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中国軍艦の接続海域侵入を大騒ぎするメディアの選挙応援
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/09/post-4685/
9Jun2016 天木直人のブログ
今日の朝っぱらからメディアが大騒ぎしている。
特にNHKがそうだ。
何事かと思ったら、中国軍艦が沖縄県尖閣沖の接続海域に入ったという。
それが、あたかも一大事のごとく緊急ニュースを繰り返す。
なぜメディアはそんなに大騒ぎをするのか。
それは政府がわざわざ夜中に発表したからだ。
中国軍艦の接続水域侵入を受けて、安倍晋三首相は(1)不測の事態に備え、関係省庁が緊密に連携して対処する(2)米国をはじめとする関係諸国と緊密な連携を図る(3)警戒監視に全力を尽くす―の3点を指示したと。
首相官邸の危機管理センターには情報連絡室を設置し、防衛省は緊急幹部会議を開催した、と。
馬鹿馬鹿しい。
中国軍艦が攻めて来たわけではない。
領海侵入しているわけではない。
何もすることなく3時間後には離れた。
しかも尖閣諸島周辺では、昨年11月に中国軍艦が接続水域の近くで反復して航行する動きを見せている。なぜその時大騒ぎしなかったのか。
参院選を前にして危機を煽り、安保法反対や辺野古阻止の動きを牽制し、日米同盟強化の必要性を強調するためだ。
その一方で、きょう6月9日の朝日が書いていた。
東シナ海の底引き網漁網で、中国漁船の攻勢に押されて日本漁船がピンチにあると。
こういう問題こそ、政府は中国と早急に話し合って解決策を見つける努力をすべきだ。
国民の利益を守るとはそういうことだ。
それをやらずに中国の脅威を煽りてる事は、政府、官僚の怠慢の証拠だ。
中国との交渉事は、漁業交渉にしても東シナ海の共同開発にしても、相手が中国だから骨が折れる。
しかし、中国の脅威を煽り立て、自衛隊や海上保安庁を動かす事は、命令一つでできる。
政府も官僚も、もっとまじめに国民の為に仕事をしろ、メディアは安倍政権の御用メディアをやめて、国民の為に働け、ということである(了)
◇
中国とロシアの艦艇 一時接続水域に 監視続ける
動画⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160609/k10010550661000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
6月9日 6時06分 NHK
9日未明、中国海軍の艦艇が、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に初めて入り、ロシア海軍の艦艇も、8日夜から9日未明にかけて、付近の接続水域に入りました。両国の艦艇はすでに接続水域を出ましたが、政府は中国海軍の艦艇が再び接続水域に近づくことがないかどうか、警戒と監視を続けるとともに、ロシア海軍の動きとの関連についても分析を進めることにしています。
政府によりますと、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのを、海上自衛隊の護衛艦が確認しました。
これを受けて、安倍総理大臣は関係省庁に対し、不測の事態に備え、緊密に連携して対処するとともに、アメリカなど関係国と緊密に連携を図ること、さらに警戒監視に全力を尽くすことを指示しました。
また、外務省の斎木事務次官は午前2時ごろ、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、「尖閣諸島は日本固有の領土であり、海軍の艦艇が接続水域に入ったことは極めて遺憾だ」として抗議するとともに、速やかに接続水域の外に出るよう求めました。
フリゲート艦は、およそ2時間20分にわたって接続水域内を航行したあと、午前3時10分ごろ、尖閣諸島の大正島の北北西で、接続水域から出て、北に向けて航行したということです。
防衛省によりますと、日本の海上保安庁に当たる中国海警局の船が尖閣諸島周辺海域の日本の領海に侵入したり、接続水域に入ったりすることは一定の頻度でありますが、中国海軍の艦艇が接続水域に入ったことが確認されたのは、これが初めてだということです。
また、防衛省によりますと、8日午後9時50分ごろ、ロシア海軍の駆逐艦など3隻も、付近の接続水域に入り、9日午前3時5分ごろ、接続水域から出たということです。
政府は、中国海軍の艦艇が再び接続水域に近づくことがないかどうか、警戒と監視を続けるとともに、ロシア海軍の動きとの関連についても分析を進めることにしています。
防衛相「冷静な対応を継続しきぜんと行動」
中谷防衛大臣は日本時間の午前7時半すぎ、訪問先のシンガポールでNHKの取材に対し、「中国の艦艇がロシアの艦艇の動きに対応した可能性があるが、防衛省・自衛隊としては、いたずらに事態をエスカレートさせることがないよう冷静な対応を継続しつつ、わが国の領域を断固として守り抜くため、きぜんとして行動していく」と述べました。
また、中谷大臣は中国の意図について、「確たることは言えないが、G7伊勢志摩サミットやアジア安全保障会議などで南シナ海を巡り、懸念が高まりつつあるなか、東シナ海においても領有権に関する独自の主張に基づき、一切妥協しないという姿勢を内外に誇示する可能性があったと考えられる」と述べました。
中国とロシアの艦艇 ほぼ同時刻に接続水域出る
防衛省によりますと、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのを海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」が確認しました。中国海軍の艦艇は午前3時10分ごろ、接続水域から出て北の方角に向かったということです。
また、8日午後9時50分ごろ、ロシア海軍の駆逐艦や補給艦など艦艇3隻が尖閣諸島の久場島と大正島の間の南で接続水域に入りました。3隻は5時間余りにわたって接続水域を航行したあと、9日午前3時5分ごろ、久場島と大正島の間を北に向かって接続水域から出たということです。
中国の艦艇の航跡
防衛省によりますと、中国海軍のフリゲート艦は9日午前0時50分ごろ、沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入りました。
フリゲート艦は南側に向かったあと、Uターンするように向きを北向きに変えながら、およそ2時間20分にわたって接続水域の中を航行しました。この間、付近で警戒していた海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」が監視を続け、航行の目的などを確認するため、無線で呼びかけを続けました。そして、午前3時10分ごろ、久場島の東にある大正島の北北西で接続水域から出て、そのまま北の方向に航行したということです。
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