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安倍首相は憲法9条改憲を国民投票にかけることは出来ない
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24Jun2016 天木直人のブログ
世界を揺るがしている英国の国民投票の結果が間もなく判明する。
おそらく残留に決まるのだろうが、その前に書いておきたい。
今度のEUの国民投票が教えてくれた事は何か。
それは、国論を二分するような問題を軽々しく国民投票にかけてはいけないということだ。
なぜならば、それは政策論にとどまらず感情論になり、どちらが勝っても負けても、後味の悪いものになるからだ。
そしてどっちの結果に終わっても、解決どころかさらに激しい対立が続く事になるからだ。
そこで、思い浮かぶのが憲法9条改憲に関する国民投票だ。
今度の参院選で野党共闘や護憲論者は、改憲派議員の数を三分の二以上取らせないと主張する。
護憲派のひとりである私としても、それを願う。
しかし、たとえこのまま日本の政治が右傾化し、いつの日か国会議員の三分の二以上が改憲派になって改憲案が国会で強行採決されたとしよう。
そして国民投票に付されたとしよう。
間違いなく日本国民の意見は二分する。
その混乱は英国のEU離脱・残留の混乱の比ではない。
そして、この意見の対立は、予想しうる将来には、決して改憲派が護憲派を上回ることはなく、たとえ上回ったとしても、護憲派の反発を抑えるに十分な多数にはならない。
つまり憲法9条改憲の是非を問う国民投票は、今度のEU加盟に関する英国の国民投票にくらべはるかに深刻な国民的対立を招く国民投票になる事、間違いない。
そのような選択に敢えて踏み切る愚かな首相が出てくるはずがない。
安倍首相がそうだって?
安倍首相が愚かである事は間違いない。
しかし、そんな度胸が安倍首相にあればたいしたものだ。
これを要するに、安倍首相には憲法9条は変えられないということだ。
そして、安倍首相で憲法9条が変えられなければ、憲法9条は誰も変えられないということだ。
安倍首相より愚かな首相が出てくるとはとても思えない(了
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