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2016年06月10日 「ジャーナリスト同盟」通信
<危機を煽り立てる安倍・日本会議の戦争法正当化作戦>
G7サミットを利用したり、安保関連の国際会議を利用して、なけなしの財布をはたいて、中国脅威論を煽り立てる日本会議主導の安倍・自公内閣を、先進国メディアは嘲笑している。その極め付きのような事件が、時計が8日を回り、9日を指したころ、突如発生した。というよりも、危機を作り出したのだ。愚かな外務省高官が、安倍を叩き起こし、ついで中国大使を呼びつけて、抗議したというから、事情通は日本政府の対応に腰を抜かしてしまった。午前2時ごろの事件発生である。狙いは、3分の2議席確保策略の中心に、やはり中国脅威論をもち込んだ日本会議の野望をみてとれる。ことほど野党の健闘を裏付けている。
<針小棒大報道のNHKと新聞テレビ>
問題は、これを針小棒大にして、NHKを先頭にSOSを鳴らし続けた民放テレビと新聞である。日本の挑発に対抗する中国船を、毎日のように宣伝するNHKは、9日のニュース報道では中国脅威論一色に染めたともいわれる。愚民向けの頭脳操作・洗脳作戦である。
官邸の指示を、羊のように従属して報道するNHKに、事情を知らない茶の間のミーハー族の中には、驚いて浮足立つものもいたかもしれない。元外交官が、針小棒大なNHKをやり玉に挙げたブログを読んで、筆者もうなずいてしまった。
<戦争法を正当化する策略は成功しない>
官邸とNHKの対応の仕方から、見えてくることは、大きくは改憲のための3分の2議席確保にあるのだが、そこには悪のしたたかな戦争法を正当化するという野心も見えてくる。
戦争法は憲法違反である。集団的自衛権の行使を憲法の9条は、禁じている。憲法を軽視する政権は、政府としての正当性を有することは出来ない。安倍内閣を支える自民党と公明党は、政党としての存在を問われていることにもなる。
憲法違反の戦争法を強行した自民と公明は、政党失格である。
<戦争法批判封じは無駄なこと>
7月決戦の焦点は、戦争法を廃止するか否かである。そのために、健全な野党は1本化した。平和を願う市民の叫びに、野党が従ったものだ。
共産党が候補者を絞って選挙戦に臨んでいる。民進党は党内右翼を抑え込んで、野党共闘に突っ込んでいる。こんな事態は戦後初めての快挙であるが、それもこれも、憲法違反の政府に本心から怒りを抱いている証拠であろう。
野党と国民の怒りは、戦争法に向けられている。戦争法廃止で結束した。その過程で民主・維新が合併して民進党に衣替えした。
野党が1人区で候補者を絞り、さらに比例区での統一名簿に成功すれば、自公・日本会議に鉄槌を食らわせることが出来る。
こうした市民と野党の戦争法廃止のうねりを封じ込める、これもまた中国脅威論を垂れ流す日本会議・財閥連合の狙いと言っていい。
<改憲公約を蓋した、せこすぎる公明党>
池田大作氏を裏切って、戦争法と特定秘密保護法を強行した公明党は、もはや評価するに値しない。平和党から戦争党に変身して、反省するところがない宗教政党に期待するものは何もない。
結果的に13億の人民を裏切った公明党創価学会である。このことを、中国の党政府が忘却することはないだろう。彼らは決して南京大虐殺を忘れない。731部隊の生体実験を忘れない。たとえ地球が、落下したとしても忘れないだろうと思う。そんな中国を裏切った創価学会公明党には、池田大作氏の理念はない。
嘘で固めるしか生きる場所はないだろう。安倍内閣が永遠に続くことはない。牧口・戸田の2代会長を牢獄につないで、拷問を加えた国家神道と治安維持法のことを忘却した、いまの創価学会公明党は、池田氏が作り上げたものと正反対である。
<裏切り者に地獄からの祈り>
特定秘密保護法と戦争法の次は、3分の2議席確保の実現にある。これが安倍・日本会議のレールである。
だが、昨日に発表された公明党の公約に憲法改正項目はなかった、と報じられている。事実とすれば、党利党略も極まっている。自民党は色を薄めたものの、改憲の旗を降ろさなかった。
公明党はせこい、本当にせこい政党である。確かに金と組織はある。これも、真っ当な政府が誕生すれば、金も、たとえ秘密の口座で隠ぺいしていても無駄なことである。池田主義を放棄した戦争党では、組織も崩壊する運命にあろう。
「池田先生は、決して裏切り者の太田を許さない」という木更津レイプ殺人事件の被害者・戦争遺児の、地獄からの祈りが消えることはない。
<尖閣に火をつけた石原慎太郎>
NHKにいいたい。尖閣の歴史を正確に報道してもらいたい。この問題は石原慎太郎が、都知事として問題を表面化させたものである。田中角栄が政界に拾い上げた山東昭子が、石原のもとに持ち込んで、噴火させたものである。
彼女は今になって「戦争か平和か、を野党に宣伝されると、与党は危ない」と打ち明けているという。尖閣の火付け役の指摘は正しい。
2016年6月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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