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「蓮舫氏、都知事選見送り 野田前首相懸念で足並み乱れ
産経新聞 6月19日(日)7時55分配信
東京都知事選の出馬に意欲を示し、判断が注目されていた蓮舫氏が18日、一転して出馬見送りを表明した。蓮舫氏の不出馬表明には、どのような「損得勘定」が働いたのか−。
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18日午前。蓮舫氏を乗せた黒塗りの車が国会内に滑り込んだ。急遽(きゅうきょ)決まった枝野氏との会談。参院選の公示が22日に迫り、18日午後には選挙事務所開きを控え、都知事選対応について自身の意向を伝える必要に迫られていたからだった。
蓮舫氏は周辺に都知事選への意欲を示し、選挙日程が固まった後も出馬を否定していなかった。
蓮舫氏擁立論が広まり、岡田克也代表や枝野氏らも前向きな意向を示す一方、蓮舫氏が所属するグループの野田佳彦前首相らは「もしも橋下徹前大阪市長のような知名度に勝る候補が後から名乗りを上げたらどうするのか。リスクは大きい」などと懸念を指摘。党関係者は「蓮舫氏にも迷いが生じてきた」と話す。
都知事選は知名度や人気で上回る候補が告示直前に名乗りを上げる「後出しジャンケン」が勝利の方程式とされる。平成22年の参院選東京選挙区で過去最高得票の171万票を獲得した実績を誇る蓮舫氏でも、先に名乗りを上げるのは不利との見方が強まったとみられる。
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また、党内では蓮舫氏は「党代表の座を狙っている」(党幹部)との見方が支配的だ。蓮舫氏自身も各地の参院選候補者の応援演説で「代表代行として民進党を引っ張っていく」と強調。参院選後の9月末に予定される党代表選への意欲をにじませており、「都知事選で危険を冒すことを避けた」(党幹部)との指摘もある。
「この国で政権交代可能な二大政党制をつくりたい。まだその願いはかなっていない」。渦中の蓮舫氏は18日、東京・南青山での選挙事務所開きで、間接的に都知事選に出馬しない理由を並べた。
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岡田氏ら党執行部は再度、蓮舫氏への説得を試みる意向だが、迫力を欠いている。民進党は参院選で改憲勢力の「3分の2獲得阻止」を目標に掲げており、蓮舫氏の議席確保は欠かせないという事情もあるからだ。党勢低迷にあえぐ民進党の現状に危機感を募らせる党ベテランはこう嘆いた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000058-san-pol
産経新聞はそんなに蓮舫氏に都知事選に出てもらいたいのか?と思わせるような記事だと思います。産経が民進党のためを思う、などという事は絶対あり得ないので、その方が政府与党のためになる、という産経としての「損得勘定」があるのでしょう。
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