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日本の核開発を習近平に語っていたバイデン米副大統領の衝撃−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sor0n1
25th Jun 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
ワシントン発共同が報じた。
バイデン米副大統領は米公共放送(PBS)のインタビューで、
中国の習近平主席に対し、次のように語っていた事を明らかにしたと。
「日本が明日にでも核を保有したらどうするか。彼らは一夜で核を開発する能力がある」と。
もしこの報道が事実なら、米国の日本に対する不信感の強さをあらためて思い知る。
そして米国が、日本より中国を相手にしていることを思い知らされる。
よくこのような発言をバイデンは習近平にしたものだ。
しかも、その事を、よくも米国のテレビで無神経に明かしたものだ。
このバイデン米副大統領の言葉に対して、日本政府はどう対応したか。
世耕弘成官房副長官は24日の記者会見で次のように語ったという(25日毎日」
「我が国が核兵器を保有する事はあり得ない」と。
「非核三原則は日本の重要かつ基本的な政策として今後も堅持する」と。
「我が国の原子力利用は平和目的に厳しく限定されている」と。
驚くべき対米従属だ。
米国に対する弁解一色だ。
そんなことはあり得ません、今後ともそんな事はしません、といっているのだ。
なぜ米国政府に確認しないのか。
本当にバイデンはそんな事を習近平に言ったのか、と。
そして、もしそれが事実なら、なぜ米国政府に文句を言わないのか。
日米同盟のパートナーである日本を疑って、
共通の敵である中国の習近平に日本の危険性を語るとは何事か、と。
なぜ日本のメディアは、その事を世耕副官房長官に問いたださなかったのか。
日米同同盟至上主義の嘘と、
対米従属の極みである日本政府とメディアを白日の下にさらした、バイデン米副大統領のテレビ発言と、
それに対する世耕官房副長官の記者会見発言である。
◇
「日本は一夜で核製造可能」=対北朝鮮、中国の協力促す―米副大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000097-jij-n_ame
時事通信 6月24日(金)15時24分配信
【ワシントン時事】バイデン米副大統領は、米公共テレビ(PBS)のインタビューで、中国の習近平国家主席に対して日本の核兵器保有の可能性に言及し、北朝鮮の核・ミサイル開発に米中で対応すべきだと促したと明らかにした。
米国は核拡散に反対だと明言しつつ「日本は事実上、一夜で核兵器を製造する能力がある」と語ったという。
インタビューは20日に行われた。習主席との会話の時期は述べていない。バイデン氏は、在韓米軍への地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備に習主席が反対したことを受けて、「どうすればいい? われわれが引き下がるべきなのか」と話したという。
国務省のカービー報道官は23日の記者会見で、バイデン氏の発言について「米国は日本の防衛に十分な責任を持っている」と強調。日本の核保有を認めない従来の立場を明確にした。
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