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2016年 05月 09日
熊本地震から3週間超。いまだに震度3〜4の余震が起きるので、被災者の方々も落ち着いて、心身を休めることができないのではないかと案じているのだが。
残念ながら、倒壊した自宅に帰れなくて、避難所や他の場所で過ごしている人たちが少なからずいるものの、インフラや交通もかなり復旧。学校も徐々に再開しているという。ガンバ!o(^-^)o
でもって、ここまでは、いかに震災の被害を避けて、生き延びて行くかが最大の目的になっていたわけだけど。ここからは、どうやって少しでも早く、元のorそれに近い生活や諸状況を取り戻して行くかという被災地、被災者にとっては、重要な段階にはいって行くわけで。
当然にして、政府も被災者の声、自治体の意向を最大限に尊重しながら、復興の促進を後押ししてくれるものだと期待思っているのだが・・・。
<東日本代大震災の時には、(地震+津波+原発事故)X広大な面積で今の何十倍も大変な状況だったのに、民主党政権のやり方をさんざん批判しまくっていたのだから。安倍官邸&自民党さんが、どれだけ迅速に立派に住民に寄り添った復興をやってくれるのか、期待しているわよ〜〜〜。(++)・・・あ、ほら、震災ごみの対応で困っているみたいよ。早くしないと。(・・) 何か東日本の経験があまり活かされていないように思うのはmewだけ?(~_~;)>
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mewは、昨日、このニュースを見て、驚きを通り越して、「安倍自民は、熊本の被災者の生活回復よる松本の名誉回復の方が大事なのか!」と怒りすら覚えてしまったです。(-"-)
というのも、何と安倍内閣は、批判続出で更迭されると見られていた松本文明氏を、また現地対策本部長として送ることを発表したとの報道が出ていたからだ。 (゚Д゚)
『内閣府は8日、熊本地震の現地対策本部長を、牧島かれん内閣府政務官から松本文明・内閣府副大臣に交代すると発表した。松本氏は4月15日から20日にも本部長を務めており、2度目の就任となる。
松本氏は先月16日に震度7の「本震」が発生した後、政府と県を結ぶテレビ会議で河野太郎防災相に自分たちへの食事の差し入れを要請し、衆院総務委員会で「大変申し訳ない」と陳謝した。内閣府は再任の理由について「現地対策本部長はローテーションで務めている」としている。(朝日新聞16年5月8日)』
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安倍首相は、震災直後に内閣府副大臣(防災担当)の松本文明氏を現地対策本部長として熊本に贈ったのであるが。地元などから多数の批判を受けたこともあり帰京。このまま更迭されると見られていたのである。<『松本副大臣が熊本で暴言、対策本部長を更迭か。but安倍は災害対策を売り物に』http://mewrun7.exblog.jp/24323965/>
『松本副大臣は、4月14日の地震発生後に熊本入りし、対策本部長として政府と被災地との連絡調整役を担っていた。2度の震度7、一時は10万人を超える避難者を支える重要任務だったが、その責任を果たしていないとの批判があった。
西日本新聞は21日、こう報じた。
「松本氏は食事におにぎりが配られたときに『こんな食事じゃ戦はできない』と不満を口にした。避難所への支援物資配布を巡って『物資は十分に持ってきている。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな』と、地元の自治体職員に声を荒らげたこともあったという」
朝日新聞も21日、こう報じた。
「松本氏は、16日の『本震』の後、政府と県を結ぶテレビ会議で河野氏に『食べるものがない。これでは戦えない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい』と要請。河野氏が手配し、熊本県関係の議員4人の事務所からおにぎりが届けられたという。本来は県側の要請と政府の対応を調整する場であるテレビ会議を使って、自身への差し入れを求めたことは批判を招きそうだ」(BuzzFeed Japan 16年4月22日)
『松本副内閣相によると、「河野(太郎)防災担当相に『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強く言われて参った」と力説したところ、知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示したという。(毎日新聞16年4月16日)』
