http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/828.html
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「首相の憲法違反が、既成事実として見過ごされていく。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20097.html
2016/5/30 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
内宮正宮前でにこやかに手を振り記念撮影する七カ国首脳。
記事は「神宮訪問」で、前日訪れた安倍晋三首相が「神宮参拝」と本紙の場合、区別していたのは読者諸兄ならお気づきだろう(伊勢新聞、5月28日)http://bit.ly/1sETBg3
「宗教施設への『参拝』は政教分離の原則上、問題が多く、七カ国首脳は伝統文化への『訪問』の形を取ったに違いない。だからこそ前日、安倍首相は『予告なき参拝』の意味がある」
「憲法改正が現実的になり、安倍首相は神社の非私人化も意識し始めたのではないか。天皇の元首を目指す以上、その神社が私人ではつじつまが合わない。問題は靖国神社ほかにも拡大させるかどうか」
「鈴木英敬知事は国際メディアセンターの三重情報館に神宮をイメージした舞台を作り、PR映像を流した。歴代知事が神宮との間に画した一線を、無造作に超えていく。安倍首相の深謀遠慮の露払いの気か」
首相の憲法違反が、既成事実として見過ごされていく。
政府高官によると、全体会合では、伊勢神宮訪問に各首脳から「日本文化を学べた」「聖なる場所に行けて、感動した」など前向きな感想が相次いだ(読売)http://bit.ly/1U4awz1
「政府高官によると」が胡散臭いが、神宮に行っただけで「日本文化を学べた」はおかしいだろう。
G7首脳が伊勢神宮訪問を称賛「素晴らしい経験をした」「悠久の歴史に感動」(産経)http://bit.ly/27XiTXb
産経はG7首脳の伊勢神宮での写真と一緒に、それとは別の政治宣伝写真もさりげなく混ぜて読者に提供している。
伊勢志摩サミット 日本を見直すきっかけに(産経)http://bit.ly/1TNf0gi
「2つの点でこの回復のきざしが読み取れる。第1に神道に関して。今回、参加国の首脳が伊勢神宮を訪問した。感慨深い第1の点である」
「終戦直後から、連合国軍総司令部(GHQ)は矢継ぎ早に日本の改革を実施した。昭和20(1945)年12月には神道指令により、神道への国や自治体のかかわりが禁じられた」
「GHQが植え付けたような神道観がむしろ誤ったものであることはいま、常識に照らせば明らかだろう。そして神道に対する海外の認識もすでに相当に改まっていることを、今回の伊勢神宮訪問は改めて感じさせた」
昨年の『戦前回帰』や今年7月に出る集英社新書『日本会議 戦前回帰への情念』でも書いたが、安倍首相と神社本庁、日本会議が現憲法を否定する大きな理由の一つは「神道指令の否定と払拭」にある。
彼らは日本国憲法を「神道指令の永続化装置」と理解している。
問題の一部分を切り取って、あたかもそれが全体であるかのように見せかける姑息な手法が、なぜか古今東西の世界で繰り返される理由はいくつかあるが、確信に満ちた態度で自信満々にそれを語る人間がいて、部分に関する膨大なディテール情報が提示されれば、より広い範囲の知識がない人は信じてしまう。
確信に満ちた態度で自信満々に「部分」が「全体」であるかのように語る人間として、最近では橋下徹元大阪市長やドナルド・トランプ米大統領候補などが挙げられる。
差別的で人権を省みない暴言であっても、一部分だけ切り取ってその枠内だけで議論すれば、あたかもそれが差別ではないかのように見える。
「部分」に関する膨大なディテール情報を提示された時、対象についての予備知識を持たない人は、情報の「量と細かさ」に圧倒されて、それが「全体」だと言われても疑問に思わない。
その膨大な「情報の山」に本来含まれているはずの情報が、恣意的に抜き取られていても、予備知識がなければ気づかない。
伊勢志摩サミットの問題や、日本会議の問題についての報道や言説でも、この種の「問題の一部分を切り取って、あたかもそれが全体であるかのように見せかける手法」は用いられている。
切り取られた一部分の情報は「事実」なので、嘘はついていない。
嘘はついていないが、つくのと同様の効果は得られる。
>島薗進 各国首脳は伊勢神宮は日本の神道の代表的な施設として尊重しているつもり。日本側は国家神道の中心的施設であることを国民に印象づけるという政治的意図をもって安部=日本会議系政府が企画。各国首脳の日本文化への敬意が体よく政治的に利用された形。見破ったメディアもある。
>Norichika Horie 伊勢新聞のコラム、大観小観 G7神宮訪問の背景を整理。 「訪問」前日に首相は神宮参拝 首相による参拝は祖父の岸信介が初 その背景に神宮の非私人化運動 GHQによる宗教法人化への反発 安倍首相の最終目標は改憲による神宮の非私人化?
前に紹介した伊勢神宮の宣伝礼賛記事もそうだが、朝日新聞がここまで徹底して、安倍首相に迎合的なスタンスの記事しか載せなくなっているのは、戦後日本のある部分が、もう既に終わっているということかもしれない。
森喜朗首相(当時)の「神の国」発言を、正面から批判した頃の朝日新聞は、もうない。
>mystery japan tenbin もっとずっと前の朝日新聞は国民煽りまくって戦争に突き進めましたけどね。。
そうなんです。
それに対して戦後の朝日新聞は「戦前戦中の自社の行いを反省した結果」と理解されてきたと思いますが、最近はただ単に「その時々の政治的強者(戦前戦中の陸海軍、戦後の戦勝国)に迎合してきただけではないのか」と疑い始めています。
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