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安倍政権が図る 「めぐみさん娘の訪日」で拉致問題幕引き
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183880
2016年6月19日 日刊ゲンダイ
横田夫妻も80代に(C)日刊ゲンダイ
北朝鮮による拉致問題が再び動き始めた。「北朝鮮からの働きかけで、日朝協議再開に向けた話し合いが水面下で進められている」(朝鮮半島事情通)というのだ。
安倍首相は「自分の政権で必ず解決する」と大見えを切ったものの、金正恩朝鮮労働党委員長の暴走もあって完全に暗礁に乗り上げていた。それがこのタイミングで展開するとは、参院選のポイント稼ぎに利用しようという意図がプンプンする。
2014年のストックホルム合意に基づき、拉致被害者の再調査を担った特別調査委員会は2月に解体。すっかりたなざらしにされていた。1月の核実験などに対する日本の独自制裁に金正恩が逆ギレしたためだ。
「北朝鮮を取り巻く状況は悪化の一途。国際的な経済制裁に後ろ盾の中国も同調したことで、金正恩はますます追い込まれている。国連に制裁解除を必死になって働きかけているものの、効果なし。干上がる寸前の北朝鮮から日本サイドに持ちかけたのです」(前出の朝鮮半島事情通)
日朝関係が動く兆候はあった。横田めぐみさん(失踪当時13)の父の滋さん(83)と早紀江さん(80)が今月、写真6枚を公開したのだ。14年3月にモンゴル・ウランバートルで孫娘のキム・ウンギョンさん(28)の一家と面会した際の家族写真だ。「一刻も早く被害者全員が帰国できるよう、強く政府にお願いしたい」とコメントを出した。
朝鮮問題に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏が言う。
「北朝鮮と安倍政権は拉致問題を幕引きしたいという点で利害が一致しています。しかし、何かしらの“結果”を出さないと、被害者はもちろん、世論も納得しない。それで検討されているのが、ウンギョンさん夫妻の訪日です。拉致問題の象徴的存在のめぐみさんの一件をこれで決着させ、一気にケリをつけようとしているのです」
再調査開始の時と同じ流れだ。北朝鮮サイドが13年秋に北京の外交ルートを通じて日本側に接触し、日朝政府は水面下でやりとりを始めた。そして横田夫妻と孫娘の面会が実現し、5月のストックホルム合意につながった。
02年の小泉訪朝時に官房副長官だった安倍首相は、拉致被害者5人の「一時帰国」に反対したような人間だ。家族の感情なんて眼中にない。政治利用をもくろんでも、ちっとも不思議じゃないのだ。
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