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政界地獄耳 首相は誰の助言も聞かないのか
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1655780.html
2016年5月31日9時13分 日刊スポーツ
★首相・安倍晋三は1年半前に消費増税延期について「再び延期はしない。アベノミクスによって増税できる環境をつくる」と明言した。「増税できる環境」と「再延期しない」の2つは政権公約。閣議決定し法律もつくった。アベノミクス、消費税増税路線はいずれも破綻し、失敗したことを首相自ら認めたことになる。29日には、副総理兼財務相・麻生太郎は講演で「いまひとつ消費が伸びていないので、消費増税反対という人がいるかもしれない。われわれは2年前、消費税を1年半後、上げると約束して(衆院選で)当選した。再延期するなら(衆院を解散して国民に)信を問うのが筋」と述べた。
★これには自民党幹事長・谷垣禎一らも一時は同調したものの、いずれも財務相経験者。財務省の立場を代弁した形での発言で官僚へのアリバイ作りとの見方が党内では大勢だった。官邸筋が言う。「14年の衆院選は消費増税の延期の信を問うたというより、アベノミクスの信を問うたのだ。消費増税を延期するからといって、衆院選で信を問うということにはならない」。つまり、麻生の進言は野党の不信任みたいなもので、副総理兼財務相の声など、さして重くは受け止めないということだろう。
★今の安倍はいわば自民党を敵に回して解散した郵政選挙の小泉純一郎の状況だろう。財務省などの“守旧派”を相手に延期を決め、同日選を回避し国民のために戦うという構図だ。国民は喝采を送りメディアは安倍を礼賛する。しかし、英国のフィナンシャルタイムズは「世界経済が着実に成長する中、安倍が説得力のない08年(リーマン・ショック)との比較を持ち出したのは、安倍の増税延期計画を意味している」、仏のルモンド紙は「自国経済への不安を国民に訴える手段にG7を利用した」、米のCNBCは「あまりに芝居がかっている」と論評している。首相はもう誰の助言も聞かないのか。(K)※敬称略
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