mewは、これから震災復興への一歩を踏み出す大事な時期に、地元の被災者、役人や関係者の気持ちや考えがわからないKYな閣僚が、現地の対策本部長を務めることは決してプラスにならないと思うし。
このような人事を行なった官邸、ひいては安倍首相には大きな問題があると思う。(**)
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しかも、松本氏に関しては、妻所有のマンションに事務所を置いて、政治資金で家賃を払っていたことが判明。おまけに、こちらもガソリン代を地球何周分払っているという記事も出ていたりして。政治スキャンダルがいっぱいなのである。(@@)
松本氏の選挙区(東京7区)には、民進党の中では選挙に強い長妻昭氏がいるので、松本氏は比例復活で当選したのだけど。もし同日選が行なわれて、これらの評価やスキャンダル記事で票数が減ったら、09年のように比例復活もできず、完全な落選者になるおそれがある。(~_~;)
松本氏は、安倍首相の超保守仲間(日本会議所属)だし。稲田朋美氏率いる「伝統と創造の会」にもはいっている、安倍、稲田シンパ。
そこで、これはあくまでもmewの邪推だけど、このままじゃ、悪い評判ばかり立って、選挙がまずいと考えて(泣きつかれて?)、何とか救済策を講じてあげようと考えたのではないかと。
で、少し現地の状況も落ち着いて、ほとぼりも冷めただろうだから、やはり更迭するのはやめて、改めて実績作りのために、対策本部長として現地に送り返すことに決めたのではないかと察する。^^;
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松本氏の熊本での困ったちゃんぶりが、また週刊文春に報じられていた。(~_~;)
『本誌報道で更迭〉松本文明おにぎり本部長に熊本県庁が激怒
2016.04.27 12:02 週刊文春<週刊文春2016年5月5日・12日『特集』より>
「安倍総理に報告するために帰ります。(熊本に)また帰ってきます」
そんな言葉を残して、4月20日、被災地を去った松本文明内閣府防災担当副大臣(67)。熊本地震の現地対策本部長をわずか5日で“更迭”されてしまった。
再び熊本に入ると言うが……
小誌は前号で、松本氏が現地職員に対し「救援物資は足りているんだから文句は言わせない」と居丈高に言ったことや、「こんなメシで闘えるか」と抗議したことなどを報じた。
「現地でのお荷物ぶりは、早い段階で官邸の耳にも入っていました。文春が書くことがわかるとすぐ、官邸は本部長交代を決めました。継続性が必要な現地対策本部長は普通交代しないものですが……」(官邸関係者)
帰京した20日夜、安倍晋三首相に現地の報告をした後、松本氏は記者団のぶら下がり取材で釈明した。
「いかに食事ができなかったかについて語っていましたが、『酒と缶コーヒーを入手した』と説明し、後で慌てて酒を否定。また、国と県の情報共有に使うテレビ電話で、河野太郎担当相に自分たちへの差し入れとして、おにぎりなどを頼んだことを明かし、新たな火種を生んだ。釈明は30分に及び、河野氏はずっと横に立って待たされていた。その挙句、取材後に松本氏が先に車に乗り、大臣が見送っていました」(政治部記者)
翌21日には、総務委員会で釈明に追われ、小誌記事をこう否定した。
「まったく事実無根。私たちは食事の提供を受けたことは一度もありません」
小誌記者には「県庁の職員からおにぎりをわけてもらった。うまかったよ」と話していたのだが……。
「松本氏は都議上がりのたたき上げ。清和会所属の当選3回で、年功序列で副大臣が回ってきた。自民党が強い時しか当選できない“バブル議員”。悪い人ではないが、実務に弱く、空気が読めず、話が長いのが欠点です」(自民党関係者)
その欠点は、被災地でも発揮された。熊本県庁関係者がため息まじりに話す。
「17日に陸上自衛隊の指揮官が防災センターに来たんですが、松本氏が大きな声で『陸上自衛隊の偉い人が来ましたよー』と叫び、みんな拍手で出迎えるはめに。行方不明者の救命率が下がる“72時間の壁”が迫り、職員は寸暇を惜しんで仕事をしていた時でした。毎日2回の会議で冒頭、挨拶をするのですが、『官房長官から電話がくるんです』などと、どうでもいい話を毎回10分くらい続ける。挨拶が始まるとみんな下を向いていました」
小誌は松本氏を再び電話で直撃した。記者が「記事は事実無根か」と聞くと、
「まるで僕が啖呵を切ったような、自分のための食事を要求したような書き方で、そういう意味では事実無根」
と、20分近くとうとうと語る松本氏。ようやく「副大臣がお荷物だという声が複数出ていた」と問うと、
