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政界地獄耳 「押しつけられた」を考える
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1644354.html
2016年5月9日10時6分 日刊スポーツ
★連休中、ネットサーフィンを続けていると、面白い書き込みに突き当たる。ネット上には無責任な暴言や確認の取れない情報もおびただしく存在するが、その情報を見極める難しさもまた楽しいものだ。さて、気になったものをネットで拾ってみると共和党の米大統領候補・トランプが言うように日米関係を徹底的に洗いなおす必要が出てきたこともあるようで「『米国から押し付けられた憲法』というのならば『基地』『安保条約』『地位協定』『集団的自衛権』『米国債』『TPP』などはなぜいわない」というもの。そう考えるとほかにも通信、航空、牛肉・オレンジからTPPに続く経済交渉など、裁判員制度なども当てはまるかもしれない。我が国の風土や文化、合わないものも随分と含まれているようにも感じる。
★改憲派の政治家の理屈に「米国に押し付けられた憲法」という“決まり文句”があるが、その他の問題はいずれも日本サイドが進んで、または好んで提供、批准、参加しているものではない。つまりこれらも「押し付けられたもの」といえそうだが、しかしながら憲法以外は米国の顔色を見るように積極的に進めたがる、つまり押し付けられたとは思っていないように見えるというのは素朴だが基本的な疑問だ。
★となれば、「押し付けられた憲法」さえ自主憲法になれば、他のことは我慢できるというほど改憲保守層は自国に対して自虐的なのかとも思ってしまう。「日米関係は良好に保ちたいが、憲法だけは押し付けられて許さん」ということならば、憲法は押し付けられたとしても改正は自国の国民が了解すれば押し付けられたものから解き放つことは可能だ。しかし、他の“押し付けられた”ものはいずれも何らかの国民や国内に被害や迷惑、反対者のいる問題だ。「押し付けられた憲法」の改憲論者で日米関係重視派の政治家とは、一体何を目標に、誰のために働くつもりなのか。(K)※敬称略
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