http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/894.html
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(回答先: 上智大・上野教授、日露首脳会談を高く評価する3つの理由とは:安倍首相、日露双方が行動や発言で相手の国民感情に配慮すべきと 投稿者 あっしら 日時 2016 年 5 月 13 日 03:08:09)
南クリル諸島:不和あるいは協力の島?[スプートニク日本語]
南クリル諸島、あるいは北方領土は、ここ数週間、何度にもわたって日本のマスコミの報道の対象になった。これは、ロシアの閣僚や、省庁の役人たちが、これらの島々を訪問したためだ。
日本とロシアとの間の領土問題、第二次世界大戦の終結後からいまだ解決に導かれていないこの問題は、二カ国の間の障害となっている。これに際してロシアは、クリル諸島の経済発展の分野で、日本と協力することができないかと、日本の注意・関心を引くことを積極的に試みてきた。
日本の読者の皆様の、南クリルというテーマへの興味・関心を受けて、スプートニクは「南クリル諸島:不和あるいは協力の島?」というタイトルのもと、特集記事を連載することにした。
※ 以下に示す記事は、ロシアの対日宣伝の片棒を担ぐことになるが、「スプートニク日本語」の当該記事に掲げられている関連記事のなかから選択したものである。
記事中にあるイトゥルプとクナシルは露側の呼び名で、イトゥルプ=択捉島・クナシル=国後島。
■「クリル諸島には水産養殖のための全ての条件が整えられる」
http://jp.sputniknews.com/russia/20151104/1120834.html
■「イトゥルプの新波止場、新たな投資を待つ」
http://jp.sputniknews.com/business/20151105/1123788.html
■「クリルは日本企業を呼んでいる!」
http://jp.sputniknews.com/business/20150808/713437.html
■「南クリル開発を日本が拒否すれば、中国韓国がその場を占める」
http://jp.sputniknews.com/opinion/20150923/942724.html
■「ロシア人専門家、日本との平和条約なしに70年、ということはこの先もなくても大丈夫だろう」
http://jp.sputniknews.com/politics/20151023/1062667.html
http://jp.sputniknews.com/trend/russia_japan_cooperation_in_kuril_islands/#ixzz48Str04fy
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領土を奪還するためならロシアとの戦争も辞さずと腹を決め、その戦争に勝てると思っているひとには何も言わない。
しかし、領土回復を戦争に訴える気がないのなら、現実をきちんと踏まえ、交渉で獲得できる最大限の果実を見定めなければならない。
これまでのように、不法占拠(安倍首相に倣ってロシア国民に気を遣うと平和条約締結までの保障占領)されている色丹島・歯舞諸島のみならず国後島・択捉島を含みかたちで“日本固有の領土”と主張し続けているだけでは、ロシアも返還する意思を見せている色丹島・歯舞諸島さえ取り戻せないのだ。
ロシアは、長い国境線を接し台頭著しい中国に、炭化水素系資源の販売先のみならず産業基盤整備や極東開発まで依存したくないと思っている。
しかし、日本が北方領土全面返還にこだわり平和条約を先延ばしにするのなら、脱資源経済・極東開発重視を掲げるロシア政府は、中国・韓国・ドイツなどとの協力を進めていくだろう。
そのような協力の流れが定着していけば、ロシアにとって、日露平和条約を締結するメリットが消えていくことになる。
人口に富み国際決済資金も豊富な中国が民生品レベルの産業力で日本に追いつけば、ロシアにとって日本の魅力はぼやけたものになるだろう。
※参照投稿
「安倍首相 ロシアとの平和条約締結は「日本人の悲願」:日朝国交正常化と日ロ平和条約締結をもって戦後は終わる」
http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/125.html
「南シナ海領有権問題と同じ構図だが、だからといって放棄した日本が千島列島の一部に領有権を主張できるものではない」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/721.html
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