「日本政府が交渉に…」画像提供者に取材
日本テレビ系（NNN） 5月30日(月)5時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160530-00000007-nnn-int

　去年から行方が分からなくなっているフリージャーナリストの安田純平さんがシリアで武装勢力に拘束されている様子を写したとされる新たな画像をＮＮＮが２９日、入手した。

　ＮＮＮが入手した画像には、安田さんとみられる男性がオレンジ色の洋服を着て、「助けてください。これが最後のチャンスです」と書かれた紙を持っている様子が写っている。

　安田さんは去年６月、トルコ南部からシリアに入り、その後の行方が分からなくなっていて、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」に拘束されているとみられている。

　今年３月には安田さんを写したとされる映像が公開されていた。ＮＮＮに画像を提供したのは、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」から安田さんの解放交渉を請け負っていると主張する男性。

　画像を提供した男性「（３月の映像公開の後）日本政府が深刻にとらえず、交渉に動かなかったので、ヌスラ戦線は新たに公開を決めた」

　男性によるとヌスラ戦線は、日本政府との解放交渉を本格化させたいとして新たな画像を公開したという。

　去年から行方が分からなくなっているフリージャーナリストの安田純平さんがシリアで武装勢力に拘束されている様子を写したとされる新たな画像が公開されたことを受け、菅官房長官は、３０日午前６時前に首相官邸に入り、官邸の危機管理センターに設置された官邸対策室で、情報の収集などにあたった。

　また、政府高官はこの画像について、「安田さん本人とみて間違いない」との認識を示した。

政府は、行方が分からなくなっているフリージャーナリストの安田純平さんとみられる写真が新たにインターネット上に投稿されたことを受けて、関係国と情報を交換するなどして情報の収集を急ぐことにしています。

内戦が続くシリアに取材に入ったあと、１年近く行方が分からなくなっているフリージャーナリストの安田純平さんとみられる男性の写真が、新たにインターネット上に投稿されました。

これを受けて政府は、菅官房長官が３０日午前６時ごろいったん総理大臣官邸に入り、これまでに政府が把握した情報や投稿された写真の分析結果などの報告を受けました。

また、西村危機管理監をトップに外務省や警察庁など関係省庁の局長級の会合を開き、情報の共有を図るとともに今後の対応などを協議しました。

政府は投稿された写真が撮られた時期などが明確でないことから、分析を急ぐとともに、関係国とも情報を交換し、安田さんの所在などに関する情報の収集を急ぐことにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160530/k10010539711000.html

安田さんのツイッターは昨年の6月21日で更新が途絶えたままだが、それまでのツイートはシリアで起きていることはシリアの民主化を求めている人々のデモが根幹にあり、外国のテロリストが入り込んでいると指摘したアジアプレス記者を現地に行かないでネットの情報を見聞きして書いたものと執拗に批判しているなど、シリア情勢は悪のアサド政権打倒に立ち上がった民主化を望む人々の闘いであると純粋に信じ込んでいたようだが、6月21日以降途絶えて(トルコ側からシリアに潜入して武装勢力に捕えられた)約一年間、安田さんの何が変わって何が変わらなかったのか？それを知る意味でもこの画像はいくばくかの情報を与えてはくれるだろう。

シリア情勢、いや、アラブの春は安田さんたちのようにアラブ中東の視点に立って大国の横暴を批判し続けてきた良質なジャーナリストたちが、独裁政権打倒がすべてを解決する魔法にならないことをイラクであれほど見てきて了解したはずなのに、シリアでは見事にその魔法に嵌ってしまうという皮肉を生んだことを見ても非常に厄介で複雑な出来事だったと思う。

ともあれ、そうは言っても安田さんのようなフリージャーナリストは必要不可欠。
なんとか無事に解放されてほしい。
政府は声を聴いてほしい。

＞武装集団はヌスラ戦線というアフリカや中東で活動をしているグループで、イスラム国よりは穏健派です。ただ、彼らもタダ飯を与え続けるのは限界があるわけで、本当に危機的な状況になっている可能性が高いと言えます。

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ヌスラはアルカイダ系の集団で、最初のうちはシリア政府軍とだけ戦闘し一般市民は巻き込まないなど厳格な規律を作っていたとされる。

ただこれはシリアの中でもいち早くシリア政府と戦闘に入った政府軍から離脱したスンニ派が組織した自由シリア軍にもいえるが、当初の目標と目的は彼らなりの倫理や規律を保っていても戦闘には金も人員も、それらをバックアップしてくれるスポンサーも必要で、結局最初に決めた組織の原理原則もそういった事情の中では反故にされ流動的にならざるをえない。

結果、自由シリア軍はほぼ半年ほどで初期にいたメンバーたちは後から入ってきた有象無象の連中たちによって取って代わられアルカイダ系の残忍な組織に変貌したし、ヌスラも当初の規律は葬り去られ、安田さんが潜入したころにはすっかりテロリスト集団に成り代わっていたようだし、シリアではヌスラやイスラム国を信奉する粗野で荒っぽい連中がヌスラやイスラム国を名乗って好き放題暴れており、この連中が人質ビジネスの使い走りをしているとの情報もある。
まあ、シリアに入った時期が悪かったとしか言いようがないね。

この人、なにかに似てると思ったらソマリア沖で護衛をお願いして
海外派兵反対していた、その現地の海上自衛隊に守ってもらってた
ピースボートだ。人の形をしたピースボートそのものだね。

賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶというけど。。
ピースボートは経験からも学べませんでした。
この人も過去の発言から鑑みて、他人の痛みには物凄く鈍感。だけど自分の
痛みには鋭く金切声をあげる輩でしょう。

安田純平@YASUDAjumpei 2015年4月3日
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか
家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする
日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。

https://twitter.com/YASUDAjumpei/status/583861195532214272

>>11
おまえさん家にISが乗り込んで来てもおまえさんとこだけは自己責任で頼むな。
国税が勿体無いんよ。←正直こういう動機なんでしょ。ならそれでOKだよな。

安田純平 @YASUDAjumpei 2015年6月19日
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。

↓

G7伊勢志摩首脳宣言
□テロ及び暴力的過激主義対策

身代金の支払いは、彼らのリクルート活動を支え、テロ攻撃を組織し実行す
る作戦能力及び将来的な身代金目的の誘拐事件に対するインセンティブを強め
る。身代金を支払わず、国民の生命を守り、国際条約に従ってテロ集団の生存
及び繁栄を可能とする資金を得る機会を減少させる決意を表明する。
http://mainichi.jp/articles/20160528/ddm/010/010/025000c

＞９で引用されたツイートで安田氏は、自己責任で危険地帯に入って拘束された自分を含むジャーナリストなどに関して、日本政府が「口や手を出すな」、交渉するななどとは主張しておらず、今回の要望と何ら矛盾しない。

＞１７
> 一方で我が事にはチキンな姿勢を強要する安田さん。

一介の民間人が政府に対して「強要」できるわけがないことは別にして、救出を要望する（とされる）ことは、日本国でない普通の文明国なら当たり前のことであって、別に「チキンな姿勢」ではない。

https://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/737215281261477888?lang=ja

日本で唯一「イスラム法学者」と言われる中田考先生のご意見、日本政府が交渉し身代金を払って解放してもらうしか手がないようにも思うけど、スペイン人記者もスペイン政府がお金を払って解放されたそうです。

フリーランスのジャーナリストを批判する「自己責任論」みたいな風潮がありますが、大手マスコミが危険な場所に取材しない中彼らの行動は必要だと思います。もちろん本人たちも死を覚悟してるでしょうが、無事がわかっているなら救助するのが日本政府の義務です、辛坊次郎は無茶したけど破格の待遇で救助したでしょ、通常なら巡視艇で遭難現場へ向かい数日後に救助されるのが当然ですが、航空自衛隊の救難機２機が出動して、性能以上の荒れた海水面に着水し一基のエンジンが故障しました。

http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160530&t=2&i=1139216653&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC4T033
　５月３０日、菅義偉官房長官=写真=は午前の会見で、シリアで行方不明となったジャーナリストの安田純平さんとみられる画像が新たに公開されたことについて、「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ。様々な情報網を駆使して全力で対応に努めている」と語った。都内で昨年１月撮影（２０１６年　ロイター/Toru Hanai）

｛東京　３０日　ロイター｝ - 菅義偉官房長官は３０日午前の会見で、シリアで行方不明となったジャーナリストの安田純平さんとみられる画像が新たに公開されたことについて、「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ。様々な情報網を駆使して全力で対応に努めている」と語った。

菅官房長官は画像の公開を受け、政府として危機管理監の下に必要な態勢をとり、画像の分析などに努めていることを明らかにした。

ただ、「具体的なことについては事案の性質上控える」と述べるにとどめ、安田さんを拘束しているとされる国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」と政府が接触しているかどうかなどについて明らかにしなかった。

共同通信によると、画像では安田さんとみられる男性が「助けてください　これが最後のチャンスです　安田純平」と手書きした紙を持っている。また、今回の画像を公開した仲介者の話として、ヌスラ戦線側は日本が早期に交渉に応じなければ安田さんを過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）に渡すと脅迫していると伝えている。

(石田仁志)

http://jp.reuters.com/article/suga-yasuda-idJPKCN0YL07O

金持ちな日本の国民が、拉致ゾーンに入ってくるのを阻止されちゃ困る勢力が日本にもいるわけだ。
それが>>18のような人間だね。

普通の文明国の政府も国民も関係する専門家も、紛争地（あるいは素人の旅行者が立ち入れないような危険地・未踏地）の情報が、公人や公式見解だけから得られるわけではないことくらいは理解しているがな。
日本国政府も例外ではなく、紛争地の取材を試みる自国のジャーナリストらの活動を妨害する一方で、他国のジャーナリストらがリスクを冒して得た情報にはちゃっかり依存しているわけだな。

もちろん、紛争地や危険地への立ち入りを試みる各人が専門的な知識や経験に基づいて危険を避ける努力を怠らないことは当たり前で、それでも絶対の安全が確保されずに危機に直面する可能性があるということを受け入れるのも自己責任の範囲だということも当たり前。

そんなに政府が危険地域だって言ってる場所は安全です＾＾海外は学生も
入ってきてる地域ですよ。っていい募って日本人への拉致ほう助をしてる
輩を助けたいものかなあ。

北朝鮮の拉致はなかったと言ってた社会党が好きな口でしょうかｗ

もちろん、普通の文明国の政府にとっても国民にとっても、危機に瀕した国民をその思想信条・素行などにかかわらず救出するべく努力することは当然のことだがな。