http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/576.html
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左・竹田恒泰公式サイト「竹の間」/右・日本オリンピック委員会(JOC)公式サイトより
息子・竹田恒泰はアイドル刺傷事件でヘイト発言、父親・恒和は東京五輪ワイロで嘘八百!「旧宮家」親子が日本の品位を貶めている
http://lite-ra.com/2016/05/asyuracom-2275.html
2016.05.24. 竹田恒泰のヘイト、父親・恒和の嘘八百! リテラ
5月21日、東京都小金井市で、アイドルとして活動している女子大学生・冨田真由さんが、ファンとみられる男に首や胸など20カ所以上を刃物で刺される事件が発生した。冨田さんは意識不明の重体。男は傷害容疑で逮捕された。
痛ましい事件というほかはないが、ネットでは、逮捕された男の名前が「自称・岩埼友宏」と報道されていることについて、“ネトウヨのアイドル”こと竹田恒泰氏が、こんなツイートを放って、話題になっている。
〈小金井ライブハウス殺人未遂事件で逮捕された人物は「自称・岩埼友宏容疑者」と報道されている。自称ということは本名でないということ。なぜ本名で報道しない?ここが日本のメディアのおかしいところ。臆する必要はない。本名で報道すべき。これは私の憶測だが、容疑者は日本国籍ではないと思われる。〉
“ゲス”としか言いようがない。ようするに竹田氏は、“容疑者は日本人ではなく在日外国人だ”と言いたいらしいが、報道で「自称」とつくのは、その時点で捜査当局が男の本名を裏取りできおらず、メディアが警察発表をそのまま出しているからにすぎない。だいたい、報道で「住所・職業不詳」と報じられていることからも、男が逮捕時に免許証など写真入りの本人確認ができるものを所有していなかったことは容易に想像できるだろう。
そもそも、竹田恒泰氏といえば、これまでもデマを連呼して“通名バッシング”を繰り返してきたネトウヨタレント。たとえば2013年、『やしきたかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)に出演した際には、「通名というのがあって、日本人の名前に変えることによって、犯罪歴や金融関係の経歴を全部消すことができ、また新たな犯罪ができる」などという大デマを披露し、「在特会が活動したおかげで在日の特権の問題が明らかになった」と、在日コリアンのジェノサイドを扇動するヘイト市民団体を誉めそやす有様だった。
今回のアイドル刺傷事件の容疑者が「日本国籍ではない」などいうツイートももちろん、グロテスクな人種差別意識に基づくものだろう。完全にむき出しのヘイトスピーチである。
昨年「2ちゃんねる」上で佳子内親王を脅迫した男(当時43)が逮捕されたときも、ネットでは“犯人は在日朝鮮人”などというデマが飛びかったのは記憶に新しい。竹田氏もネトウヨのみなさんも、あらゆる事件を在日外国人のせいにしたがるが、こうした人種差別デマを平気で垂れ流すことこそ、連中が誇る「日本人の品性」や「誇り」を貶めていることに気がつかないのだろうか。
そもそも恒泰氏は、こんなヘイトデマよりも、きちんとコメントすべきことがあるはずだ。そう、実父である竹田恒和JOC会長の“五輪「裏金」=「賄賂」疑惑”だ。
本サイトでも既報のとおり、いま、2020年東京五輪をめぐって、日本の招致委員会側が票獲得のために、総額2億円以上の大金をペーパカンパニーのコンサル会社を通じて前陸連会長側に贈賄していた疑惑が持ち上がっている。恒和氏はその招致委員会の理事だった。疑惑が報じられた当初、恒和氏は国会で送金先について、「(票を握る陸連前会長と関係があるとは)知るよしもなかった」などと証言していたが、数日後には関係を認識していたと翻した。さらに今月22日には、恒和氏が疑惑のコンサル会社との契約書にサインしていたことも判明。ようするに恒和氏は疑惑を隠すため、嘘に嘘を塗り重ねていたのだ。
ところが、子の恒泰氏といえば、前出のとおりヘイトデマを撒き散らす一方で、この疑惑には一切口を閉ざしたままである。
普段、「旧皇族」「旧宮家」であることを盛んにアピールし、「日本の誇り」などとエラソーに語っている親子が、こういう行為をなぜ平気でできるのか、首をひねりたくなるが、しかし、これは彼らの過去を知る者にとっては不思議でもなんでもない。そもそも、この「自称」プリンス一家には、詐欺的事件への関与が何度も取りざたされてきたのだ。
たとえば、02年に「FLASH」(光文社)7月30日号が報じた恒泰氏の“マルチ商法”への関与。記事によれば、恒泰氏はインターネットマルチ商法・スカイビズ2000に関わっていたという。さらに、08年には恒和氏、恒泰氏ともども「詐欺師親子!」と告発された。「週刊新潮」(新潮社)08年6月19日号で告発者が語ったところによれば、告発者は恒和氏の妻(現在は離婚)とその母・松見イク氏から懇願され、「竹田家の大切な品々」を保管する貸し倉庫の保管料325万円等を立て替えていた。その協議には恒泰氏も同席していたという。ところが、書面に恒泰氏のサインがあるにもかかわらず、請求しても一切お金を返済しない。しかも、倉庫の中身も竹田家側は3000万相当と言っていたのに、鑑定に出したところたったの100万円程度の価値だったという。
加えれば、この恒泰氏の祖母・松見イク氏が経営していた精神病院・松見病院の多額借金をめぐるトラブルも報じられたことがある。恒泰氏は松見病院の経営陣のひとりで、借金の保証人として東京地裁で1200万円および13年6月24日から年5分の利息の支払い命令を受けたが、「週刊文春」(文藝春秋)14年10月16日号で、原告の男性はこんな告発をしている。
「大金なので躊躇していると、今度は竹田(恒泰)さんを“保証人”につけると言う。本人にも会いましたが、なにせ明治天皇の玄孫というから信用するでしょう。大丈夫だろうと考えて知人に1200万円を貸すことにしたんですよ」
ようするに、この親子は「旧皇族」「旧宮家」の看板をつかった詐欺まがいの行為を働いてきたのである。これを踏まえれば、今回の五輪招致「裏金」疑惑も、こうした体質の延長上にあるものと見るのが妥当だろう。皇室の権威を悪用してのし上がり、トラブルや不祥事が露見すると保身のための嘘で疑惑を糊塗する。一方で、他の民族や国家、出自に対する差別的言辞を撒き散らす。
この親子こそ、日本の品位を貶めているというべきだろう。彼らの“ゲス”ぶりを見れば、右派の主張する旧宮家の復活など絶対に許してならないことだけは確信できる。
(宮島みつや)
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