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2016年05月30日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍・極右外交の象徴>
この3年有余の安倍外交の総括ともいえる、実質伊勢神宮でのG7先進国首脳会議と、その拡大会合から見えてきたことは、恥知らずの極右外交の原動力が、なんのことはない、金銭外交そのものだった。サミット終幕には、ベトナム首相を官邸に呼びつけて、資金提供を約束して、一連の日本会議主導の中国包囲の危険すぎる外交を終えた。ちなみに伊勢神宮は、侵略戦争と日米戦争必勝祈願の本陣であることも判明した。
<懐は先進国最悪>
悪しき歴史は繰り返される!仕上げは、無知なアメリカ大統領を平和の地である広島を案内して、自らも「平和の安倍」を演出して、日本国民を欺いて見せた。平和破壊者である安倍の広島訪問を、米紙ニューヨーク・タイムズは「その資格がない」と批判した。
日本政府の財政は先進国最悪である。財政破たん国家ともいえる。金はない。1%の財閥・富豪は、その天文学的な豊富な資金を、パナマ文書でも露見したタックスヘイブンに隠ぺい、脱税しているものの、彼らは国の借金返済に無関心である。
<ツケはすべて国民負担>
安倍内閣は政権発足以来、海外に頻繁に足を延ばした。そこで、大金をばらまいてきた。国連常任理事国入り工作である。金で理事国になろうというのだ。そのために、円札を極端に刷りまくって、円の価値を引き下げることで、表面を取り繕ってきた。
5月G7関連費用と伊勢神宮参拝工作費用も注目されるが、なんと東京五輪獲得にも金買収工作が発覚した。この驚くべき買収資金問題を、フランス検察当局が暴いて注目を集めている。
あれこれの日本外交の原動力は金である。安倍内閣の無恥外交は、覇道そのものの金銭外交であるが、そのすべてを国民が負担させられる。
<狙いは平和憲法破壊>
なぜ、こんな悪辣な金銭外交をするのであろうか。狙いは平和憲法を破壊するためである。そのためなら、何でもする極右・日本会議が主導する、自民党と公明党の連立内閣であることを、内外の識者は認識すべきだろう。
戦後の平和は、戦後体制の核心ともいえる平和憲法にある。戦争放棄の平和憲法を放棄しようというのだ。これが日本右翼の悲願である。
<夢よもう一度・軍国主義の復活>
一般の日本人にとって、この3年有余、想定外の政治的変革が、恐ろしい速度で進行している。それを指摘しない、出来ない新聞テレビをテコにして、改憲軍拡政策・戦争体制が進行してきた。特定秘密保護法を平成の治安維持法と呼んでいるが、それを強行した。米軍の防衛を任務とする自衛隊という戦争法も強行された。そこには「夢よ、もう一度」との野望、すなわち戦前回帰がちらつく。これに日本権力の震源地・財閥が、背後で操る日本政治である。
ズバリ軍国主義復活狙いだ。
<国民の意識改造>
むろん、平和憲法はそれを禁じて許さない。どうするか?したがって、国民の意識を改造することに、総力を挙げる自公内閣といえる。日本人の民族主義化だ。
平和憲法を放棄する日本人づくりに、必死となっている安倍内閣なのだ。
<中国敵視政策・反中世論>
そこから中国敵視政策が、政略的に浮上することになる。反中世論作りだ。
尖閣・釣魚島問題で表面化、さらに南シナ海問題にまで羽を伸ばす極右内閣である。改憲世論工作に右傾化した新聞テレビを動員、無知な国民の意識改造に取り組んでいる日本政府といっていい。
<3分の2議席確保へ>
憲法を破壊するためには、議会の3分の2議席を確保することが必要である。
極右内閣の内政も外交も、この1点に絞られている。
<アジア最大の危険要素>
日本のみならず、このことがアジア最大の不安定要因・危機といえるだろう。同時に世界的危機との認識の共有が、いま最も求められている。
<7月決戦が正念場>
7月決戦の行方が日本人のみならず、アジア諸国民、世界にも悪影響を与えることになる。多少、大げさに言うと、日本とアジアだけでなく、世界にとっても正念場なのだ。国内的には、反自公包囲網の構築が不可欠といっていい。
2016年5月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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