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予備選も終盤に近づいてきたが、共和党主流派はいぜんトランプを認めていない。ジェフブッシュ等は大統領本選でトランプに投票しないとまで言っている。このような状況が続くということは、党大会でも一本化できず、どちらが正式候補になろうとも本選でトランプと他の共和党候補が両立する可能性が高いと言う事だ。
となるとクリントン圧勝かと思いきや、民主党側も同様にサンダースとの競り合いが続いている。こちらは党大会までもつれ込むが、サンダース支持者が怒っている事は民主党の特別代議員制度と言うやつだ。これは州の民主党のお偉方に割り振られた多くの代議員枠の事だ。もし、党大会までに特別代議員以外でサンダースがクリントンを上回ることにでもなったら、党大会はもめにもめるだろう。したがって民主党側でもサンダースが民主党を出て、独立候補になる可能性も否定できないのだ。また、クリントンは例の私用メールで国家最高機密事項のやり取りをしていて、FBIに取り調べを受ける可能性もあるのだ。そして何より、保守的白人はクリントンが大嫌いで信用できないと来ている。
これら民主党と共和党の候補者一本化の失敗はアメリカの二大政党制がそろそろ終焉を迎えている事を示している。
そして、両党から計4名の候補者による四つどもえの大統領候補の本選が行なわれる可能性が高まっている。
少なくとも今後は、予備選システムの終了が検討されうるし、もし、民主党と共和党の正式候補以外の大統領の出現が起こった場合は、議会も割れて、2大政党制が崩れる可能性もある。忘れてならないのは同じ小選挙区制の英国でも2大政党制が完全に崩壊の状況に陥っていると言う事だ。
というわけで、何百年も遅れて二大政党制を目指すジャパンの政治家と与野党よ。次期選挙の最大の争点は小選挙区制を維持するか、中選挙区制に戻すと言う事ではないのかね。小選挙区制度が議会の3分の2を超える不安定極まるオセロゲームのような議会状況を生んだのだから。
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