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血税タカリだけじゃない 舛添知事“租税回避”のセコイ手口
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181425
2016年5月17日
豪華別荘(右)も会社名義(C)日刊ゲンダイ
やはり、都民の怒りは収まらなかった。舛添要一都知事(67)の見苦しい言い訳会見の直後から、都庁には批判電話が殺到。すでに延べ1万件を超え、鳴りやまない電話の応対に、職員たちは「仕事にならない」と悲鳴を上げている。とはいえ、居直り知事には馬耳東風だろう。散々血税にタカりながら、自身はセッセと「租税回避」に励んでいるくらいだから――。
■ちゃっかり相続税逃れの疑い
毎週末に公用車で足しげく通った神奈川県・湯河原の豪華別荘の土地・建物は、舛添知事個人が所有していないことになっている。
登記簿上の所有者は、すべて「株式会社舛添政治経済研究所」(舛添研)名義。雅美夫人が代表取締役を務め、残る取締役は舛添知事本人のみ。所在地も世田谷の自宅というファミリー企業だ。
3年前まで本人が「3億円で買った」と豪語していた東京・世田谷の自宅も舛添研名義だった。
「一般的に不動産を法人名義にすれば、耐用年数に応じて減価償却できます。土地取得代や建設費も、法人経費として税務上は損金として計上できます。固定資産税や別荘などの管理費も法人の経費となる。法人名義なら土地・建物の相続も発生せず、将来的な相続税対策にもなるのです。かなりポピュラーな節税の手口です」(税理士)
舛添知事は北九州市の実家の土地と、その地に97年に新築した2階建てのマンションまで舛添研名義にしている。しかも、舛添研はこの実家の住所を、登記簿で「支店」として届け出ている。
ちなみに、舛添知事の母・ユキノさんが他界したのは00年のこと。実家の土地・建物は母の生前から舛添研名義となっており、本来、舛添知事本人に降りかかったはずの相続税を回避した疑いもある。
舛添知事は3人目の妻である雅美夫人と2人の実子をもうけたほか、2人の元愛人に産ませた3人の子を認知している。所有物件の法人名義は、自分の死後のトラブル回避まで視野に入れた措置なのか。舛添事務所に質問状を送付し、その理由を聞いたが、締め切りまでに回答はなかった。
こうして租税回避に精を出す一方、舛添知事は政治団体を通じた「血税還流」にもファミリー企業を利用していた。
■ファミリー企業を使った“錬金術”
少なくとも新党改革の代表に就任した2010年以降、自らが代表の政党支部と関連政治団体グローバルネットワーク研究会(グロ研)が「家賃」として舛添研に毎年計531万円(月44万2500円)を支払ってきた。どちらも所在地は舛添研と同じ世田谷の自宅。特に政党支部は収入の大半が政党交付金、つまり税金が占めているだけに、家賃名目で国民の血税が舛添知事のファミリー企業に還流している格好だ。
都知事選出馬を表明した14年1月には、新党改革本部から政党支部に支給された計600万円の交付金のうち、人件費などに費やした残金約429万円を2回に分けてグロ研に寄付。都知事選出馬に伴う離党のため、党支部を解散したのは、最後の寄付と一緒の同月31日だった。
「政治団体の解散に際し、使い切れなかった政党交付金は国庫に返納する義務がある。ただし、罰則規定はありません」(総務省・政治資金課政党助成室)
さらにグロ研は14年7月末に解散。直前に残金約4900万円は、洗いざらい現在の資金管理団体「泰山会」(所在地は世田谷の自宅)に寄付した。グロ研を通じた“資金洗浄″によって交付金は泰山会に渡り、再び家賃名目で舛添研に還流された。しかも、同じ所在地の政治団体の数は減ったのに、舛添研が受け取る月額44万2500円の家賃はしっかり厳守されているから、もうメチャクチャだ。
この男のセコさ、ズルさ、恥知らずは本当に許し難い。
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