発言をめぐっては、志位委員長が「注意をした」「解決済みだ」と言っていたが
藤野氏「注意を受けて、自分でさらに考えて、その後のさまざまな批判もあったので、自分で判断した」
−−今回の発言が参院選に与える影響については
藤野氏「ともに戦っている野党共闘の関係者の皆さんにも大変なご迷惑をかけたと思っている。また、支持者や党の皆さんにも本当に申し訳ない影響を与えたと思っている。それが今回の判断につながった」
−−26日のNHK番組では、他党の方から「撤回した方がいいのではないか」という指摘もあった中、沈黙していた。重大だという認識に至ったのはなぜか
藤野氏「その場で撤回すべきだったと思っている。党の方針と全く異なる発言なので、その場で撤回すべきだった。それができなかったことを含めて責任を感じて、政策委員長を辞する判断をした」
−−そもそもどうしてあのような発言をしたのか
藤野氏「私たちは5兆円を超える軍事費全てが問題だということではなく、海外派兵用の予算を削って暮らしに回せという主張をしている。軍事費の全部を削れとは言っていないが、私の発言は『全部がダメだ』という趣旨になってしまった。これは党の方針と明確に異なる発言だ」
−−藤野氏は国会議員になって長い年月ではない
藤野氏「そういう意味では、そのことも含めて、責任を感じて今回の決断をした」
−−政策委員長は空席か
小池氏「政策委員長の代行をするわけだから、政策委員長は私ということになる。当面。書記局長と兼任」
−−参院選への影響は
小池氏「今後の参院選での戦いは頑張るしかない。その一言に尽きる」
−−発言による影響は
小池氏「そういったことも含めてこういった形で重い判断を受け止めて。全力を尽くして頑張るしかない」
−−発言の内容そのものを問題視したのか。それとも参院選への影響を重視したのか。表現の仕方の問題だったという気もするが、どこが不適切だったか
藤野氏「防衛費全体が削減の対象ではなく、そのうちの専守防衛ではないような海外派兵型の部分について削減して暮らしにまわすべきだと主張している。私の発言はそうした党の方針と全く違う趣旨になっている。中身が問題だ」
−−批判の声があったということだが、「辞任すべきだ」というような声はあったか
藤野氏「そういった声もあった」
−−議員辞職は
藤野氏「辞職も含めていろいろな意見があった」
−−就任してからわずか2カ月。任命責任は
小池氏「今回、こういう重い判断を受け止めて、われわれとしては辞任という決断をした。今回は本人の深い反省として辞任の決意を受け止めた」
−−問題があったと思っているのはどこか
藤野氏「『人を殺す』という表現を使ったことが党の方針を間違って伝えた」
−−表現自体にも問題があったのか
藤野氏「もちろんだ」
−−共産党として防衛費をどうとらえているのか
小池氏「いま藤野氏から話があった通りだが、防衛費を全てなくせ、ゼロにしろと主張したことは一度もない。海外派兵用の兵器、高い殺傷能力を持つもの、敵基地攻撃能力を持つようなものとか、あるいはオスプレイなど、日本の国土を守ることから逸脱したようなものについては削減の対象と、一貫して党の政策では求めている。共産党として削減すべき防衛費は示している。それと今回の発言は矛盾をする。党の方針と違う発言になってしまった」
−−自衛隊の存在は明確に認め、尊重するということで謝罪をするのか
小池氏「党の自衛隊についての見解について言うと、『違憲である』という立場は変わらない。しかし、国民の合意がない限りすぐになくすことはできない。かなりの長期にわたって自衛隊は存続することになる。万が一、その期間に急迫不正の大災害とかがあった場合は自衛隊には働いていただくというのが、わが党の立場だ。その立場には変更はないし、綱領に書かれている立場から照らしても防衛費全体を『人殺しのための予算』としてしまうのは党の立場とも異なる」
−−急迫不正の防衛のための自衛隊の役割は明確に認めるのか
小池氏「今は、そういう場合には、自衛隊の皆さんにも働いていただくというのは、この間、何度も申し上げている通りだ。そこは変わらない」
−−参院選での野党共闘への影響は
小池氏「そういうこともあるので、藤野さんもこういう決断をした。われわれとしては誠心誠意、共闘の前進のために力を尽くしたい」
−−今まで共産党は自衛隊の解消を訴えてきた。自衛隊の方に謝罪するのは異例だと思う。自衛隊の任務に対しては党としても尊重するのか
小池氏「私どもは災害時に自衛隊が大きな役割を果たしているということはこれまでも表明してきている。立場は変わらない。一貫している」
藤野氏「私も災害救援などで頑張っている自衛官の皆さんには心から敬意を表している」
−−防衛に関しては
藤野氏「そうしたさまざまな自衛隊で頑張っている方を、防衛というところを超えて、今度の安保法制で海外に送る、危険な任務を加えるということが心にあった。そうした安全保障法制をなくしていくという点については、今後も頑張らなければいけないという気持ちは変わらない」
(終わり)
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