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岡田民進党代表がケネディ大使に面会した本当の理由
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/11/post-4702/
11Jun2016 天木直人のブログ
きょう6月11日の各紙が一斉に報じている。
岡田民進党代表はきのう10日、米国大使館を訪れてケネディ駐日大使と会談したと。
選挙戦のこの忙しい時に、何のためにわざわざ米国大使を訪れたのか。
それを報じる朝日新聞はこう書いている。
沖縄県で元海兵隊の男が逮捕された事件を踏まえ、日米地位協定のありかたを日米両政府で協議するよう求めたと。
ところが、そのほかの各紙は一斉にこう書いている。
日米同盟は重要だという民進党の立場についてケネディ大使に説明するためだと。
安保法廃棄を主張する民進党に対し、安倍首相が、「民進党は日米同盟を根底から覆そうとしている」、と批判している事に反論する狙いがあると。
岡田代表がケネディ大使に話した事であれば、どっちも正しいに違いない。
岡田代表が記者にわざわざウソをつくことはないからだ。
そして、このタイミングで米国大使に会って、沖縄の元海兵隊事件について、もし岡田代表が一言も言及しなかったのなら、岡田氏は日本の政治家として失格だ。
しかし、岡田代表がケネディ大使と会談した本当の目的は、明らかに後者だ。
共産党と野党共闘を組んだことで米国に愛想をつかされたら民進党は終わる。
再び政権交代を取る、などという事は夢のまた夢になる。
何としてでも米国の理解と支持が必要なのだ。
「自公と民共の戦いだ」とわざと強調して選挙戦を戦う安倍首相の作戦勝ちである。
この岡田代表の米国大使訪問は、野党共闘の野合ぶりを自ら認めているようなものだ。
もっとも米国の理解を得たいと考えているのは共産党も同じだ。
日米同盟反対を棚上げして国民連合政権を訴えている。
だから野党共闘にひびが入る事はない。
岡田代表が米国大使を訪れた事が意味するものは何か。
それは、いまの政党、政治家では、日本は対米従属から永久に自立できないという、どうにもならない現実である(了)
◇
民進代表「日米同盟は非常に重要」 米大使に説明
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H3K_Q6A610C1PP8000/
2016/6/10 19:28 日経新聞
民進党の岡田克也代表は10日、ケネディ駐日米大使と都内の在日米大使館で約45分間会談した。安全保障関連法の廃止を求める民進党の立場について「法が通る前に戻るだけだ。全て白紙にする印象を与えているとすれば違う。日米同盟は非常に重要だと考えている」と説明した。
安倍晋三首相は民進党などが求める安保法廃止は「日米同盟を根底から覆す」と批判していることに反論する狙いがあるとみられる。岡田氏は安保法は「違憲の疑いが極めて濃い」との認識もケネディ氏に伝えた。
沖縄県で米軍属が女性殺害容疑で逮捕された事件に関しては「日米同盟に非常に深刻な事態だ」と指摘。再発防止につながる恒久的な措置が必要だとし、日米地位協定のあり方を日米両政府間で協議を続けるよう促した。米軍普天間基地問題では「あまりに強権的にやっていくと全くできなくなる」と訴えた。
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