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2016年06月11日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍と日本会議を牛耳る「生長の家」信者>
人物を特定できないが、安倍政治を操る人物は、極右教団・天皇教で知られる「生長の家」信者である。また安倍・日本会議の事務局を牛耳る人物も、同じく信者らだ。国家神道を継承する「神社本庁」の参謀役でもある。これが秘密結社・日本会議の知られざる一面だが、最近の報道や出版本で判明している。大日本帝国・大日本帝国憲法の復活にかける安倍内閣を裏付ける確たる証拠であるが、こうした事実の発覚に「生長の家」が、あわてて無関係宣言をしたという。昨日のネット掲示板で見つけた。本当だろうか?仮面をかぶったままではないのか、まだ疑念は消えない。
<政治と宗教の密着は創価学会だけではない>
政治は異なった意見・政策を話し合いで妥協する世界だが、宗教を信じる人々は、上からの説明を100%信じて疑わない。その考えが間違った場合、それは社会に恐怖をもたらす。最悪の場合は戦争である。理性・知性を超えて、信仰者を狂わせてしまう。恐ろしいことだが、このことに気付かない庶民は多い。
戦前のそれは国家神道である。今を生きる日本人の中にも、幼くして自宅の正面に飾った「神棚」に拝礼することを経験させられた者は、いまも抵抗なく靖国・伊勢・出雲など神社参拝をする。
近現代史を教えられていない日本人の多くが、この騙しの宗教・戦争神社の虜になっている。伊勢神宮参拝が、政教分離の憲法違反であることにも気付こうとさえしない。
「宗教はアヘン」である。信仰者にとって麻薬に相当するが、それが政治の分野に飛び出してくると、途方もない問題を政治社会にもたらすことになる。こうした歴史の教訓から、近代は政治と宗教の厳格な分離を原則にしている。
<日本会議で一変した日本政治>
この原則は現代を生きる人間の常識であるが、このことさえ理解しない、理解できない右翼信者も少なく無い。それは政治屋にとって、宗教団体は金と票を生み出してくれる政治実体でもある。石原慎太郎の霊友会が典型だし、平沼赳夫の「生長の家」も有名だ。創価学会だけではない。
ともあれ安倍内閣の発足で、秘密結社として官邸と霞が関を壟断する極右・日本会議の暗躍が表面化、政治権力の場で、それが行使されるに及んで、日本の戦後政治は、従来の保守政治から一線を画し、一変した。
重大な問題は、これを監視するメディアまでがこれを吹聴したことから、血税はそのために惜しげもなく使われ、財政は窒息、さらにその傲慢な歴史認識と領有権問題によって、隣国との関係は、軍事衝突寸前のところまで進行している。
おまけは野党の無力にある。議会での抵抗が弱すぎた。そのはずで、その体質において、同質のような政治屋・腐敗議員の存在である。背後の財閥が、衣を脱いで、改憲軍拡へと舵を切った点も見逃せない大変化である。
ワシントンの戦争屋が後押しする憲法破壊政権の行方を、7・10選挙が決めることになろう。3分の2確保ともなれば、アジア・世界は、日本に開花した極右政権に振り回されることになろう。既に、その一歩を踏み出している。
<歴史を忘却した欧米首脳>
さらに深刻な問題は、こうした日本の極右政治を、国際社会が全く認識していないことだ。侵略と植民地支配を祈念した総本山・伊勢神宮に、G7サミット首脳が事実上の参拝と記念植樹したことで、それが見事に証明されてしまった。
<玉置和郎―村上正邦と平沼赳夫と中曽根康弘>
日本会議の源流は玉置和郎である。「生長の家」創設者の谷口雅治の弟子を任じた。自民党内に宗教政治研究会を立ち上げて、多くの自民党議員に金を配って、谷口のいう大日本帝国・大日本帝国憲法の復活にかけた。戦後体制の崩壊を目標にした。
それは元海軍主計中尉の中曽根康弘の心を動かす。中曽根内閣で入閣を果たした玉置だった。この玉置秘書の村上正邦が、参院のドンと呼ばれるようになったのは、中曽根が強力に支持したためである。
もう一人が、平沼赳夫である。改憲を公約にしてバッジを付けた、たった一人の自民党候補で知られる。「生長の家」は1983年に政治活動を停止したとされるが、平沼は信者として相変わらず強力な支援によって政界に陣取った。
<「自公候補を支持しない」は本心なのか?>
宗教法人「生長の家」は6月9日付で、自公の候補者を支持しない、という宣言をしたという。本当であろうか。
この文書は、どのような機関で決定したものか、不明である。創設者の主張を、現在は否定しているというが、その根拠を示していない。それでいて信者を「神の子」と呼んでいるが、神とは何か?天皇を指すのではないのか。
神社本庁を操る・共闘する「生長の家」信者が操る日本会議は、依然として不気味である。
2016年6月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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