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米軍が撤退すれば、横田基地は民間空港として使用されるという
在日米軍撤退で実現する羽田―大阪間20分 成田空港不要論も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160524-00508543-shincho-soci
「週刊新潮」2016年5月19日菖蒲月増大号 掲載
米大統領選で共和党候補指名を確実にしているドナルド・トランプ氏(69)は、日本に対し“在日米軍駐留費を全額負担するか、さもなくば撤退”を突きつけている。沖縄以外では日本最大の米空軍基地として知られる横田基地(総面積約7・1平方キロ)の場合、米軍が撤退すれば、横田基地は民間空港として使用されるという。実は、航空業界からは歓迎される話なのだとか。
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横田基地は、東京都の多摩地域中部(福生市など5市1町にまたがる)にある。
横田基地や福生と聞けば、小説『限りなく透明に近いブルー』の舞台となった「ハウス」(米軍住宅)を思い浮かべる人も少なくないだろうが、
「米軍が横田から撤退するのは、航空業界にとっては結構なことじゃないですか」
と、航空評論家の秀島一生氏。
「飛行機は向かい風でしか着陸できないので、風向きによって空港へのアプローチを変えます。西日本方面から羽田に到着する場合、追い風になってしまう南風の時など、着陸待ちの飛行機が東京上空で渋滞を起こしてしまう状態になる。そこで政府は、海上からアプローチする現在のルートに加え、埼玉の和光市方面から羽田に向け、都心上空を突っ切る新ルートを認める方針です」
しかし、人口密集地を低空で飛ぶことになるため、騒音や落下物の危険など様々な問題が懸念されている。だが、そのような新ルートが必要なほど羽田上空が混雑するのも、そもそもは横田基地の存在が原因だという。秀島氏が続ける。
「横田基地を中心として、日本海側の新潟から長野、山梨を通り、太平洋側の静岡、神奈川に至る1都8県の上空に『横田空域』が設定されているためです。この空域では、横田基地の米軍の管制官が管制権を持っていて、そこを飛行するには米軍の許可が必要です」
■20分程で大阪へ
そのため民間の航空機はなるべくこの空域を通らないルートで飛行しているが、
「横田空域は最大で約7000メートル上空まで設定されています。地上からそれほどの高さまで透明なプラスチックの箱が置いてあると考えてください。そこを通れないからこそ、日本の民間機は不自然な迂回ルートで羽田を離着陸しているわけです」(同)
米軍撤退なら、横田空域も自由に飛べることになる。
「その場合、例えば現在40〜45分程かかる羽田―大阪間は20分程で飛べるでしょう。燃料など年間数百億円のコストが削減でき、航空券も今より安くなります。経済効果も相当なもの。横田基地が使えるのであれば、国際線空港としての成田の重要性は変わらないが、東京の西部の人には横田の方が遥かに利便性が高いでしょう」(同)
とはいえ、これでは成田不要論も出かねない。防衛省幹部も打ち明ける。
「このほか、神奈川県相模原市にある『相模総合補給廠』も返還されれば有効活用できます。ここは、米軍の物資補給施設だが、東京ドーム42個分にあたる約200ヘクタールの敷地がある。これだけの広大な敷地が相模原駅(JR横浜線)北側一帯に広がっています。私鉄の京王線の駅と近くて、リニア新幹線の駅もできるという。相模総合補給廠が返還されれば、商業施設からマンションまであっという間に建設されるはずです」
「特集 ムリが通れば『安保』が引っ込む? 露悪家『トランプ』有言実行の吉凶検証」より
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