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これ以上ない「アベノミクス失敗」批判を見つけた
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17May2016 天木直人のブログ
5月15日の読売新聞経済欄に坂本裕寿経済部長が書いた「鼓動を待ちながら」と題する「エコノ考」というコラムがあった。
それは、この以上ない、アベノミクス失敗に対する批判だ。
この「鼓動を待ちながら」という見出しは、その記事を読むとすぐわかる。
「ゴドーを待ちながら」の語呂合わせだ。
そして、「ゴド―を待ちながら」とは、いうまでもなくノーベル賞作家であるベケットの戯曲の名前である。
一本の木の下で、二人の男が、二人の関係も、待つ理由も、待つ相手の正体も、一切明らかにされないまま、ただひたすら待ち続け、そして最後までなにも現れなかったという、究極の不条理劇の事である。
坂本経済部長は、この不条理劇に例えて、いつまでたっても成果が出て来ないアベノミクスについて、こう批判している。
「・・・相手がいつまでも姿を見せなければ、待つ身の確信は疑念へと変わるだろう。きっと来るよ。来るはずさ。たぶんね。いや、もしかして・・・3年以上、経済復活の鼓動を待ちわびる安倍首相もそんな心持ちかもしれない。正念場とされた2016年が折り返しに近づいても、景気はさっぱりよくならない・・・」
そして坂本経済部長は安倍首相のとってきたあらゆる策を振り返るのだがどれもうまくいかなかったし、これからも名案は見いだせそうもないと書いている。
安倍政権の御用新聞である読売新聞の経済部長がこんな批判をしていいのか、例によって何か裏があるのだろう、そう思って読み直しても、どこにも評価の言葉はない。
最後は、アベノミクス劇場に待たれるのはあらたな「物語」である、と言う言葉で終わっている。
要するにゴド―を待っていては不条理のまま終わると言っているのだ。
これ以上のアベノミクス失敗批判はない。
アベノミクス失敗批判はこれで決まりである(了)
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