「それは不徳のいたすところとしか言いようがないんだけど、私は懸命に支援することを考えていて、16日の本震からは、厳しい発言をしたので、そのことが響いてるのかなと思ってる。高圧的、威圧的だったのかなとそういう反省はある。荷物になったっていうのは心外千万だけど、一体誰が言ってるんだろうと思う。率直に言ってくれたらよかったのに」
結局、電話は40分に及んだ。400人いても自民党議員の人材難は深刻だ。』
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しかも、先月末には、松本氏が妻所有のマンションに事務所を設けて、通算2千万円もの家賃を支払っていたことが報じられていたのである。(・・)
『松本副大臣の政党支部、18年から妻に事務所費2000万円
■親族へ政治資金還流か
熊本地震の政府現地対策本部長だった松本文明内閣府副大臣(67)=比例東京=が代表を務める政党支部が約10年間にわたり、東京都内のマンション一室に置く事務所の家賃として、この部屋を所有する松本氏の妻に計約2千万円を支出していたことが28日、産経新聞の取材で分かった。税金が原資の政党交付金を含む政治資金が松本氏の親族に還流していた形で、識者は「政治資金でマンションの購入費用を賄ったといわれても仕方がない」と指摘している。
関係者や不動産登記などによると、松本氏が代表の「自民党東京都第7選挙区支部」は、松本氏の妻が平成18年10月に購入した中野区内のマンション一室を事務所とし、毎月18万〜19万円余を事務所家賃として妻に支出。総額は約2千万円に上るとみられる。
マンションは築40年以上の12階建てで、事務所は6階の一室(約69平方メートル)にある。26年分の政治資金収支報告書によると、家賃は毎月19万1800円だった。松本氏の妻は産経新聞の取材に「母の遺産と私の貯金で購入し、事務所として賃貸契約を結んでいる。他人に貸せばもっと多くの家賃収入になる」と話した。
だが地元不動産関係者によると、この部屋の家賃相場は16万円前後で、差額分は親族への寄付に当たる可能性もある。相場より約3万円高い賃料について、松本氏の秘書は「相場が下がっているのであれば(賃料を見直す)検討の余地があるかもしれない」と話した。(中略)
事務所費をめぐっては、第1次安倍晋三内閣時代の18年に、佐田玄一郎行政改革担当相の政治団体が架空計上したとして辞任するなど複数の国会議員に波及し、政治問題化した。(産経新聞16年4月29日)』
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『松本副大臣の政党支部、ガソリン代3年間で510万円
松本文明氏が代表を務める政党支部は、平成24年以降、車5台分のガソリン代として3年間で約510万円を支出したとしており、識者から「多すぎる」との指摘も出ている。
自民党東京都第7選挙区支部の政治資金収支報告書によると、24年は23回にわたり計約144万円のガソリン代を支出し、25年は36回で約159万円、26年には35回で計約207万円を計上していた。
政治資金のガソリン代支出をめぐっては、民進党の山尾志桜里政調会長が代表を務める愛知県内の政党支部が、24年分の収支報告書で約230万円分を計上。「地球5周分に匹敵する距離を走った計算になる」といった指摘を受けた山尾氏は、会計担当だった元公設秘書が不適切な処理をした可能性が高いと釈明した。
燃費や当時のガソリン代などが異なるため、単純比較はできないが、山尾氏の選挙区の面積約260平方キロメートルに対し、松本氏が出馬した衆院東京7区(渋谷、中野区)は約31平方キロメートル。松本氏と同じ選挙区の民進党の長妻昭代表代行側の26年分のガソリン代は、軽乗用車1台分で約9万円だった。
松本氏の事務所は「当該政治団体の活動で使用したものを記載している」としている。(産経新聞16年4月29日)』
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安倍首相のアタマの中は、いまや5月のサミット、アベノミクス破綻をどうごますか、消費税&解散、憲法改正(心にプーチン?)などなどのことでいっぱいなわけで。
もはや、熊本や大分のことを考える余裕などなくなっているのではないかと思うし。しかも、こんなに問題のある副大臣を現地対策本部長として送るなんて、却って足を引っ張るだけで、被災者に対して失礼なのではないかとさえ思ってしまうmewなのだった。(@@)
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