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取材に答えるペリー元米国防長官=石川智規撮影 :東京新聞
ペリー元米国防長官のウソを垂れ流した東京新聞
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/05/22/post-4605/
22May2016 天木直人のブログ
きょう5月22日の東京新聞が一面トップでペリー元米国務長官との単独インタビュー記事を掲載した。
ペリー氏は1995年の沖縄少女暴行事件が起きた当時の国防長官だ。
あの時の事を、「身の毛のよだつような事件だった」と振り返り、自分がそうしたように、「すぐにワシントンをたって東京に飛び、家族と日本のみなさんに・・・謝罪した」ように、「カーター現国防長官は心からの謝罪を行い、再発防止に取り組むべきだ」と強調している。
このような、謝罪や再発防止策を強調する言葉は、すでにメディアにあふれかえっているから、私にとっては何の興味もない。
私が注目したのは、その後に続くペリー氏の次の言葉だ。
今度の事件をきっかけに沖縄で米軍基地に反対する声が再燃している現状について、次のように語っている。
「われわれ(米軍)は、日本の安全保障のために日本にいる必要があると考えるから駐留しているのであり、日米両政府はその必要性をあらためて明言すべきだ・・・われわれが駐留を望んでいるのではない。もし日本政府が、安全保障にとって必要がないと考えるのなら、われわれは出ていくべきだ」と。
よくもこのようなウソが言えるものだ。
米国の欲する時に、米国の好きなだけの米軍(基地)を、米国の好きな場所に、駐留させる。
これが日米安保条約の密約の核心である。
その事をペリー氏が知らないはずがない。
そして、その事を東京新聞が知らなかったとすれば、あまりにも不勉強だ。
なぜ東京新聞は、すかさずペリー氏にその事を聞かなかったのか。
もういい加減ウソやごまかしは止めた方がいい。
日米関係の将来は、本音で語り合ってこそ展望が開けるというものだ。
今回の不幸のせめてもの償いは、日米安保条約の是非について、ウソのない対等な議論を、日米両政府が国民の目の前で始める事である(了)
◇
「米政府は心から謝罪を」 沖縄遺棄事件でペリー元国防長官
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016052290065637.html
2016年5月22日 07時00分 東京新聞
【サンフランシスコ=石川智規】ペリー元米国防長官(88)が二十日(日本時間二十一日)、サンフランシスコ近郊で本紙のインタビューに応じ、沖縄県うるま市の女性会社員の遺体を遺棄した疑いで元米海兵隊員の軍属の男が逮捕された事件を受け「カーター現国防長官は心からの謝罪を行い、再発防止に取り組むべきだ」と強調した。
ペリー氏は「今回のようなひどい事件が起きたとき(国防長官には)二つの責任がある。個人的に誠実に深く謝罪し、同時に、再発の可能性を抑えるための措置を取らねばならない」と指摘。その上で、米兵だけでなく、軍属も含めて「規律」を求める必要があるとした。
ペリー氏は、一九九五年に沖縄県の小学生の女児が米兵三人に暴行された事件当時の国防長官。「身の毛のよだつような事件だった」と当時を振り返り、「私はすぐにワシントンをたって東京へ飛び、家族と日本のみなさんに個人的に謝罪した」と語った。
少女暴行事件をきっかけに日米両政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の全面返還で一致し、ペリー氏はその意思決定にも関わった。「事件後に日米両政府に返還交渉を早く進めるよう促した。移設がいまだに進んでいないことに驚いている」とも述べた。
今回の事件をきっかけに沖縄で米軍基地に反対する声が再燃している現状については「われわれ(米軍)は、日本の安全保障のために日本にいる必要があると考えるから駐留しているのであり、日米両政府はその必要性をあらためて明言すべきだ」と指摘。「われわれが駐留を望んでいるのではない。もし日本政府が、安全保障にとって必要がないと考えるのなら、われわれは出ていくべきだ」と主張した。
一方、オバマ米大統領が二十七日に予定する被爆地・広島への訪問では、被爆者と会うことが望まれるとした上で「核兵器が人類にとっていかに破壊的なものであるかを現地で指摘し、二度と核兵器が使われないよう(世界に向けて)強い意志を表明するべきだ」と語った。
◆少女暴行事件時現職 普天間合意に関与
<ウィリアム・ペリー> 1927年10月生まれ。米国のクリントン政権で、94年2月から97年1月まで国防長官を務めた。任期中の95年、沖縄県の少女暴行事件が起き、在日米軍の再発防止策に取り組むとともに、普天間飛行場返還などの政策決定に携わった。
ペリー氏ら元米政府高官4人が核廃絶を訴えた新聞への寄稿が、2009年にオバマ米大統領がプラハで訴えた「核兵器なき世界」の演説に大きな影響を与えたことでも知られる。現在は米スタンフォード大学名誉教授。
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