http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/203.html
Tweet |
参院選が盛り上がらない理由
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/20/post-4780/
20Jun2016 天木直人のブログ
週が明け、いよいよ参院選の告示が行われ、選挙戦に突入する。
安倍首相が野党共闘で日本を共産主義の国にしてもいいのかと叫び、野党党首が野党共闘で安倍政権を倒すと叫ぶ。
しかし、今度の参院選がまるで盛り上がらないと感じるのは私だけだろうか。
安倍首相のやってきた政策がどうにもならない事はもはや自明だ。
いくらアベノミクスの成果を訴え、中国の脅威を煽って日米同盟の強化を訴えても、それがウソで、国民にとって無益である事は明らかだ。
しかし、野党がいくら野党共闘でいくら安倍政権打倒を訴えても、彼らが政権交代を果たせない事は明らかだ。
たとえ政権を取っても、彼らもまた日本の窮状を救えない事を国民は見抜いている。
誰が首相になっても、どの政党が政権をとっても、いまの日本の抱えている内外の諸問題は、解決不能なまでに大きく、深刻である。
もはや既存の政党、政治家が政権交代争いをしている場合ではないのである。
誰でもいいから問題を解決してくれということだ。
それにもかかわらず、そのような声はかき消され、参院選の大騒ぎだけが鳴り響く。
なぜか。
それは既存の政党、政治家にとっては生き残りをかけた選挙であり、必死であるからだ。
どちらかに肩入れしている政治的な国民もまた、必死で味方を応援し、敵を罵倒するからだ。
政治報道をメシの種にするメディアも、政治評論家も、選挙になれば稼ぎ時だとばかり大騒ぎするからだ。
しかし、見ているがいい。
どのような選挙結果に終わろうとも、既存の政党も、政治家も、日本を立て直す政策を見つけられないまま、選挙が終わったとたん、再び政局に明け暮れる事になる。
本来ならば、いまこそ与野党を超えて政治が一丸となって官僚組織を動かし、問題解決に取り組むしかないのに、絶対にそれが出来ない。
なぜか。
それは既存の政党、政治家が生き残りを優先させるからだ。
権力を持ちたいという私利私欲があるからだ。
そして特定の政党、政治家に肩入れしている国民が、与野党一丸となっては面白くないから、それを拒否するからだ。
一般国民に代って、一般国民の利益を実現する、一般国民のための政党、政治家が現れてこなくてはいけない。
そのような政治が実現するシステムをつくらなければいけない(了)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK208掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。