天木直人は本当にアホだ。 死体遺棄容疑なのは、司法解剖でも死因を特定できなかったからである。 ただし、沖縄県警は、殺人容疑での立件に向け捜査している。 死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)は「刃物で刺して殺害した」と供述している。沖縄県警は、シンザト容疑者が女性を複数回刺したことを示す痕跡とみて、殺人容疑での立件に向け捜査している。 県警によると、遺体は容疑者の供述に基づき、19日に恩納村の雑木林で見つかった。白骨化しており、司法解剖でも死因は特定できなかった。 2016.5.20 13:25 【沖縄20歳女性失踪】 女性の「首を絞め、刃物で刺した」 逮捕の32歳米軍属が供述、スマホ見つからず http://www.sankei.com/west/news/160520/wst1605200021-n1.html 行方不明だった沖縄県うるま市の会社員、島袋里奈さん(20)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で、軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が「首を絞め、刃物で刺した」と殺害をほのめかす供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。沖縄県警は殺人容疑も視野に同日、司法解剖して死因の特定を進める。 捜査関係者によると、島袋さんのスマートフォンの位置情報が最後に確認された地域の防犯カメラにはシンザト容疑者の車両が写り、任意提出を受けた使用車両から島袋さんのDNA型が検出された。車内には血痕が付着していたが、少量だったため、車の外で刺された可能性もあるとみられる。県警は容疑者が島袋さんを車で連れ去った可能性があるとみている。島袋さんのスマホや靴は見つかっておらず、県警は遺体が遺棄された恩納村の現場周辺を捜索している。 シンザト容疑者は「動かなくなった女性を雑木林に捨てた」と死体遺棄容疑を認めているという。 安倍晋三首相は20日、官邸で記者団に「非常に強い憤りを覚える。今後、徹底的な再発防止など厳正な対応を米国側に求めたい」と述べた。 島袋さんは4月28日午後8時ごろ、交際中で同居していた男性に「ウオーキングしてくる」と、スマホの無料通信アプリLINE(ライン)でメッセージを送信。翌29日未明に男性が「今から帰る」とメッセージを送ると、読まれたことを示す「既読」が表示されたが返信はなかった。 沖縄県警は遺体遺棄時間を明確に特定しておらず、4月28日午後8時13分ごろから翌29日午前2時40分ごろまでの間と説明。遺体が見つかった恩納村安富祖の雑木林は、島袋さんの自宅から車で40分ほどかかるという。 ◇ 在日米軍の軍属 米軍基地で事務員や技師として働き、軍務を支援する民間の米国人。沖縄県によると2011年現在、同県の軍人は約2万6千人で、軍属が約2千人。日米地位協定は、在日米軍の軍人、軍属が公務中に事件、事故を起こした場合、米側に第1次裁判権があると規定している。このうち軍属に関しては11年、米側が刑事訴追しない場合、日本側で裁判できるよう協定の運用を見直した。 2016.5.23 12:05 【沖縄20歳女性遺棄】 遺体の骨に複数の傷 殺人容疑での立件視野 http://www.sankei.com/west/news/160523/wst1605230028-n1.html 沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、遺体の骨に複数の傷があったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)は「刃物で刺して殺害した」と供述している。沖縄県警は、シンザト容疑者が女性を複数回刺したことを示す痕跡とみて、殺人容疑での立件に向け捜査している。 県警によると、遺体は容疑者の供述に基づき、19日に恩納村の雑木林で見つかった。白骨化しており、司法解剖でも死因は特定できなかった。 一方で、捜査関係者によると、刃物によるとみられる傷が遺体の胴体部分の骨に数カ所確認されたという。 シンザト容疑者は県警の調べに「事件後、凶器は捨てた」と供述。だが、使用車両や容疑者宅からは事件に関わったとみられる凶器は見つかっておらず、県警が捜索を続けている。 捜査関係者によると、シンザト容疑者は遺体を遺棄したことを認め「わいせつ目的で女性を狙い、乱暴した」と供述。車で2〜3時間、相手を探したとも説明している。 女性は4月28日午後8時すぎ、交際相手の男性に「ウオーキングしてくる」とスマートフォンでメッセージを送った後、行方不明になった。 県警は容疑者の供述や車の走行経路などから、女性が自宅アパート近くで襲われたとみて、周辺を捜索し、襲撃場所の特定を進めている。 2016.5.24 20:34 【沖縄20歳女性遺棄】 水路から棒と女性の鍵を発見 棒は犯行に使用か http://www.sankei.com/west/news/160524/wst1605240084-n1.html 沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、沖縄県警は24日、うるま市の州崎地区の水路から、死体遺棄容疑で逮捕した元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が事件に使ったとみられる棒を発見した。女性の鍵も見つかった。 行方不明になった女性のスマートフォンの位置情報が最後に確認された場所で、周辺の複数の防犯カメラにはシンザト容疑者の車が写っていたことから、県警が同日、捜索していた。 捜査関係者によると、シンザト容疑者は逮捕当初「後ろから女性の頭を棒で殴って襲った」と供述しており、県警が発見した棒を詳しく調べている。 県警によると、スマホの電波が途絶えたのは4月29日午前2時40分ごろで、同じ時間帯に、地区につながる橋の近くの防犯カメラなどで容疑者の車が確認されたという。女性宅からは約1・5キロ離れている。 女性の遺体は、うるま市から車で40分ほどかかる恩納村の雑木林で見つかった。女性は4月28日夜にウオーキングで外出して午後9時ごろ、自宅近くに戻った際に襲われた可能性が高く、県警はシンザト容疑者が遺体を遺棄した後、州崎地区に戻ってきたとみている。 捜査関係者によると、シンザト容疑者は遺棄容疑を認めた上で、女性の首を絞めて刃物で刺して殺害し、遺体はスーツケースに入れて車で運んだ、と説明した。 「ケースは事前に車に積んでいた。事件後に捨てた」とも供述し、県警は計画的だった可能性もあるとみて調べている。 2016.5.25 07:46 【沖縄20歳女性遺棄】 女性のスマホや自宅の鍵、橋から投棄か http://www.sankei.com/west/news/160525/wst1605250018-n1.html 沖縄県うるま市で女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が事件後、女性の所持品や事件に使ったとみられる凶器などを、うるま市の橋の上から水路に投げ捨てた可能性が高いことが25日、捜査関係者への取材で分かった。 沖縄県警は、女性のスマートフォンの位置情報が最後に確認されたうるま市州崎地区の水路を24日に捜索。底から容疑者が捨てたとみられる棒と、黒いストラップが付いた女性の自宅のものとみられる鍵が見つかった。 捜査関係者によると、棒と鍵は近接した場所に沈み、いずれも橋の下付近にあったという。 県警は、まだ見つかっていない女性のスマホも近くにある可能性が高いとみて、引き続き水路を捜索する。 県警によると、女性のスマホの位置情報が途切れたのは4月29日午前2時40分ごろで、この橋のそばの防犯カメラには、同じ時間帯に走行するシンザト容疑者の車が写っていたという。 捜査関係者によると、シンザト容疑者は「女性の頭を棒で殴って襲った」と供述しており、県警は発見した棒が事件に使われたものかどうか確認を急いでいる。
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