http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/477.html
Tweet |
オバマに沖縄女性殺害事件を聞かなかったNHK昼のニュースー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1son6cv
22nd May 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
いま、正午のNHKテレビのニュースを聞きながら、
これだけはどうしても書いておかなければいけないと思って急いで書いている。
真っ先に報じたのはサミットで訪日するオバマ大統領とNHKの単独インタビューだ。
それはいい。
しかし、そこでオバマに真っ先に語らせたのは、日米同盟の強化の重要性だ。
今度のサミットは、米国と議長国である日本が、
世界経済や世界の安全保障で結束する事を示す会議にしたいという。
世界の安全保障問題として、そこでオバマが語ったのは、
北朝鮮の核を念頭においた核不拡散であり、中国の南シナ海拡張の牽制だ。
いまや安倍政権の意向を代弁するようになったNHKだから、それも理解できる。
しかし、ならばこそNHKは、沖縄で起きた不幸な女性殺害事件に言及し、
日米同盟強化の為にも、日米地位協定の見直しの必要性に言及しなかったのか。
NHKにそこまで求めるのは無理としても、
なぜNHKは、ただの一言も沖縄で起きた不幸な事件に言及し、オバマの言葉を聞き出そうとしなかったのか。
NHKが意図的に沖縄女性殺害事件を避けたことは明らかだ。
これほど沖縄県民や日本国民の気持ちに背くものはない。
これが国民の為の公共放送であるNHKのいまの姿だ。
戦後70年の日本の最大の矛盾と不幸を見せつけた、
2016年5月22日正午のNHKテレビのニュースであった。
◇
オバマ大統領単独インタビュー 核兵器のない世界 広島から発信
動画⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160522/k10010530421000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
5月22日 7時45分 NHK
アメリカのオバマ大統領は、今月25日から日本を訪れるのを前に、NHKの単独インタビューに応じました。この中でオバマ大統領は、現職のアメリカの大統領として初めてとなる被爆地、広島への訪問で発するメッセ―ジには、謝罪は含まれないものの、罪のない大勢の人々が犠牲になった戦争の悲惨さと「核兵器のない世界」を訴えることを明らかにしました。また、かつて敵国どうしだった日米両国が今や最も緊密な同盟国になったことが、世界平和に向けた成功例だという認識を示しました。
オバマ大統領は、今月25日から日本を訪れ、伊勢志摩サミットに出席したあと、27日には現職のアメリカの大統領として初めて、被爆地、広島を訪れることにしています。
オバマ大統領の訪日は、2009年の大統領就任以来、今回が4度目です。オバマ大統領は、それを前に、ホワイトハウスでNHKの単独インタビューに応じ、みずからの広島訪問について「初めて日本を訪れたときに、訪問に関心があると述べた。大統領の任期があと僅かとなるなか、戦争の本質をじっくりと考えるよい機会になると思った」と述べ、大統領就任以来の訪問への強い思いを強調するとともに、今回、機が熟したと判断したことを明らかにしました。そして「目的の1つは、戦争では罪のない人たちが巻き込まれ、とてつもない苦難に見舞われると認識することだ。それは過去の話ではなく、今も世界の多くの場所で起きている」と述べて、広島では、大勢の人々が犠牲になる戦争の悲惨さを訴え、命を落とした多くの市民を追悼する考えを示しました。そのうえで、広島では所感を述べる予定だとしたうえで「単に過去を振り返るのではなく、世界中で平和と対話を進めるためにできるかぎりのことをすべきだということ、そして『核兵器のない世界』を追い求めて努力すべきだということを訴えるのが目的だ」と述べ、「核兵器のない世界」を目指すというメッセージを世界に向けて発信したい考えを強調しました。
さらにオバマ大統領は、訪問で被爆者に謝罪する考えはないとしたうえで、「戦争のさなかに指導者はあらゆる決定を下すということを忘れてはならない。それを検証するのは歴史家の仕事だ。7年半、同じ立場に身を置いた者として、指導者がとりわけ戦争時には極めて難しい判断を迫られることを知っている」と述べ、今回の訪問は原爆投下の是非を論じることが目的ではないと強調しました。
また、日米関係について「かつての敵どうしが、いかにして世界で最も緊密な関係を築き、最も緊密な同盟国になったかを示す、すばらしい物語だ」と述べ、世界各地で国どうしの争いが続くなか、日米両国は過去を乗り越えて平和を築く重要な成功例だという認識を示しました。
一方、2009年の大統領就任の年に演説で訴え、その年のノーベル平和賞受賞につながった「核兵器のない世界」の現状については、「僅かながら進展した。核兵器の保有量が大幅に増えることはなかったからだ」と述べました。そのうえで「ロシアと交渉し、大統領に就任した当初は、核軍縮条約の『新START』を締結し、米ロ両国の核兵器の保有を削減することができた。私はさらなる削減が可能だと思うが、ロシアはこれまでのところ、関心を示していない」と述べ、ウクライナ情勢などを巡り対立するロシアが核軍縮に後ろ向きなことが停滞の原因だと指摘しました。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK206掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。